ベイエリアの景色を独占!今泊まりたい新ホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」<体験レポ>
東京・竹芝駅より徒歩3分の場所にある「メズム東京、オートグラフ コレクション(mesm Tokyo,Autograph Collection)」は、自然豊かな浜離宮恩賜庭園と隅田川、そして東京スカイツリーといった観光名所を望むラグジュアリーホテル。優雅な時間の流れと開放感に浸れる空間は、東京在住の方があえて都内でホテル泊をするご褒美旅や、仕事がてら休暇を楽しむワーケーション先としてもぴったり。旅の形が多様化している今泊まってみたい、最新ホテルをご紹介します。
目次
東京の“今”を感じるウォーターフロントのホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」とは
JR山手線の浜松町駅から徒歩6分、ゆりかもめ竹芝駅より徒歩3分。「メズム東京」は、同ホテル・オフィス・商業施設・劇場などで構成される「ウォーターズ竹芝」のタワー棟16階~26階に、2020年4月に開業したラグジュアリーホテル。
ホテルのブランドコンセプトは「TOKYO WAVES」。天井の高いロビーラウンジを抜けると、その先には、浜離宮恩賜庭園とウォーターフロントを一望する美しい景観が広がり、ロビーフロアには、本格フレンチをビストロノミースタイルで提供するレストラン「シェフズ・シアター(Chef’s Theatre)」、“アーティストのアトリエ”がテーマのバー&ラウンジ「ウィスク(Whisk)」があります。
特筆すべきは、客室やロビー、クラブラウンジから楽しめるウォーターフロントという立地ならではの景観の良さ。浜離宮恩賜庭園と東京湾に注ぐ隅田川の水辺景観とそれらを取り囲む高層ビル群、そして正面には東京スカイツリーの眺望を楽しめ、遥か昔から変わらぬ風景と都会のエネルギーが融合した、まさに東京の“今”を感じるパノラマビューが魅力。
夜にはロビーラウンジにてピアノやヴァイオリンをはじめとした様々な音楽の無料ライブが披露され、生演奏をBGMに、ビルの明かりが水面に反射するドラマティックなベイエリアの夜景を堪能できます。宿泊はもちろん、お食事だけ利用するカップルの姿も何組も見受けられました。誕生日や記念日など特別な日のデートにもおすすめです。
デザインのこだわりが散りばめられたガーデンビュールーム
ホテル17階から26階に位置する客室は、スイートを含む全265室。「メズム東京」では客室で過ごすひとときがゲストの人生の新たなチャプター(一章)であってほしい…との想いから、ルームタイプを小説や演劇で用いられる“chapter”で区分しています。
chapter1~4のうち、今回宿泊したのは「チャプター1」のツインベッドのお部屋。まずドアを開けると、扉の脇に飾られたホテルオリジナルデザインのベアブリックがお出迎え。広々とした高級ベッド、ガラス張りのバスタブ付きのバスルーム、そして開放的な竹芝ベイエリアの風景を独り占めできるバルコニー付き。
Wi-Fiはもちろんのこと、サブスク動画配信サービスも一通り導入されたスマートテレビや雑誌読み放題のタブレットも完備。このところ需要の高まっている近場のホテルへのおこもり旅や、中長期のワーケーション利用にも適した設備が非常に充実しています。
備え付けのピアノはオーディオ再生機能付きで、クラシックの名盤60曲を室内BGMに流したり、Bluetoothを使ってお手持ちのスマホから好きな音楽を流す時のスピーカー代わりとして使うことも。音漏れが気になるかもしれませんがご心配なく、遮音性の高い壁で防音対策もばっちりなんだそう。
バスルームは全室バスタブ付き。洗面台にある大きな本を開くと、中には歯ブラシやコームなどのアメニティ類が!単にデザインが素敵なだけでなく、こういった遊び心が散りばめられている点も「メズム東京」の魅力。1日の終わりにミネラルたっぷりのエプソムソルトを入れてゆったり入浴して疲れをいやしましょう。
さらに、各部屋に備え付けの「猿田彦珈琲」のオリジナルブレンドのスペシャルティコーヒーや抹茶や紅茶、ミニクーラーにあるビール、ソフトドリンク類もコンプリメンタリー(無料)。風が気持ち良いテラスで景色を堪能する時のお供にどうぞ。
規格外の広さ!バルコニーの広さは都内随一のスイートルーム
ちなみに「メズム東京」の最上階スイートルーム「チャプター4 スイート リュクス」は規格外の広さ。内装の豪華さやしつらえはもちろんのこと、特筆すべきはバルコニーの大きさ。こちらのバルコニーだけで60平米の広さなんだとか…。都心のホテルでここまでの規模感のバルコニーが部屋に備え付けなのはなかなか珍しいんです。デイユースでの時間貸しも受け付けているそう。
「シェフズ・シアター」で視覚と味覚が喜ぶご褒美ディナーを堪能
「メズム東京」唯一のレストラン「シェフズ・シアター」は、日本の伝統的なモチーフや波からインスパイアされた、繊細でダイナミックなアートが目を引く空間で、スタイリッシュにアレンジしたフランス料理を、オープンキッチンのライブ感とともに楽しめるレストラン。
今回頂いたのは“Promenade - 秋の散歩道 -”と名付けられた秋限定のディナープログラム(コース料理)。「シェフズ・シアター」というレストラン名の通り、劇場で演目を楽しむように美食体験ができます。
食感や調理法にこだわったフォアグラ、鱸、エスカルゴ、ムール貝のアミューズにはじまり、プログラム名通り“秋の散歩道”を彷彿とさせる色とりどりの季節野菜やオマール海老のプレート、鱈のソテー、そしてメインの蝦夷鹿のロースト。ジビエ特有の臭みが一切なく、脂身控えめの上品な味わいで大人の舌に合う肉料理といったところ。
食事のお供に、レストランに隣接する、「アトリエ」がコンセプトのバー&ラウンジ「ウィスク」のカクテルも注文可。中でもおすすめは、世界の絵画にインスパイアされたユニークなミクソロジーカクテル。全18種類のいずれも、色使いや見た目だけではなく香りや味に至るまでこだわっているので、アート鑑賞するようにまずは視覚から楽しんでみて。
食後のデザートは、甘酸っぱいカシスと栗ののった初霜という名前のデザートサンドでこちらもまた絶品。甘さ控えめでお腹いっぱいでもいつの間にか食べきってしまう上品なお味。最後は一口サイズのチョコレートのプティフールと締めのハンドドリップコーヒーを味わいつつ、窓際席から東京のスタイリッシュな街並も満喫しながら、心もお腹もいっぱいになれる大満足の時間を過ごすことができました。
お代わり可能が嬉しい!朝からお腹いっぱいになれるご褒美朝食
「メズム東京」の朝食は、人気のエッグベネディクト、オムレツやパンケーキ、フランスジュラ地方の郷土料理などからメインを選べるプリフィクススタイル(2020年10月現在)。
寝起きの体に染み渡るフレッシュフルーツのスムージーやビネガードリンク、サラダ、フルーツ、ヨーグルト、野菜のグリル、焼き立てペイストリーやマフィン…実はこれらが全てお代わり自由!もちろんどれを食べても美味しいものばかり。朝食だけ利用したくなる人がいるのも納得の充実ぶりです。
以前は、あまり人の気配がなく古い倉庫があるイメージが強かったものの、近年都市開発が進み、「ウォーターズ竹芝」のみならず新たなスポットが続々誕生して魅力を増している竹芝エリア。そんな竹芝の最新ホテル「メズム東京」は、カルチャーや様々な要素を取り入れ、アップデートし続ける東京の“今”を反映したホテル。
浜離宮恩賜庭園を望む歴史と文化を感じるこの地で、国内外から集まるゲストに東京の“今”を感じて欲しい。そんな想いが至る所から伝わってくる、一歩先のラグジュアリーを五感で味合わせてくれる素敵なホテルです。(女子旅プレス/modelpress編集部)
メズム東京、オートグラフ コレクション(mesm Tokyo,Autograph Collection)
住所:東京都港区海岸一丁目10番30号 WATERS takeshibaタワー棟 1階、4階、16~26階
※新型コロナウイルス感染症対策に伴い、一部施設は臨時休業・営業時間を変更。詳しくは公式サイトを確認。
■電車を利用の場合:
・JR山手線・京浜東北線/モノレール 浜松町駅より徒歩6分
・新交通ゆりかもめ 竹芝駅より徒歩3分
・都営大江戸線/浅草駅 大門駅より徒歩7分
※羽田空港から浜松町駅まで約20分
※成田空港から浜松町駅まで約80分
■車を利用の場合:
首都高速都心環状線 芝公園出口からホテルまで約5分
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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