温泉×癒し!春夏の旅行は草津温泉でちょっと大人な女子旅を
“群馬の避暑地”とも呼ばれる草津温泉は、温泉が恋しくなる冬は言わずもがな、気温が穏やかで緑が鮮やかな春夏の旅行もおすすめなんです。湯畑周辺の人気スポットもこの時期は普段より空いていて狙い目かも!グリーンシーズンならではの屋外アクティビティや穴場的グルメスポットまで、春休み~初夏のシーズンにおすすめの、ちょっと大人な草津観光の過ごし方をご紹介します。
湯畑前の日帰り温泉「草津温泉 御座之湯」で浴衣をまとって散策へ
草津のシンボル・湯畑を起点として、ホテル、飲食店や土産物屋とあらゆる見どころが集まっている草津温泉。せっかく温泉街をぶらりと散策するなら、浴衣でお散歩も情緒があっていいのでは?
草津温泉を代表する公衆浴場「草津温泉 御座之湯」では浴衣のレンタルサービスを行っており、約20種類のバリエーションから好きな色・柄の浴衣と帯を選んで、自分好みの着こなしを楽しめます。
着付けからヘアメイクまで施設のスタッフがお支度してくれるので、30分程度であっという間に艶やかな浴衣姿に変身。髪型も浴衣姿もばっちりきまっていると、旅の記念の写真も一際映えて、美しく魅せられますね。湯畑のすぐ目の前という絶好の立地なので浴衣の返却もしやすくとっても便利です。
なお、浴衣レンタルプランには「御座之湯」の入浴料金も含まれているので、観光を楽しんだ後は疲れを癒しに温泉へ。
「御座之湯」には、古くからの温泉街の湯治文化を表現した空間に「木之湯」「石之湯」と趣の違う2つの浴室があり、それぞれ男女日替わりで入れ替え。どちらも2階分相当の天井高で開放的な気分で湯浴みを楽しめます。湯畑源泉と万代源泉の2種類を引いており、ひとつの場所でお湯比べができるという施設はなかなか珍しいのだとか。
2階にある45畳の大広間は、ごろんと寝転んでひと眠りできるほど広く、ガラス窓の向こうに湯畑一帯を一望できます。脱衣所の隅の昇り階段は、そのまま大広間のフロアにつながっているので、うっかり脱衣のまま上がってしまわないように注意して。
なお受付にて、「御座之湯」を含む系列3施設の温泉施設を巡る有効期限なしの“三湯めぐり手形”があり、こちらを使うとトータル750円お得に入浴できるので、湯めぐりをするならこちらを上手に活用してみて。今後、草津を訪れる予定がある方へのお土産としても喜ばれそう。
■草津温泉 御座之湯
住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津421
電話番号:0279-88-9000
営業時間:4月1日~11月30日 7:00~21:00(最終入館は20:30まで)12月1日~ 3月31日 8:00~21:00(最終入館は20:30まで)
休業日:無休(ただし、メンテナンス休館あり)
料金:大人800円、子供400円
丁寧に淹れたコーヒー&和スイーツをいただける大人の喫茶店「奈良屋 喫茶去」
草津は町全体に坂道が多い形状なので、休みやすみ観光を楽しみたいところ。街歩きの合間に創業明治十年という伝統あるお宿のカフェ&バー「喫茶去(キッサコ)」で一休み。
飲食店や土産物屋が並ぶメインストリート、西の河原通り沿いにある「喫茶去」は、老舗旅館・奈良屋に併設されたカフェ&バー。店名の“喫茶去”は「どうぞ、一服召し上がれ」という意味合いの禅語からきているそう。
喫茶専用の出入り口があり、10時~18時は宿泊者以外の利用も受け入れています。
おすすめは、こだわりの豆から一杯ずつサイフォンで丁寧に淹れるコーヒー、そして黒ゴマやお茶など和素材を取り入れたパフェやケーキなどの甘味の数々。「ぐんま梅ダッチ珈琲」という群馬の梅酒のコーヒー割りや、酸味控えめな「氷温熟成珈琲」などコーヒー好きなら目を引くようなメニューばかりです。
今回は、草津と同じ標高1,200m以上のインドネシア・スラウェシ島で収穫された高品質な豆から淹れた「トラジャ珈琲」、群馬県吾妻郡の名産品・花豆のコーヒー「花豆珈琲」を注文。
「トラジャ珈琲」は心地よい酸味がある一方、「花豆珈琲」は花豆パウダーが焙煎したコーヒーに混じっていて、ほんのり花豆の風味と香りを感じられます。華やかな有田焼のカップでいただけるというのもなんとも贅沢。美味しいコーヒーが一層特別に感じられます。
デザートの「コーヒーゼリーアフォガード」はエスプレッソの代わりに濃い抹茶をかけて。トッピングのわたあめに上から抹茶をかけることですっと溶け、バニラアイスやコーヒーゼリーの甘さに抹茶のほろ苦さが絶妙に絡み合います。「黒ごまのぱふぇ」は抹茶&バニラアイスやわらびもち、黒ごまぷりん、白玉、あんこなど素材がふんだんに使われていて食べ応え満点。
木の温もりを活かしたモダンな空間で、落ち着いてカフェタイムを過ごせる素敵な一軒です。
■奈良屋 喫茶去
住所:群馬県吾妻郡草津町草津396
電話番号:0279-88-2311
営業時間:カフェ&ショップ10:00~18:00
バー18:00~22:00(ご宿泊様専用)
休業日:無休
思わず写真を撮りたくなる!草津温泉の“お稲荷さん”にお参り「草津穴森稲荷神社」
草津温泉の最西端にあることが名前の由来とされる西ノ河原公園。川の底から源泉が噴き出すことで湯けむりに包まれる風光明媚なこの場所を、高台からそっと見守るように「草津穴森稲荷神社」が鎮座しています。
こちらの神社は、衣食住を支える豊受姫命を御祭神とする穴守稲荷神社の分社。1970年頃、草津へ湯治に通っていた東京の染物屋の主人が、病気平癒の記念にと、常々信仰していた穴守稲荷を分霊して勧請しました。
重なるように連なる鳥居の朱色が、草木の瑞々しい緑に映えてなんとも風情があり、思わず写真を撮りたくなります。朱色の鳥居に囲まれた急こう配の階段をのぼっていくと、一対の狐に守られるこじんまりとしたお社が。
このお社の横には“招福の砂”という特別な砂があり、持ち帰って自宅に撒くと御利益を受けられると言い伝えられています。お社の横の小さな奉納箱に納められているので、縁起物の砂にあやかりたい方は参拝がてら授与を受けてみてはいかがでしょう。
■草津穴森稲荷神社
住所:群馬県吾妻郡草津町西ノ河原公園
休業日:無休
料金:無料
夢のジェラート食べ放題!冷たい甘さに疲れも癒される「グランデフューメ草津」
あちこちお散歩をしてちょっと汗ばんだら、ホテルに帰る前に冷たいおやつを。
「グランデフューメ草津」は、ジェラートの濃厚さとソフトクリームの滑らかさが合わさったイタリアンジェラートと種類豊富なご当地ラスクを主に扱うスイーツショップ。こちらには店内奥にイートインスペースがあり、イタリアンジェラートをブッフェ形式で楽しめるんです。
ジェラートの食べ放題は大人880円、小人440円(各税込)時間制。ジェラートは常時4種類があり、今回の訪問時には濃厚な牛乳の美味しさが詰まったミルク、コク深い甘さのミルクチョコレート、さっぱり爽やかなヨーグルト、期間限定のスイカがラインナップしていました。
カップを購入したら、サーバーから好きなジェラートを絞って、トッピングコーナーでラスクやチョコ、コーヒービート、フルーツミックス、ソースやチョコスプレーなど10種類からトッピングをかければ、自分好みの“MYジェラート”が完成。
どのジェラートも個性があってとても美味しく、特に取材陣の間ではヨーグルトがさっぱりと飽きの来ない甘さだと好評!珍しいスイカのフレーバーもあの瑞々しくフルーティな香りが感じられ、スイカ好きには堪らないお味でした。サックサクのラスクやソースの組み合わせによってより美味しさの幅も広がります。
併設のショップでは、オリジナル製品の草津ラスクが12~13種類ほど並ぶほか、季節によって限定品も登場。店舗を訪れる時期によって何があるかはお楽しみ。トッピングコーナーでラスクを食べ比べしておいて、ショップでどの味をお土産に買うか選んでおくのもおすすめです。
湯畑からも歩いて6分なので、観光後に立ち寄ってジェラートを食べつつお土産を見繕ってみて。
■グランデフューメ草津
住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津594-4
電話番号:0120-066-862
営業時間:10:00~17:00(季節により変動あり)
休業日:無休(季節により変動あり)
女子旅にぴったりのご褒美ルームで温泉&サウナも満喫「草津温泉 喜びの宿 高松」
湯畑より徒歩5分。「草津温泉 喜びの宿 高松」は、 和の温もり溢れる全103室の客室と、4つのダイニング、ラウンジ、温泉大浴場、お土産品が揃うショップコーナーなどを擁する温泉ホテルです。
麻の葉文様の細工が美しい純和風のエントランスを抜けると、2024年4月にリニューアルした奥行きのあるフロントロビーラウンジが広がります。こちらでは16~18時までドリンクのワンドリンクサービスを実施。コーヒー、紅茶などのソフトドリンクに、生ビール、ウイスキー、焼酎とアルコールもあるので、夕食前や観光後のひとやすみに利用してみて。
「草津温泉 喜びの宿 高松」では、畳敷きの和室から機能的な洋室まで様々なタイプの客室を用意しています。中でも2023年4月オープンの新客室「天弓(てんきゅう)」は特別な女子旅やカップルから人気の一室。
半露天風呂+サウナ+水風呂+リビング+ベッドルームから成る、最上級グレードに位置づけられる特別室で、最大5名まで宿泊可能。
こちらの特徴として、専用の半露天風呂、水風呂、サウナがあり、源泉掛け流し温泉をお部屋で好きなだけ楽しめます。客室風呂があるのは全館で「天弓」を含む3室のみ。
入浴後やサウナ後に水風呂でクールダウンした後、そのままバルコニーで外の風を浴びながら外気浴できる気持ち良さは格別。サウナ室前に冷蔵庫と冷えたドリンクも用意されていて、“サウナー”にもたまらない一室です。
家具や調度品もこだわっており、リビングスペースには大きな革張りのL字ソファやハンモックを配して、リラックスしやすい空間を演出。ミニキッチンには各種グラス類やコーヒーマシンなども一通り揃っているので、部屋飲みも楽しめます。
またこちらの「天弓」に宿泊すると、通常時とは異なり、夕食の懐石がA5和牛のシャトーブリアンやブイヤベースなどワンランク上のお料理にグレードアップされるほか、朝食をバイキングでなく個別で用意してもらえるというサービス付き。
2人で1泊最安5万台/人〜なので、ご褒美的な女子旅や記念日利用がおすすめ。プライベートな空間で心身を存分に“ととえる”至福の時間をどうぞ。
■草津温泉 喜びの宿 高松
住所:群馬県吾妻郡草津町草津312
電話番号:0279-88-3011
休業日:無休
草津温泉スキー場でグリーンシーズンならではのハイキング
草津温泉は、夏の平均気温が25度と猛暑日が続く都心と比較すると非常に快適。冬はウィンタースポーツ客で賑わう「草津温泉スキー場」では、爽やかな高原の環境を活かし、グリーンシーズンならではのアクティビティを提案しています。
夏の天狗山を活用した「天狗山プレイゾーン」では、通年営業のジップラインや巨大ブランコに加え、マレットゴルフやパターゴルフ、草津温泉一帯の大パノラマを一望できる天狗山テラスなどグリーンシーズンだけの楽しみが満載。天狗山も自らの足で歩くハイキングコースも整備されています。
ハイキング初心者~上級者向けまで自分のレベルに合ったコースを選べるので、山歩きに慣れていない方でも安心。高原の涼しさを感じながら、季節の草花が見ごろを迎える山道を歩けば、草津の自然の美しさを全身で体感することができます。
また「草津温泉スキー場」では現在、スキー場全体のブランド力向上を目的に、段階的なリニューアルを実施中。
その一環として、2023年に新登場した「パルスゴンドラ天狗」は、ゴンドラ自体が一面ガラス張りになっているため、ゲレンデの鮮やかな緑を存分に堪能できるのが特徴です。
中でも3連結のうち1台は床面もガラス材という特別仕様。そのため足元に視線を向けるとガラス越しに地上が丸見えでちょっぴりスリリング。アトラクション感覚で一味違う空中散歩を楽しめることでしょう。
なおこちらのゴンドラは毎週土曜日および一部日程でナイトゴンドラとしても運行。きらめきに包まれたゴンドラでゆったり夜の遊覧というのもまたロマンティックですよ。
■パルスゴンドラ天狗
住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津字白根国有林158林班
料金(往復):大人1,500円、子供1,000円
草津の穴場的グルメスポット「鮨おおぜき」で絶景鮨ランチ
ゴンドラで天狗山頂上に到着したら、展望施設「クリスタル天」内のレストランでランチタイムといきましょう。
こちらには「鮨おおぜき」というお食事処があり、標高1,370mから一帯の山々と草津温泉街の絶景を眺めながら、江戸前のお寿司や海鮮丼をいただけます。
元々ゲレンデにあったレストハウスを建て替えしたお店で、店内はカフェさながらの綺麗さ。カウンター席や展望デッキ兼テラス席もあり、外のテラス席はお鮨屋さんとしては珍しくワンちゃんを連れての利用もOKです。
おすすめはおまかせ握りと贅沢ねぎとろ丼。価格帯は松竹梅の3段階あり、高くなるほど素材が豪華になるそう。せっかくなので贅沢に、握りの頂と贅沢ねぎとろ丼の特上とそれぞれ1番高いものをオーダー。
握りは赤身や白身など12種ものネタが贅沢にずらり。おまけにいくらの小鉢まで付いてきます(季節や仕入れ状況によって、ネタが変更になる場合があります)。贅沢ねぎとろ丼は、ねぎとろの上にウニ、イクラ、蟹までのっていてメニュー名にたがわぬ贅沢さ!別皿の鯛のごまだれ漬けを丼にのせて、後半は出汁茶漬けとしてもいただけます。
ほかにも、刺身盛り合わせ、まぐろづくし丼、群馬の地酒、花豆のロールケーキなどのデザートもありますよ。ゲレンデ内の食事処ということもあり、まだまだ穴場のグルメスポットなので、ぜひ美味しいお鮨と一緒に絶景を楽しんでみて。
■クリスタル天 鮨おおぜき
住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津字白根国有林158林班
電話番号:0279-88-7373
営業時間:9:30(食事10:30)~16:00(LO15:30)
休業日:毎週水曜日(祝日を除く)
「日本三名泉」と呼ばれる日本屈指の温泉どころである草津温泉。近年は開発により新しいスポットも次々と誕生し、温泉街として進化を続けているので、何度訪れても楽しい場所。学生の時に訪れたことがある方も、久方ぶりに大人女子旅で訪れればきっと新たな魅力に気付かされることでしょう。
そんな草津温泉の最新情報なら草津温泉観光協会ホームページ「湯Love草津」を要チェック。春夏シーズンの観光スポット情報や季節のイベント情報まで、旅行前に知りたい情報が広く網羅されています。温泉、歴史、地元グルメ、お土産などテーマ別の情報ページもあり、知りたい情報がきっと見つかるはず。
春夏だからこそ昼夜通じて観光がしやすく、時間も最大限活用できるはず。今回ご紹介したスポットを参考に、グリーンシーズンならではの草津温泉女子旅を満喫してみてはいかがでしょうか。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:草津温泉観光協会
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。