夢中になれる新しい世界へ、環境に優しくスリリングなエンタメ体験してみない?
時には新しい世界に触れてみたい、何か夢中になれる体験がしたい…そんなあなたにぜひ知ってほしいのが電気自動車(EV)レース、「フォーミュラE」の世界。映画さながらに間近で繰り広げられるカーチェイスは手に汗握るほどスリリング。また、チケット不要のファンビレッジでは、歌やダンスステージ、飲食など各種イベントが満載で、気軽に現地の空気感に浸れるんです。2025年の日本開催(東京・有明)も予定されている「フォーミュラE」の魅力をお伝えします。
スピード感満載のレースに夢中!熱く刺激的な「フォーミュラE」の世界
「フォーミュラE(フォーミュライー)」の呼び名で親しまれる「ABB FIAフォーミュラE世界選手権(ABB FIA Formula E World Championship)」とは、世界初の電気自動車で順位を競う、国際カーレースのこと。ガソリンを必要としないため二酸化炭素の排出がない、カーボンニュートラルが認証された唯一のスポーツでもあるのです。
「フォーミュラE」は2014年の初開催を皮切りに、これまでモナコ、ブラジル、サウジアラビア、アメリカ、メキシコ、香港など世界各国の都市を舞台に熱いレースを繰り広げてきました。
一般道路を閉鎖して会場を設営するので、レース期間は普段生活している市街地がサーキットに変貌。基本的に予選から決勝まで1日でコンパクトに実施されます。市街地サーキットでの激しいカーチェイスはまるで映画のワンシーンを見ているかのようにスリリングで刺激的。
また、一般的なレースカーがエンジンを搭載する車両であるのに対し、「フォーミュラE」は電動モーター車で速さを競うという点が決定的に異なります。
走行に必要な電気エネルギーはバイオ燃料を使って発電され、排ガスがなく騒音も小さいので、間近でレースの攻防戦を目撃できることも魅力のひとつ。電気自動車レースの最高峰であることから“電気自動車のF1”とも言われています。
地球にやさしく、サステナブルなエンターテインメントの形
日進月歩で進化するEV技術のイノベーションと共に、モータースポーツの可能性を切り開いてきた「フォーミュラE」。レーサーが白熱のレースを繰り広げ観客を沸かせる一方、その走りを影で支えているのが自動車メーカーの存在です。
自動車産業においてEVはまだまだ発展途上段階の分野。EVに携わる技術者なくしてイノベーションの進化は起こりえません。「フォーミュラE」は自動車メーカー各社の情熱が生んだEV技術の結晶を、会場で実際に目にすることができる貴重な場でもあります。
「フォーミュラE」が盛り上がるほど、EV技術のノウハウや知見が増え、そこから新たな開発に寄与し、今後の市販車の開発や電気自動車の普及を後押しすることにつながっていく。そんな好循環を生むフォーマットでもある「フォーミュラE」は、地球規模での課題でもある脱炭素を達成し、環境負荷が少なく持続可能な、この時代にふさわしいエンターテインメントの形なのです。
2024年は待望の日本初開催が実現!約2万人がレースに熱中
これまで世界各地を巡回してきた「フォーミュラE」ですが、2024年3月には待望の日本初開催が実現しました。東京・有明でフォーミュラE世界選手権2023/2024年シーズン10 第5戦として開催された「TOKYO E-PRIX(トーキョー・イープリ)」には、国内外からおよそ2万人が集結。
日本開催を待ちわびていたファンの眼前で、世界各国から集結したレーサー達が手に汗握る公道レースを展開。一刻一秒を争うリアルな攻防戦とハイスピードな走りで、沿道に集まった大勢のファンを沸かせていました。
ライブステージや飲食など楽しみが満載の無料入場エリア「ファンビレッジ」
「フォーミュラE」で、もう一つ知っておきたいのが、様々なエンターテインメントコンテンツを提供する「ファンビレッジ」の存在。有料チケットがなくても入場可能なこのエリアでは、レースのライブビューイングが楽しめるなど、会場の空気感に誰もが気軽に触れることができます。
最新マシンの展示、レーシングシミュレーター体験、アーティストの音楽やダンスのライブパフォーマンスのステージ、飲食店・物販のブース出展と様々な企画が用意され、2024年の東京大会でも「ファンビレッジ」の無料開放を実施。会場は大人から子どもまで様々な体験を楽しむ人々で賑わっていました。
初心者はまずここでレースの無料観戦をしながら、各種コンテンツを楽しむことで「フォーミュラE」にハマるきっかけとなるかもしれません。
日本で2度目の世界大会が開催決定!2025年大会はダブルヘッダーでの開催
興奮の日本初開催から約1年。今年も「フォーミュラE」の東京大会「Tokyo E-Prix」の開催が決定しました。東京・有明で開催される今年の「Tokyo E-Prix」は、2025年5月17日(土)~18日(日)の2日間、ダブルヘッダー(※決勝戦が2日間で2連レース開催されること)での開催。
ポルシェや日産など大手自動車メーカーを含む11チーム、22名のドライバーの参戦が予定されています。東京ビッグサイト周辺に造られる特設サーキットを舞台に、どんな白熱のレースが展開されるか今から待ち遠しいですね。
また、2025年大会の目玉としてファンの注目を集めているのが、昨年12月開幕の「フォーミュラE」シーズン11より導入された、「フォーミュラE」史上最速を誇る最新型マシン「GEN3 Evo」の日本初公開。
先代のGEN3からの改良を経て、パフォーマンスやエネルギー効率などの面で大きく進化を遂げ、0-60 mph(0-96.5 km/h)加速をわずか1.82秒で達成。現行のF1マシンよりも30%上回る加速性能を誇る、まさにEV最新技術の結晶と言える最新型レーシングカーです。優れたグリップ力で、力強く、俊敏な走りを見せる最新マシンがどのようなドラマを生み出してくれるのか期待です。
さらに2025年大会でもファンビレッジの無料開放を実施。大型スクリーンでの日本語のライブ解説、ピットレーンでのドライバーインタビュー、最新の試作品や次世代レースカーの展示、豪華賞品を賭けたレーシングシミュレーターゲームなど、さまざまなコンテンツが企画されています。
チケット種別(※)は、最もスタンダードなグランドスタンドA/B/C、グランドスタンドでの観戦券+ホスピタリティラウンジ利用券やピットウォーク券が付いた特別な「ホスピタリティラウンジチケット(仮称)」、およびVIP専用ラウンジ「EMOTION CLUB」の計5種(予定)。コーナーでのポジション争いを目撃するか、はたまたフィニッシュ間際の攻防を見届けるか、席のポジションによって観戦時の印象が異なるのもレースの醍醐味。
レーサーと自動車メーカーが闘志を燃やし、観客の応援や歓声も一体となって会場全体が熱を帯びる「フォーミュラE」。エキサイティングかつ環境にやさしいレースをぜひ現地で観戦してみませんか。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元: FORMULA E RACE OPERATIONS LIMITED
※グランドスタンドAおよびCには車いす利用者向けの席もあり。料金は一般と同様、但し1名まで同伴者無料。