愛媛の“折り紙自販機”が話題、ワンコインのプチプラ折り紙が素朴で可愛い
愛媛県・内子町で、美しい手作り折り紙を販売している“折り紙自動販売機”がネット上でにわかに話題を集めています。誰が作っていて、どんな折り紙が売られているのか?値段や種類など気になる点を聞いてみました。
ネットで話題の「折り紙自動販売機」って?
のどかな田園風景が広がる田舎町の一角にぽつりと佇む「岡野商店」。レトロな青いトタン屋根の軒先に設置された折り紙自動販売機では、2008年頃から、岡野さんが作った折り紙作品18種類を販売しています。
しゅりけん、紙ひこうき、ふうせんといったお馴染みの作品から、鳥、うま、かえるといった生き物モチーフの作品まで様々で、値段は10円・30円・50円の3段階。複雑な折り方であるほど値段が上がりますが、すべて小さな子どもがお小遣いで買えちゃうようなかわいいお値段です。
季節限定の折り紙も登場
一番上の段は季節ごとに作品内容が変わり、1月はお正月、3月はひな祭り、5月は端午の節句、7月は七夕などと、時節を反映した折り紙7種類がずらり。
内子町は手漉き和紙産業が盛んに行われていますが、こちらの折り紙自動販売機で販売しているのは和紙で作った作品ではなく、普通の折り紙で作ったもの。和紙で制作もしていますが値段が高くなるから、という理由で自動販売機には並ばないのだそう。ちなみに下芳我邸では購入できます。
ネットで話題になったことからじわじわと知名度を広げている、内子町の折り紙自動販売機。岡野さんの手で丁寧に折られた美しい折り紙は、素朴だけれどどこか懐かしい、人の心をほっこり温かくしてくれる魅力をもっています。いつか近くに立ち寄る際は、自分自身で探してみたいですね。(女子旅プレス/modelpress編集部)
折り紙自動販売機
住所:愛媛県内子町平岡甲1555-3岡野商店
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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