スタバ×霧島酒造、2026年春開業のコラボ施設 飲食エリア、約80種の植物園や芝生エリア整備
スターバックス コーヒー ジャパンと霧島酒造株式会社は、宮崎県都城市に初のコラボレーション施設を2026年春に開業。建築家・隈研吾氏が建築を手掛け、飲食エリア、植物園、芝生エリアなどを備える。
スタバ×霧島酒造、共同開発のコラボ施設
2社共同プロジェクトとなる同施設は、霧島酒造本社増設工場北側の敷地内に建設される敷地面積4,685平米・1階建て。
建物は自然を感じながらゆったりと落ち着くことができるデザインで、屋内57席とテラス18席(予定)を用意。晒竹(さらしだけ)のゆるやかな曲面の天井、壁面にはスターバックスのコーヒー豆かすと九州南部の土壌を形成するシラスが混ぜ込まれた内装ボードを使用し、和の要素と自然の恵みを感じつつ、くつろぎながらコーヒーを楽しめる。
植物園
加えて、施設の象徴となるガラス張りの植物園も誕生。「暮らしを支える植物」「味覚で楽しむ植物」「彩りを添える植物」「水と共に生きる植物」の4つのテーマに沿った、約80種類の亜熱帯植物が楽しめる。
同園では、霧島酒造の焼酎を製造する過程で発生する蒸留温排水の熱エネルギーを活用することで、年間を通して、植物の様々な表情を楽しむことができる。また施設で利用する電力は「サツマイモ発電 100%」で運用する予定で、環境に配慮した施設運営を行う。
屋外の芝生エリアは、家族・友人でくつろぐことができ、小さな子どもが自然に触れあいながら遊べる場としてて開放。
さらに、エントランス横の階段を上った先には、霧島山や沖水川の雄大な姿を一望できる屋上庭園があり、都城の豊かな自然の魅力を感じながら特別なひとときが楽しめる。(女子旅プレス/modelpress編集部)
建設概要
建設場所:霧島酒造 本社増設工場北側(宮崎県都城市下川東4丁目)
建物構造:鉄骨造 1階建て
定休日:不定休
着工:2024年10月1日
オープン予定:2026年春
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