九州初上陸「ジブリパークとジブリ展」熊本で1月20日開幕 吾朗監督の仕事&ジブリパーク誕生の舞台裏を知る
ジブリパーク誕生の舞台裏を紹介する展覧会「ジブリパークとジブリ展」が、2023年1月20日(金)~3月26日(日)まで熊本県立美術館本館にて開催される。
「ジブリパークとジブリ展」九州初上陸
2022年11月、愛知県の「愛・地球博記念公園」内に開園した「ジブリパーク」。その制作現場を指揮する宮崎吾朗監督は、「三鷹の森ジブリ美術館」や「サツキとメイの家」を手掛け、映画『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』などのアニメーション作品を生み出してきた。
本展は吾朗監督の仕事とジブリパーク誕生の舞台裏を紹介することで、ジブリパークをさらに深く楽しんでもらうことを目的に開催される。チケットは日時指定の事前予約制。展覧会特設ショップも設けられる。
見どころは?
展示冒頭でまず来場者を出迎えるのは、映画『となりのトトロ』でおなじみの「ネコバス」。子どもから大人まで座って楽しめる。
展覧会ではジブリパークのメインエリア「ジブリの大倉庫」の「にせの館長室」を特別バージョンで展示。映画『千と千尋の神隠し』の湯婆婆が執務室で仕事に没頭する姿を見られる。
ジブリパークのエリアのひとつ「青春の丘」では、映画『耳をすませば』に登場するバロンに出会えるが、本展では、バロンを制作する過程で使用された素材や模型などを展示する。
2024年3月開園予定の「魔女の谷」には、映画『ハウルの動く城』に登場する「ハウルの城」が建てられる。本展では開園に先駆け、「ハウルの城」を建てる過程で使用された貴重な模型を展示する。
映画のワンシーンに入り込む体験も
「ジブリの大倉庫」で行われている3種類の企画展示のひとつが「ジブリのなりきり名場面展」。スタジオジブリ作品で描かれた印象的なワンシーンの中に入り、登場キャラクターになりきれる体験型の展示となっている。
本展にも映画『千と千尋の神隠し』のワンシーンが登場。海上を走る不思議な電車・海原電鉄でカオナシの横に座り、主人公の千尋になった気分を味わえる。
またサツキとメイの家を1/5サイズで再現した模型展示、内部の写真も公開。さらに、実際に使用されたパーゴラ(格子状の日除け棚、書斎のテラスに設置されていました)も本物と同じサイズで登場する。
さらに、東京都三鷹市の「三鷹の森ジブリ美術館」で昨年開催された企画展示「アーヤと魔女展」の再現展示も。2Dセルアニメーションと3DCGアニメーションの違いとは?背景美術や小物、食べ物の表現とは?スタジオジブリならではの3DCGアニメーションのつくり方、その制作の舞台裏を吾朗監督自ら解説する内容だ。
ほかにも、三鷹の森ジブリ美術館、映画『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』など、吾朗監督のこれまでの仕事を貴重な資料とともに一挙紹介する。(女子旅プレス/modelpress編集部)
ジブリパーク全容公開、ジブリ作品の世界に迷い込む公園施設にワクワク!
展覧会名称:KKT熊本県民テレビ開局40周年記念『ジブリパークとジブリ展』
会期:2023年1月20日(金)~3月26日(日)
会場:熊本県立美術館本館
〒860-0008熊本県熊本市中央区二の丸2番
問い合わせ:ハローダイヤル050-5542-8600(9~20時)
開館時間:9:30~17:15(入館は16:45まで)
休館日:毎週月曜日
観覧料:一般・大学生・専門学校生1,500円中学生・高校生1,000円4歳~小学生600円[すべて税込]
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