温泉宿「本館古勢起屋」山形・銀山温泉に2022年7月誕生
山形県尾花沢市に日本建築美を愉しむ温泉宿「本館古勢起屋」が、2022年7月1日に誕生する。
和の感性が宿る建築美を愉しむ時代宿
「本館古勢起屋」は、大正・昭和期に建てられ、登録有形文化財に指定されている貴重な建造物を、名工の手により、当時の佇まいをできるだけそのままに改修・再現した温泉宿。
大正・昭和初期、日本の建築様式に大きな影響を与えたアールデコ様式。これを職人達の手によって、和の感性で再構築した“洋風の和館建築”「ジャパン デコ」建築が当時盛んに造られ、「本館古勢起屋」も建物の特徴から、時代によって建て増しが行われ、1・2Fは大正期、3Fは昭和初期に造られたものと推定されている。
「本館古勢起屋」の今回の改修においても、出来る限り古材を再利用し、日本の伝統工法である「木組み」の技を用いるなど当時そのままの佇まいを再現。
客室は川または山側に面する全14室。1階には土間と囲炉裏のあるロビーラウンジの他、書家でもあった先代にちなんだ格調高い硯石を使用した風呂と、かつての銀山温泉の様式を再現したレトロな大正風呂を復刻。
滞在中の食事は飲食すべてが宿泊料金に含まれたオールインクルーシブを採用。夕食は温泉街の登録飲食店にて個々で味わう自由スタイルで、朝食は館内にて用意。
館内のアルコールを含むドリンクは、ロビーラウンジに設置したドリンクバーでセルフスタイルにて自由に楽しめる。(女子旅プレス/modelpress編集部)
『本館古勢起屋』概要
所在地:山形県尾花沢市大字銀山新畑412
電話:0237-28-2322・代表
客室数:14部屋
施設:客室、ロビーラウンジ、内湯(硯風呂・大正風呂)
情報:銀山荘
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