長野に古民家ホテル「ビャクナライ」元酒蔵など活かしたユニークな宿泊空間
長野県塩尻市奈良井の小規模複合施設内に新ホテル「ビャクナライ(BYAKU Narai)」が、2021年8月4日に開業する。
江戸時代より多くの旅人や商人達の往来により栄え、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている中山道の宿場町・奈良井宿(ならいじゅく)。この地において「奈良井宿古民家改修プロジェクト」と称し、約200年前の伝統的建造物等を改修し、ホテル・レストラン・酒蔵・バー・温浴施設・ギャラリーの6業態で構成された小規模複合施設として再生させる計画が進行中。本計画の一環で誕生する「ビャク」は、その名が示すよう、「地域に眠る百の体験をお客様に届け、百年前の建築を未来に遺す宿」という想いが込められた新ホテルブランド。同ブランドの第一号施設「ビャクナライ」は、江戸時代の町並みに溶け込むように滞在する“分散型ホテル”。
複数の建物から成る客室は全12部屋。かつて酒蔵であった『歳吉屋(トシヨシヤ)』と曲物職人が暮らしていた『上原屋(ウエハラヤ)』、用途も間取りも異なるそれぞれの特徴を活かすことで、一般的なホテル客室とは一線を画した、古民家ならではのユニークな宿泊体験を提供する。
レストランや温浴施設でも地域の恵みを堪能
「奈良井宿古民家改修プロジェクト」ではこの他、旧杉の森酒造で酒造りの主たる作業が行われていた場所を飲食空間として再利用し、奈良井宿ならではの食体験を提供するレストラン「kura」、かつて味噌蔵であった建物を改修したバー「テイスティングバースギノモリ(TASTING BAR suginomori/2021年秋予定)」、信濃川の源流である山の湧水を引き込んだ温浴施設「山泉SAN-SEN(日帰り入浴は2021年秋予定)」などが整備される。(女子旅プレス/modelpress編集部)
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