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「鎌倉七福神めぐり」って?ご利益を招く鎌倉観光の楽しみ方

「鎌倉七福神めぐり」って?ご利益を招く鎌倉観光の楽しみ方

鎌倉観光の際は、歴史を感じさせる街並みを目的なくぶらりと歩いて、思わぬ絶景や素敵なお店に巡り会う楽しみ方も良いものですが、この土地でしか体験できない「鎌倉七福神めぐり」も挑戦してみませんか?今回は、初めて「鎌倉七福神めぐり」に行く人、あるいは興味がある人に「鎌倉七福神めぐり」について、簡単に解説したいと思います。

「鎌倉七福神めぐり」って?ご利益を招く鎌倉観光の楽しみ方/Tsuruoka Hachiman-gu by ototadana
「鎌倉七福神めぐり」って?ご利益を招く鎌倉観光の楽しみ方/Tsuruoka Hachiman-gu by ototadana

「鎌倉七福神めぐり」とは?



「鎌倉七福神めぐり」は鎌倉エリアにある神様を参拝して巡ることです。七福神なので、7箇所の社寺を巡ると思っている人も多いですが、「鎌倉七福神めぐり」では、8箇所の社寺を巡ることが正式とされ、それによって、願いが叶うと言われています。

「鎌倉七福神めぐり」のルート



「鎌倉七福神めぐり」はJR北鎌倉駅からスタートして、まずは7神を巡りつつ江ノ電長谷駅へと向かうコースになります。

移動距離はおよそ5kmほどなので、ゆっくり歩いても3時間はかかりません。早い人では1時間半で回ることもあります。その後、江ノ島にある江島神社に8神目の弁財天を参拝するというルートをとります。

それでは、参拝する神社とそれぞれの神様の特徴について紹介します。

1.浄智寺



浄智寺 by nyanchew
浄智寺 by nyanchew
北鎌倉駅から5分ほど南下すると、最初の目的地「浄智寺」が見えてきます。こちらには布袋様という神様の等身大の石像がまつられているのですが、布袋様はもともと中国に実在したとされるお坊さんで、家庭円満のご利益があると言われています。

手を合わせて参拝するだけなく、石像のお腹を撫でるとご利益にあやかれるのだとか。

2.鶴岡八幡宮



浄智寺から、さらに南下すること15分、「鶴岡八幡宮」の弁天様を参拝します。弁天様は七福神の中で唯一の女神で、芸事や財運にご利益がある神様とされています。

こちらには彫刻の「裸弁財天」が鎌倉国宝館に安置されているのですが、鎌倉国宝館は月曜日が休館日となっているので、訪れる際には注意してくださいね。

3.宝戒寺



次の目的地は「宝戒寺」本殿の左側に安置されている毘沙門天様です。毘沙門天様は財福の神、病魔を追い払ってくれる無病息災の神様として知られ、帝釈天に仕えている四天王のひとり、または多聞天とも呼ばれています。

4.妙隆寺



4番目の目的地は「妙隆寺」の寿老人です。中国の宗の時代に活躍した伝説の人物で、長寿にご利益があると言われています。

境内の本堂前の御堂に穏やかな風貌のご老人の姿の尊像があるのですが、こちらが寿老人の像です。

5.本覚寺



本覚寺 by nyanchew
本覚寺 by nyanchew
妙隆寺から5分ほど歩いた場所にあるのが、「本覚寺」です。こちらには、商売繁盛、五穀豊穣のご利益があると有名な恵比寿様がいます。

恵比寿様は、七福神でただ一人の日本人の神様です。ビールのキャラクターとしても知られているように、穏やかで、恰幅の良いおじさん姿が特徴的です。

6.長谷寺



長谷寺/Kamakura - Hase Temple by takoogawa
長谷寺/Kamakura - Hase Temple by takoogawa
七福神の中でも、ひときわ人気を集めているのが「長谷寺」にある大黒様です。大黒天とも呼ばれるこちらの神様は出世、開運に強力なご利益があると言われています。

また別名「花の寺」と呼ばれているだけあり、春は桜、夏は菖蒲、秋は山茶花、冬は椿と、1年を通じて境内を彩る季節の花々を楽しめますよ。

7.御霊神社



続いて、「御霊神社」でまつられる福禄寿様をご紹介。福禄寿様は知恵の神様で、中国では南極星の化身とされています。寿老人と同じく、ご老人のようなお姿で、落ち着きと知性をたたえた福禄寿様の像は、境内にある宝物庫に安置されていますよ。

ここで最初の七福神めぐりが完了します。5分ほど歩くと、江ノ島電鉄・長谷駅があり、ここから最後の目的地を目指して江ノ島に向かいましょう。

8.江島神社



最後の目的地、「江島神社」では再び、弁財天様へお参り。こちらの弁財天様は、広島の厳島神社、滋賀県の宝厳寺・竹生島神社とともに、日本三大弁財天のひとつに数えられています。

「鎌倉七福神めぐり」の魅力は、パワースポットを巡るというだけでなく、それぞれの神社に向かう道中で、鎌倉の風情ある景色を楽しむことができるということです。

おすすめの時期は紫陽花が咲く6月と紅葉が綺麗な11月。8つの寺社を辿るためそれだけたくさん歩くので、比較的涼しい時期が狙い目です。

ぜひ素敵な街並みを歩いて、ご利益にあやかれる「鎌倉七福神めぐり」を体験してみてくださいね。(女子旅プレス/modelpress編集部)

※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、サービスが保証されるものではありません。

1枚目画像:https://www.flickr.com/photos/ototadana/5025296773/
2枚目画像:https://www.flickr.com/photos/monchan/8150471561/
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