“究極の日本の美意識”を体感「アートアクアリウム」 史上初5大作品が集結
10月23日(金)から、京都の元離宮二条城で「琳派400周年記念祭 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」が開催される。


400年以上の歴史を持つ二条城の中でも通常は入場できない夜の時間帯に、一般非公開の場所となる厳かな空間で開催される、アートアクアリウム展の中でも唯一の野外展示であり、最大級の規模を誇る。
今年は“REAL JAPAN の再興と発信”というテーマの元、作品展示、特別公演、夜祭うたげから構成される「アートアクアリウム城」の進化形として、琳派400周年を記念し、究極の日本の美意識を体感できる“アートアクアリウム流 琳派”として、絢爛豪華な世界を表現する。
5大作品がアートアクアリウム史上初の揃い踏み





また、江戸城の大奥にあたる、二の丸御殿内の白書院を背景に、巨大金魚鉢シリーズの傑作「大奥」を煌びやかに展示するなど、京都初登場の作品も複数展示される。
四季折々の風景の中を金魚が優雅に舞い泳ぐ
かつて日本には、春夏秋冬を二十四の節気に分類し、二十四節気をさらに五日ずつ3つに分類し、七十二の季節に分けて「七十二侯」と呼び、季節の移り変りを感じていた。
屋外の台所では、七十二候の季節の意味に合わせ、さらに、金魚を織り込ませ、京都の古からの制作手法に忠実に則り制作した、着物約30着を展示。着物展示を通し、日本の四季折々の中を金魚が優雅に泳ぐ様子を彷彿とさせる幻想的な空間となる。
毎夜繰り広げられる華麗な舞
二の丸御殿中庭の「ビョウブリウムII」前に誂えた特設舞台「水戯の舞台」では、歌や踊りが賑やかに繰り広げられ、夜な夜な宴が楽しまれていた、古都京都の華やかな文化を連想させる世界を再現。
舞台で毎晩繰り広げられるのは、本開催のために照明、音楽、着物に至るまで一からプロデュースされた特別な世界の中での花形の舞。伝統に裏付けされた芸と最新のエンターテイメント空間が融合した、全く新しい芸術作品となる。
夜祭を連想させる艶やかで粋な空間
提灯によって艶やかに彩られた「台所前庭」の空間の中には、京都の地酒や漬物を味わえる「夜祭 BAR」を設置。京都のお茶や老舗和菓子店の逸品を味わうお茶席も設けられる。
地酒を用意するのは、京都の5つの名だたる蔵元「齊藤酒造」、「佐々木酒造」、「丹山酒造」、「増田德兵衞商店」、「向井酒造」。毎夜開催される「酒造ナイト」で、毎晩異なる蔵元の日本酒を味わいつつ、今年初登場の京風おでんを堪能できる。
イベント開催期間は、10月23日(金)から 12月14日(月)まで。(女子旅プレス/modelpress編集部)
琳派400周年記念祭 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~
開催期間:2015年10月23日(金)~12月14日(月)17:00-22:00※最終入場21:30
※初日10月23日(金)は19:00より一般入場を開始
会場:元離宮二条城(二の丸御殿中庭、台所前庭、台所)
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