ふわふわ食感が美味しい沖縄老舗かき氷
日本の夏を代表する冷菓であるかき氷。南国の沖縄にはびっくりするほど大きなかき氷が食べられる老舗のお店があります。
那覇で創業60年以上続く老舗かき氷店「千日」。ふわふわのかき氷と、甘くふっくら煮詰めた特製の金時がこのお店の自慢です。お店へ足を踏み入れると、昭和の風情を残し時が止まったかのような空間が広がっています。親から子どもへ、そこから孫へと3代に渡り受け継がれる味と、昭和の面影をそのまま残す、居心地の良さが地元で愛され続けています。
固めの氷から生み出されるかき氷は、20センチ以上の山盛りで昔から変わらないサイズ。一口食べると驚くほどふわふわ食感の氷がスッと溶けてなくなります。女子に人気の甘い「イチゴミルク」と、手間ひまかけてやわらかく煮込んだ金時豆の「ミルク金時」がここの定番です。
通常の金時には小豆を使うものですが、「千日」のミルク金時に使われるのは大きくふっくらとした金時豆。元々は甘いぜんざいを冷やしたものが親しまれていましたが、それにかき氷をのせ始めたところ、南国に暮らす沖縄県民のニーズとマッチし、このスタイルが定番となりました。
またここは、沖縄で初めてたい焼き作りを始めたお店としても知られています。当時は日本中でたい焼きが空前の大ブームだったことから、沖縄で唯一たい焼きが食べられることから「千日」の店の前には常に行列が絶えなかったのだとか。古くから沖縄で愛され続けるぜんざいは食べずに帰っては勿体無いですよ。(女子旅プレス/モデルプレス)
■千日(せんにち) 店舗情報
住所:沖縄県那覇市久米1-7-14
電話番号:098-868-5387
営業時間:11:30~20:00、冬期11:30~19:00
定休日:月曜日
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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