「Go To トラベル」利用時に知っておきたい基本情報&活用方法まとめ

提供:女子旅プレス

これまでとは環境が大きく変わってしまったけれど、日々の感染状況や移動制限要請などの最新のニュースに注目しつつも、久しぶりの旅行予約を検討している方もいるはず。今回はそんな旅好き女子にとっても大変気になる「Go To トラベル」事業の基本情報、および最大半額の補助を受けるための活用方法、その他注意点をあらためておさらいします。

※画像はイメージ/写真素材ぱくたそ
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「Go To トラベル」事業とは?



2020年7月22日からスタートした「Go To トラベル」事業の主な概要は以下の通り。

・「Go To トラベル」事業期間は2020年7月22日(水)から2021年3月15日(月)予定※当面
・国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の1/2相当額(約半額)を補助(ただし東京都を目的地とする旅行と東京在住者の都外への旅行は当面の間対象外)
・補助金額の内、約7割が旅行代金の割引に、残りの約3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与
・1人1泊あたり最大2万円が上限(日帰り旅行は最大1万円が上限)
・連泊制限や利用回数の制限なし、個人旅行/団体旅行も対象、ただし海外旅行他、一部対象外条件あり


この「Go To トラベル」事業期間は、2021年1月末までの旅行(2月1日(月)チエックアウト分まで)が対象で、特例として修学旅行は3月催行分までを対象とする方針です。

補助内容については、例えば、1人あたり1泊総額4万円の宿泊旅行の場合、支援額上限の2万円/泊が補助され、その内訳は旅行代金割引が1万4千円、地域共通クーポン6千円分の付与となります。(地域共通クーポンは9月以降の提供に向け、現在準備中のため、発行、配布開始まで当面の期間は付与されず、実質は35%の割引となります)こちらの割引は1泊ごとに対象となるため、連泊だとさらにお得に。日帰り旅行の場合は支援額上限が1万円となります。

地域共通クーポンは1枚千円単位で発行され、加盟店(土産物店、飲食店、観光施設、交通機関など)が利用対象。旅行期間中に限り使用可能で、支払い時にお釣りは出ません。ちなみに、事業期間中は条件を満たせば、何度でも割引の対象になるので、旅好きには大きなメリットです。

「Go To トラベル」事業の狙い



政府主導のもと始動したこの「Go To トラベル」事業は、新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けている観光産業全体に対し、急激に落ち込んだ旅行需要の早期回復・喚起を目的に、全国各地の宿泊施設や観光事業者の再興支援、及び旅を通じた地域での消費促進に伴う地域経済の活性化を図るもの。

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今年6月には旅行連絡会策定の「新しい旅のエチケット」(協力: 国土交通省・観光庁)という、感染リスクを避けながら安全に旅行するための留意点40項目をまとめたガイダンスが公表されるなど、ニューノーマル時代における旅行の在り方、旅先でどう過ごすべきかという方針をシーンごとに細かく提唱しています。
「新しい旅のエチケット」/参照元:旅行連絡会(協力:国土交通省・観光庁)
「新しい旅のエチケット」/参照元:旅行連絡会(協力:国土交通省・観光庁)

最大半額支援は9月以降が対象となるので要注意



一点注意すべきポイントは、7月22日以降の事業開始より当面の間は、あくまで『旅行代金の補助』のみ先行的に開始されるということ。前述の「地域共通クーポン」は対象外となり、旅行代金の割引相当額である35%割引(旅行代金の1/2相当額×7割)となります。

これは地域共通クーポンの付与に一定の準備期間を要することが要因で、『旅行代金の補助』+『地域共通クーポン付与』の両方を含む本格実施は9月1日以降の導入を予定しているとのこと。そのため旅行代金の半額相当(上限制限あり)の補助を最大で受けたい場合は、9月以降の「Go To トラベル」本格スタート後の期間を狙って旅行を予約をする必要があります。
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なお「Go To トラベル」事業に参画する旅行代理店・予約サイト、および宿泊施設の直販予約サイトなどでは、準備が整った事業者から順次、割引価格(補助金額分をあらかじめ割引したかたちで旅行代金を設定。国への補助金申請は旅行会社側で行う)での旅行商品の販売をスタートしています。航空会社や鉄道会社など個人で手配した単品の交通チケットは対象外なのも要注意です。

女子旅でも忘れてはならない、感染拡大防止のためにできること



昨今の状況を受けて、近場での旅を楽しむステイケーションや仕事と休暇を兼ねたワーケーションにはじまり、旅行の在り方も多様なものとなってきています。

本事業を利用するにあたり、忘れてはならないのが感染予防と拡大防止の正しい知識。第二波の兆候も大きくなり、完全収束状態ではない日本では、自分自身もさることながら、他者への感染拡大のリスクと配慮をしっかり意識することが大切です。

「Go To トラベル」事業の目的は私たちの旅を通じて、観光産業全体の支援はもちろん、旅先での地域での消費を通じて地域を元気にすることだとすれば、感染状況の推移や各自治体での移動制限などの最新情報を常にチェックしつつ、タイミングをみて旅行を予約するもひとつの選択肢。

日々新型コロナウイルス感染者数の推移も予断を許さない状況にあることから、最新情報を観光庁公式HP上でもチェックしつつ、「新しい旅のエチケット」など旅行中の感染拡大防止対策に必要な行動指針を旅行前にしっかり理解しておきましょう。

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マスク着用やソーシャルディスタンスはもちろん、公共交通機関での移動中でのマナー、旅行中の体温検査など、これまでの旅とは異なる新しい旅の仕方を学びつつ、こんな状況だからこそ、ニューノーマルな女子旅のカタチを理解、実践することで、これからの旅をより豊かなものにしていきたいですね。(女子旅プレス/modelpress編集部)

※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、サービスが保証されるものではありません。事業内容は随時変更となる可能性があります。

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