初詣の参拝マナーと願い事の仕方 全部知ってる?
提供:女子旅プレス
いよいよ始まった新たな1年。今年も幸福が舞い込むようにと初詣に行く人も多いのでは?でもいざ参拝するとなるとマナーや願い事のかけ方などわからないことばかり…。この記事では、参拝マナーから願い事の仕方まで、初詣にまつわる様々な疑問に答えていきます!
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年が明けてから初めての神社やお寺へのお参りし、その一年の幸せを祈願することを初詣と言います。
初詣は神社でもお寺でもどちらでもOKです。
日本で神社やお寺が明確に区別されるようになったのは、明治の「神仏分離令」以降とか。それまでは、神仏習合といって、多くの神や仏は区別なく信仰の対象とされていたそう。
そのため、どちらに初詣に行っても構わないのです。
初詣は三が日の1月3日までに済ませておきたいところですが、遅くても「松の内」と呼ばれる1月7日(関西は1月15日)までに済ませておきましょう。
松の内とは、年神様がいらっしゃる期間のこと。正月行事のひとつであり、これまでの感謝と新年の無事や平安を祈る行事なので、年神様がいらっしゃる7日までに行くと良いとされています。
太陽の出ている時間は気持ちが晴れ、非常に良い状態で自分の祈りと向き合うことができるそう。そのため参拝は午前中が好まれると言われています。
お正月くらいのんびり遅くまで寝ていたいところですが…頑張って早起きして午前中に参拝するのがおすすめです。
参拝時は、境内に足を踏み込む前に鳥居の前で一礼。参拝後も一礼してから帰るのがベストです。
神社では参道の中央を神さまが通る道と捉えるのだとか。そのため、参道の中央を避けて進むのは敬意の表れとされているようです。
混雑していたら難しいかもしれませんが、なるべく中央を避けて歩けると良いですね。
鳥居をくぐったら、手水で身を清めましょう。
正しい作法はまず、右手で柄杓を持ってたっぷりと水をくみ、左手を清めます。そして、柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。再び柄杓を右手で持ち、左手で水を受け、口をすすぎます。改めて左手を清め、残った水で柄杓の柄えを洗い清め、元に戻したら完了です。
手や口を洗い清めることは、禊を簡略化した儀式なので、忘れないようにしましょう。
お賽銭は放り込んでいる方が多いかと思いますが、本来お賽銭はお米や野菜といった食物のお供え物が起源となっているものなので、これを踏まえて静かに納めるよう気をつけたいですね。
鈴を鳴らしたら、お辞儀2回、柏手2回、お辞儀1回の「二礼二拍手一礼」が基本。
ついあやふやになってしまいますが、今年こそは覚えて行きたいですね。
願い事をするときは、まず先に自分の名前、住所を述べ所在を明らかにした後で、前年の感謝や報告をするのが正しいそう。願い事をするのは、その後です。
そして、願い事は1つが基本。欲張ってあれもこれもといくつもお願いしないように気をつけましょう。
おみくじは必ず神社の拝殿で拝んだ後に引くようにしましょう。
おみくじとは、神様に行動や生活を良くするヒントをいただくというもの。参拝前におみくじを引いたり、おみくじだけ引いて帰ったりしないようにしてくださいね。
「末吉と吉ってどっちが良いの?」と混乱してしまいがちですが、一般的に大きく分けて以下の2パターンのようです。
大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶
大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶
ただし、地域や神社によって異なる場合もあるため、気になったら参拝先で聞いてみると良いかもしれませんね。
おみくじを引いて凶が出てしまった場合、利き手と逆の手で結ぶと運が転じると言われています。
おみくじの凶は運気上昇の前触れとも言われるので、あまり気にしすぎないのが1番です。
いかがでしたか?
毎年初詣に行っていても、意外と知らない参拝マナーがあったかもしれません。
今年こそ正しい参拝マナーを身につけて、2020年がより良いものになるよう祈願したいですね。(女子旅プレス/modelpress編集部)
3枚目画像:https://www.flickr.com/photos/inucara/4546104872/
4枚目画像:https://www.flickr.com/photos/wien/8569029198/
6枚目画像:https://www.flickr.com/photos/can10kon10/4315863282/
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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目次
初詣とは?
年が明けてから初めての神社やお寺へのお参りし、その一年の幸せを祈願することを初詣と言います。
神社でないとだめ?
初詣は神社でもお寺でもどちらでもOKです。
日本で神社やお寺が明確に区別されるようになったのは、明治の「神仏分離令」以降とか。それまでは、神仏習合といって、多くの神や仏は区別なく信仰の対象とされていたそう。
そのため、どちらに初詣に行っても構わないのです。
初詣はいつまでに行かないといけない?
初詣は三が日の1月3日までに済ませておきたいところですが、遅くても「松の内」と呼ばれる1月7日(関西は1月15日)までに済ませておきましょう。
松の内とは、年神様がいらっしゃる期間のこと。正月行事のひとつであり、これまでの感謝と新年の無事や平安を祈る行事なので、年神様がいらっしゃる7日までに行くと良いとされています。
参拝する時間は?
太陽の出ている時間は気持ちが晴れ、非常に良い状態で自分の祈りと向き合うことができるそう。そのため参拝は午前中が好まれると言われています。
お正月くらいのんびり遅くまで寝ていたいところですが…頑張って早起きして午前中に参拝するのがおすすめです。
鳥居をくぐる時は?
参拝時は、境内に足を踏み込む前に鳥居の前で一礼。参拝後も一礼してから帰るのがベストです。
参道の歩き方は?
神社では参道の中央を神さまが通る道と捉えるのだとか。そのため、参道の中央を避けて進むのは敬意の表れとされているようです。
混雑していたら難しいかもしれませんが、なるべく中央を避けて歩けると良いですね。
手水の作法は?
鳥居をくぐったら、手水で身を清めましょう。
正しい作法はまず、右手で柄杓を持ってたっぷりと水をくみ、左手を清めます。そして、柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。再び柄杓を右手で持ち、左手で水を受け、口をすすぎます。改めて左手を清め、残った水で柄杓の柄えを洗い清め、元に戻したら完了です。
手や口を洗い清めることは、禊を簡略化した儀式なので、忘れないようにしましょう。
お賽銭は投げてもいいの?
お賽銭は放り込んでいる方が多いかと思いますが、本来お賽銭はお米や野菜といった食物のお供え物が起源となっているものなので、これを踏まえて静かに納めるよう気をつけたいですね。
二礼二拍手一礼の正しいやり方は?
鈴を鳴らしたら、お辞儀2回、柏手2回、お辞儀1回の「二礼二拍手一礼」が基本。
ついあやふやになってしまいますが、今年こそは覚えて行きたいですね。
願い事にも正しいやり方がある?
願い事をするときは、まず先に自分の名前、住所を述べ所在を明らかにした後で、前年の感謝や報告をするのが正しいそう。願い事をするのは、その後です。
そして、願い事は1つが基本。欲張ってあれもこれもといくつもお願いしないように気をつけましょう。
おみくじはいつ引く?
おみくじは必ず神社の拝殿で拝んだ後に引くようにしましょう。
おみくじとは、神様に行動や生活を良くするヒントをいただくというもの。参拝前におみくじを引いたり、おみくじだけ引いて帰ったりしないようにしてくださいね。
おみくじの縁起の良い順番って?
「末吉と吉ってどっちが良いの?」と混乱してしまいがちですが、一般的に大きく分けて以下の2パターンのようです。
大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶
大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶
ただし、地域や神社によって異なる場合もあるため、気になったら参拝先で聞いてみると良いかもしれませんね。
凶を引いてしまった場合どうしたらいい?
おみくじを引いて凶が出てしまった場合、利き手と逆の手で結ぶと運が転じると言われています。
おみくじの凶は運気上昇の前触れとも言われるので、あまり気にしすぎないのが1番です。
初詣で縁起担ぎ
いかがでしたか?
毎年初詣に行っていても、意外と知らない参拝マナーがあったかもしれません。
今年こそ正しい参拝マナーを身につけて、2020年がより良いものになるよう祈願したいですね。(女子旅プレス/modelpress編集部)
3枚目画像:https://www.flickr.com/photos/inucara/4546104872/
4枚目画像:https://www.flickr.com/photos/wien/8569029198/
6枚目画像:https://www.flickr.com/photos/can10kon10/4315863282/
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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