滋賀県で紅葉巡りを満喫!国宝や重要文化財が鮮やかに色づくおすすめスポット9選
提供:女子旅プレス
滋賀県は数多くの国宝を含む重要文化財を保有しており、彫刻の指定件数は378件で全国3位。また、国宝を含む重要文化財のうち、建造物の指定件数185件も全国3位と、日本でも有数の歴史と文化を持つ県です。それらの国宝や重要文化財などと一緒に紅葉を楽しめる、紅葉が見ごろになる11月頃の観光におすすめのスポット9つをご紹介します。
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湖南三山とは、びわ湖の南に位置する「常楽寺」「長寿寺」「善水寺」の総称で、いずれも創建は奈良時代までさかのぼります。
「常楽寺」は湖南三山巡り最初のスポットであり、奈良時代中期に良弁によって初めて建てられました。本堂と境内の三重塔は共に国宝に、釈迦像や二十八部像など多くの像が国の重要文化財に指定されているんです。秋になると350本の紅葉が赤く染まり、11月中旬頃から見頃を迎えます。
「長寿寺」は常楽寺の西寺に対し、常楽寺からは歩いて15分程の場所に位置。平安時代に再建した本堂は国宝に指定され、湖南三山の中では最も古い歴史を持っています。秋になると参道の鮮やかに染まった紅葉がトンネルを作り、歩くのも楽しくなってしまいそうです。
「善水寺」は、岩根山の中腹に佇む、自然に囲まれたお寺。本堂は国宝に、天平時代から平安時代を代表する仏像は重要文化財に指定。秋になると境内の紅葉が真っ赤に紅葉し、お寺と一緒に鑑賞すれば日本の風情を感じられます。
また、常楽寺、長寿寺、善水寺を巡る「紅葉めぐり」が2017年11月16日~12月3日まで開催。期間中は、各寺で特産物の販売やイベント等が催されます。
■常楽寺
見頃:11月中旬~12月下旬
住所:滋賀県湖南市西寺6丁目5-1
アクセス:JR草津線石部駅よりバス乗車、西寺下車徒歩3分
料金:大人500円、中学生300円
時間:9:00~16:00(紅葉めぐり期間外は10:00~16:00)
■長寿寺
見頃:11月中旬~11月下旬
住所:滋賀県湖南市東寺5丁目1-11
アクセス:JR草津線石部駅よりバス乗車、長寿寺下車すぐ
料金:大人500円、中学生300円
時間:9:00~16:00
■善水寺
見頃:11月中旬~12月下旬
住所:滋賀県湖南市岩根3518
アクセス:JR草津線甲西駅よりバス乗車、岩根下車徒歩10分
料金:大人500円、中学生300円
時間:9:00~16:00
滋賀県の湖東地域にある「西明寺」「金剛輪寺」「百済寺」は「湖東三山」と呼ばれ、琵琶湖の東側に位置。紅葉の名所として知られており、日本の紅葉名所百選にも選ばれています。
その中でも「金剛輪寺」の紅葉は“血染めのもみじ”と呼ばれるほど深紅に染まり、国宝や国の重要文化財も多く所有しているため、紅葉と一緒に楽しむことが可能です。
「西明寺」の境内にある不断桜は春秋冬に開花する冬桜で、天然記念物に指定。11月の上旬~下旬にかけ、約100本のモミジやカエデの葉が色付き、紅葉と不断桜を同時に鑑賞することができます。
「百済寺」は聖徳太子により創建され、近江国の最古級寺院。宣教師ルイス・フロイスが“地上の天国”と絶賛し、別名「百彩寺」とも呼ばれています。11月上旬ごろからは、ナナカマドやツツジなどが色付き、11月15日~11月26日までは庭園がライトアップ。暗闇に浮かび上がる美しい紅葉にうっとりしてしまうことでしょう。
また、2017年11月18日~11月27日までJR彦根駅より、湖東三山を巡るシャトルバスが毎日運行。一度に3ヶ所の紅葉を楽しむことができちゃいます。
■金剛輪寺
見頃:11月上旬~12月上旬
住所:愛知郡愛荘町松尾寺 874
アクセス:JR稲枝駅よりタクシーを利用
料金:大人600円、中学生300円、小学生200円
時間:8:30~17:00
TEL;0749-37-3211
■西明寺
見頃:11月中旬~11月下旬
住所:滋賀県犬上郡甲良町池寺26
アクセス:JR彦根駅、米原駅よりタクシーを利用
料金:大人600円、中学生300円、小学生200円
時間:8:00~17:00
■百済寺
見頃:11月中旬~11月下旬
住所:東近江市百済寺町323
アクセス:近江鉄道八日市駅よりタクシーを利用
料金:大人600円、中学生300円、小学生200円
時間:8:00~17:00
標高350mの赤神山の中腹にあり、“太郎坊さん”の名で親しまれている太郎坊宮。勝運・厄除・開運・商売繁盛に御利益があり「勝利と幸福を授ける神」として知られています。
特に、江戸時代に建築されたといわれている拝殿付近は、秋になると紅葉が美しく色づく絶好のポイント。また、山腹からの展望は、遠くの山々まで見渡すことができる絶景スポットです。
さらに、参集殿の喫茶コーナーでは、滋賀の名産品・丁字麩を使った地元スイーツ「おふらすく」を提供。紅葉も美味しいスイーツも楽しめるのは嬉しいですよね。
■太郎坊宮(阿賀神社)
見頃:11月上旬~11月下旬
拝観時間:参拝自由 ※社務所9:00~17:00
住所:滋賀県東近江市小脇町2247番地
TEL:0748-23-1341
アクセス:近江鉄道太郎坊宮前駅下車、徒歩20分
安産・福徳にご利益のある「石山寺(いしやまでら)」は、紫式部とゆかりのあるお寺で、源氏物語を起筆した場所としても有名です。
約2000本の紅葉の見頃は11月中旬頃からですが、高低差があるため順に色付いていきます。夜のライトアップ「石山寺あたら夜もみじ」は日本夜景文化遺産にも登録され、美しく照らされた紅葉と国宝建造物から目が離せなくなるでしょう。
また、今年はLEDライトで東大門を彩る「東大門イルミネーション」を初開催。その他にも期間中の土日には、アーティストによるライブも日替わりで行われます。
■石山寺
見頃:11月中旬~下旬
参拝時間:8:00~16:30※最終16:00
住所:滋賀県大津市石山寺1-1-1
TEL:077-537-0013
■石山寺あたら夜もみじ
期間:2017年11月18日(土)~12月3日(日)
時間:17:00~21:00※最終20:30
料金:夜間入山料600円※昼間は別途600円が必要
「鶏足寺(けいそくじ)」は、湖北の紅葉名所として知られ、毎年多くの人々が訪れます。毎年11月中旬頃から見頃を迎え、お寺へと続く参道には200本の古木が真っ赤に染まり、紅葉のじゅうたんを敷き詰めたかのような真っ直ぐに伸びた道は絶景。一度といわず、何度だって訪れたくなってしまうほどの美しさです。
また、遊歩道で繋がっている「石道寺」とあわせて参拝するのがおすすめ。小さく佇むお寺の周りには小さな川が流れ、赤や黄色に色付いた紅葉を鑑賞できます。本堂の十一面観音像は国指定の重要文化財にもなっているので、散歩をしながら一度訪れてみてください。
■鶏足寺
紅葉散策期間:2017年11月15日(水)~11月30日(木)
見頃:11月中旬~11月下旬
住所:滋賀県長浜市木之本町古橋
アクセス:JR木ノ本駅からバスにて10分「古橋」下車、バス停より徒歩15分
駐車場:紅葉時には臨時駐車場有
定休日:なし
料金:紅葉散策協力金200円
TEL:0749-82-5909
■石道寺
住所:長浜市木之本町石道419
営業時間:9:00~16:00
定休日:月曜日※月曜日が祝日の場合は拝観可能。
※12月28日休み、12月30日~2月末まで冬期休み
料金:拝観料300円、団体(30名以上)200円
お問い合わせ先:0749-82-3730(石道寺世話方詰め所)
「日吉大社」は、滋賀県屈指の紅葉名所として知られ、全国各地の3,800余りある日吉・日枝・山王神社の総本宮。境内には約40ものお社があり、総称して「日吉大社」と呼ばれています。
秋になると約3,000本のモミジが染まり、毎年風情ある紅葉が11月中旬~下旬になると見頃に。
1番の見どころでもある大宮橋~山王鳥居までの参道は“もみじロード”と呼ばれ、アーチ状にかかる紅葉のトンネルから眺める紅葉は絶景。2017年11月11日~26日まではライトアップも実施され、昼と夜との違った表情は息を呑むほどの美しさ。期間中は、菊花展、表千家献祭といった、様々な行事も開催されています。
■日吉大社
見頃:11月上旬~11月下旬
もみじ祭り期間:11月1日(水)~30日(木)
ライトアップ:11月11日(土)~11月26日(日)17:00~20:30
参拝時間:9:00~16:30
入苑協賛料:大人300円、小人150円、団体30名~270円(1名)、100名~220円(1名)
アクセス:JR湖西線比叡山坂本駅(徒歩20分)、京阪石山坂本線坂本駅(徒歩10分)
住所:滋賀県大津市坂本5-1-1
TE:077-578-0009
1446年に創建された「永源寺」は愛知川の右岸に位置し、通称「もみじ寺」として親しまれています。
約3000本の紅葉やカエデの葉が赤や黄色に色付き、境内を鮮やかに包み込むさまは、京都を連想させられるという声も多く魅力的。また、ライトアップも行われ、夜にしか見ることのできない景色に酔いしれそうです。
八日市駅からもバスが出ているので安心。百済寺~永源寺間でシャトルバスも運行され、湖東三山の紅葉を見に行くことができるので、紅葉巡りをすることもできますよ。
■永源寺
見頃:11月上旬~11月下旬
ライトアップ:2017年11月4日(土)~11月26日(日)17:00~20:30
参拝志納料:大人500円(団体20名以上450円、中学生以下無料)
住所:滋賀県東近江市永源寺高野町41
TEL:0748-27-0016
アクセス:近江鉄道八日市駅より近江バスで35分
1622年に井伊直継、直孝によって約20年かけて建てられた「彦根城」は、国宝にも指定されています。
池泉回遊式の大名庭園「玄宮園」は、蓬莱山、武蔵野、魚躍沼など各所に名前が付けられ、紅葉の時期になると赤や黄色のコントラストがキレイな景色へと変化します。11月中旬~12月上旬に見頃を迎え、夜にはライトアップが実施。水面に映る紅葉は幻想的で、ずっと見ていたくなるほど。
また、築城から410年という節目を迎える今年は、天守をはじめ開国記念館や天秤櫓の内部の一般公開、VRを使用した映画上映、“城・戦国江戸期の不易流行表現”をテーマとしたアート展など、様々なイベントが行われる「国宝・彦根城築城410年祭」が12月10日まで開催されます。
■彦根城
見頃:11月下旬~12月上旬
ライトアップ:2017年11月18日(土)~12月3日(日)18:00~21:00※入場は20:30まで
国宝・彦根城築城410年祭:2017年12月10日(日)まで
住所:滋賀県彦根市中央町2-26
TEL:0749-30-6143
<料金>
彦根城共通券:一般1,000円、小・中学生300円(玄宮園、開国記念館含む)
玄宮園単独券:一般:200円、小・中学生100円(開国記念館含む)
※国宝・彦根城築城410年祭開催期間中の料金。
「八幡堀」は、豊臣秀次が八幡山に城を築いたことから始まり、琵琶湖との水路にも利用されていました。
歴史ある街並みは時代劇のロケ地としても使われており、昔にタイムスリップしたかのような感覚に。オススメは、風情ある八幡堀を屋形船で巡る「八幡堀めぐり」。所要時間は約35分間で、八幡堀乗船場から日牟禮八幡宮、新町浜、赤煉瓦工場跡を往復します。
四季折々の景色を楽しむことができ、いまの季節だと水の音を聞きながら紅葉を鑑賞することが可能。時間を忘れてしまうほどゆっくりと過ごすことができるでしょう。
■八幡堀
住所:滋賀県近江八幡市宮内町周辺
アクセス:JR琵琶湖線近江八幡駅下車、バス7分大杉町
料金:無料(自由散策)
問い合わせ:0748-33-6061(近江八幡駅北口観光案内所)
■八幡堀めぐり
TEL:0748-33-5020
所要時間:約35分
料金:大人1,000円、小人500円(小学生未満無料)
コース:八幡堀乗船場→日牟禮八幡宮→新町浜→赤煉瓦工場跡の往復
※12月~3月までは前日までに予約電話をお願いします。
いかがでしたか?紅葉の名所や穴場スポットが多くありどこに行こうか迷ってしまいますが、近隣に数ヶ所あったりもするので一度に何ヶ所か巡ってみるのもオススメですよ。(女子旅プレス/modelpress編集部)
8枚目画像:https://www.flickr.com/photos/n3wf/13501576753/
9枚目画像:https://www.flickr.com/photos/q_p_/11003876526/
10枚目画像:https://www.flickr.com/photos/yacoco/18532594656/
11枚目画像:https://www.flickr.com/photos/48321994@N06/5302969371/
12枚目画像:https://www.flickr.com/photos/kounotakeshi/30724507045/
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目次
市内の古刹が紅葉スポットに「国宝 湖南三山」
湖南三山とは、びわ湖の南に位置する「常楽寺」「長寿寺」「善水寺」の総称で、いずれも創建は奈良時代までさかのぼります。
「常楽寺」は湖南三山巡り最初のスポットであり、奈良時代中期に良弁によって初めて建てられました。本堂と境内の三重塔は共に国宝に、釈迦像や二十八部像など多くの像が国の重要文化財に指定されているんです。秋になると350本の紅葉が赤く染まり、11月中旬頃から見頃を迎えます。
「長寿寺」は常楽寺の西寺に対し、常楽寺からは歩いて15分程の場所に位置。平安時代に再建した本堂は国宝に指定され、湖南三山の中では最も古い歴史を持っています。秋になると参道の鮮やかに染まった紅葉がトンネルを作り、歩くのも楽しくなってしまいそうです。
「善水寺」は、岩根山の中腹に佇む、自然に囲まれたお寺。本堂は国宝に、天平時代から平安時代を代表する仏像は重要文化財に指定。秋になると境内の紅葉が真っ赤に紅葉し、お寺と一緒に鑑賞すれば日本の風情を感じられます。
また、常楽寺、長寿寺、善水寺を巡る「紅葉めぐり」が2017年11月16日~12月3日まで開催。期間中は、各寺で特産物の販売やイベント等が催されます。
■常楽寺
見頃:11月中旬~12月下旬
住所:滋賀県湖南市西寺6丁目5-1
アクセス:JR草津線石部駅よりバス乗車、西寺下車徒歩3分
料金:大人500円、中学生300円
時間:9:00~16:00(紅葉めぐり期間外は10:00~16:00)
■長寿寺
見頃:11月中旬~11月下旬
住所:滋賀県湖南市東寺5丁目1-11
アクセス:JR草津線石部駅よりバス乗車、長寿寺下車すぐ
料金:大人500円、中学生300円
時間:9:00~16:00
■善水寺
見頃:11月中旬~12月下旬
住所:滋賀県湖南市岩根3518
アクセス:JR草津線甲西駅よりバス乗車、岩根下車徒歩10分
料金:大人500円、中学生300円
時間:9:00~16:00
日本の紅葉名所百選にも選出「湖東三山」
滋賀県の湖東地域にある「西明寺」「金剛輪寺」「百済寺」は「湖東三山」と呼ばれ、琵琶湖の東側に位置。紅葉の名所として知られており、日本の紅葉名所百選にも選ばれています。
その中でも「金剛輪寺」の紅葉は“血染めのもみじ”と呼ばれるほど深紅に染まり、国宝や国の重要文化財も多く所有しているため、紅葉と一緒に楽しむことが可能です。
「西明寺」の境内にある不断桜は春秋冬に開花する冬桜で、天然記念物に指定。11月の上旬~下旬にかけ、約100本のモミジやカエデの葉が色付き、紅葉と不断桜を同時に鑑賞することができます。
「百済寺」は聖徳太子により創建され、近江国の最古級寺院。宣教師ルイス・フロイスが“地上の天国”と絶賛し、別名「百彩寺」とも呼ばれています。11月上旬ごろからは、ナナカマドやツツジなどが色付き、11月15日~11月26日までは庭園がライトアップ。暗闇に浮かび上がる美しい紅葉にうっとりしてしまうことでしょう。
また、2017年11月18日~11月27日までJR彦根駅より、湖東三山を巡るシャトルバスが毎日運行。一度に3ヶ所の紅葉を楽しむことができちゃいます。
■金剛輪寺
見頃:11月上旬~12月上旬
住所:愛知郡愛荘町松尾寺 874
アクセス:JR稲枝駅よりタクシーを利用
料金:大人600円、中学生300円、小学生200円
時間:8:30~17:00
TEL;0749-37-3211
■西明寺
見頃:11月中旬~11月下旬
住所:滋賀県犬上郡甲良町池寺26
アクセス:JR彦根駅、米原駅よりタクシーを利用
料金:大人600円、中学生300円、小学生200円
時間:8:00~17:00
■百済寺
見頃:11月中旬~11月下旬
住所:東近江市百済寺町323
アクセス:近江鉄道八日市駅よりタクシーを利用
料金:大人600円、中学生300円、小学生200円
時間:8:00~17:00
勝利と幸福を授ける神「太郎坊宮(阿賀神社)」
標高350mの赤神山の中腹にあり、“太郎坊さん”の名で親しまれている太郎坊宮。勝運・厄除・開運・商売繁盛に御利益があり「勝利と幸福を授ける神」として知られています。
特に、江戸時代に建築されたといわれている拝殿付近は、秋になると紅葉が美しく色づく絶好のポイント。また、山腹からの展望は、遠くの山々まで見渡すことができる絶景スポットです。
さらに、参集殿の喫茶コーナーでは、滋賀の名産品・丁字麩を使った地元スイーツ「おふらすく」を提供。紅葉も美味しいスイーツも楽しめるのは嬉しいですよね。
■太郎坊宮(阿賀神社)
見頃:11月上旬~11月下旬
拝観時間:参拝自由 ※社務所9:00~17:00
住所:滋賀県東近江市小脇町2247番地
TEL:0748-23-1341
アクセス:近江鉄道太郎坊宮前駅下車、徒歩20分
紫式部ゆかりの寺「石山寺」
安産・福徳にご利益のある「石山寺(いしやまでら)」は、紫式部とゆかりのあるお寺で、源氏物語を起筆した場所としても有名です。
約2000本の紅葉の見頃は11月中旬頃からですが、高低差があるため順に色付いていきます。夜のライトアップ「石山寺あたら夜もみじ」は日本夜景文化遺産にも登録され、美しく照らされた紅葉と国宝建造物から目が離せなくなるでしょう。
また、今年はLEDライトで東大門を彩る「東大門イルミネーション」を初開催。その他にも期間中の土日には、アーティストによるライブも日替わりで行われます。
■石山寺
見頃:11月中旬~下旬
参拝時間:8:00~16:30※最終16:00
住所:滋賀県大津市石山寺1-1-1
TEL:077-537-0013
■石山寺あたら夜もみじ
期間:2017年11月18日(土)~12月3日(日)
時間:17:00~21:00※最終20:30
料金:夜間入山料600円※昼間は別途600円が必要
湖北随一の紅葉の名所「鶏足寺」
「鶏足寺(けいそくじ)」は、湖北の紅葉名所として知られ、毎年多くの人々が訪れます。毎年11月中旬頃から見頃を迎え、お寺へと続く参道には200本の古木が真っ赤に染まり、紅葉のじゅうたんを敷き詰めたかのような真っ直ぐに伸びた道は絶景。一度といわず、何度だって訪れたくなってしまうほどの美しさです。
また、遊歩道で繋がっている「石道寺」とあわせて参拝するのがおすすめ。小さく佇むお寺の周りには小さな川が流れ、赤や黄色に色付いた紅葉を鑑賞できます。本堂の十一面観音像は国指定の重要文化財にもなっているので、散歩をしながら一度訪れてみてください。
■鶏足寺
紅葉散策期間:2017年11月15日(水)~11月30日(木)
見頃:11月中旬~11月下旬
住所:滋賀県長浜市木之本町古橋
アクセス:JR木ノ本駅からバスにて10分「古橋」下車、バス停より徒歩15分
駐車場:紅葉時には臨時駐車場有
定休日:なし
料金:紅葉散策協力金200円
TEL:0749-82-5909
■石道寺
住所:長浜市木之本町石道419
営業時間:9:00~16:00
定休日:月曜日※月曜日が祝日の場合は拝観可能。
※12月28日休み、12月30日~2月末まで冬期休み
料金:拝観料300円、団体(30名以上)200円
お問い合わせ先:0749-82-3730(石道寺世話方詰め所)
滋賀県屈指の紅葉名所「日吉大社」
「日吉大社」は、滋賀県屈指の紅葉名所として知られ、全国各地の3,800余りある日吉・日枝・山王神社の総本宮。境内には約40ものお社があり、総称して「日吉大社」と呼ばれています。
秋になると約3,000本のモミジが染まり、毎年風情ある紅葉が11月中旬~下旬になると見頃に。
1番の見どころでもある大宮橋~山王鳥居までの参道は“もみじロード”と呼ばれ、アーチ状にかかる紅葉のトンネルから眺める紅葉は絶景。2017年11月11日~26日まではライトアップも実施され、昼と夜との違った表情は息を呑むほどの美しさ。期間中は、菊花展、表千家献祭といった、様々な行事も開催されています。
■日吉大社
見頃:11月上旬~11月下旬
もみじ祭り期間:11月1日(水)~30日(木)
ライトアップ:11月11日(土)~11月26日(日)17:00~20:30
参拝時間:9:00~16:30
入苑協賛料:大人300円、小人150円、団体30名~270円(1名)、100名~220円(1名)
アクセス:JR湖西線比叡山坂本駅(徒歩20分)、京阪石山坂本線坂本駅(徒歩10分)
住所:滋賀県大津市坂本5-1-1
TE:077-578-0009
もみじ寺とも呼ばれる「永源寺」
1446年に創建された「永源寺」は愛知川の右岸に位置し、通称「もみじ寺」として親しまれています。
約3000本の紅葉やカエデの葉が赤や黄色に色付き、境内を鮮やかに包み込むさまは、京都を連想させられるという声も多く魅力的。また、ライトアップも行われ、夜にしか見ることのできない景色に酔いしれそうです。
八日市駅からもバスが出ているので安心。百済寺~永源寺間でシャトルバスも運行され、湖東三山の紅葉を見に行くことができるので、紅葉巡りをすることもできますよ。
■永源寺
見頃:11月上旬~11月下旬
ライトアップ:2017年11月4日(土)~11月26日(日)17:00~20:30
参拝志納料:大人500円(団体20名以上450円、中学生以下無料)
住所:滋賀県東近江市永源寺高野町41
TEL:0748-27-0016
アクセス:近江鉄道八日市駅より近江バスで35分
築城410年の国宝「彦根城」
1622年に井伊直継、直孝によって約20年かけて建てられた「彦根城」は、国宝にも指定されています。
池泉回遊式の大名庭園「玄宮園」は、蓬莱山、武蔵野、魚躍沼など各所に名前が付けられ、紅葉の時期になると赤や黄色のコントラストがキレイな景色へと変化します。11月中旬~12月上旬に見頃を迎え、夜にはライトアップが実施。水面に映る紅葉は幻想的で、ずっと見ていたくなるほど。
また、築城から410年という節目を迎える今年は、天守をはじめ開国記念館や天秤櫓の内部の一般公開、VRを使用した映画上映、“城・戦国江戸期の不易流行表現”をテーマとしたアート展など、様々なイベントが行われる「国宝・彦根城築城410年祭」が12月10日まで開催されます。
■彦根城
見頃:11月下旬~12月上旬
ライトアップ:2017年11月18日(土)~12月3日(日)18:00~21:00※入場は20:30まで
国宝・彦根城築城410年祭:2017年12月10日(日)まで
住所:滋賀県彦根市中央町2-26
TEL:0749-30-6143
<料金>
彦根城共通券:一般1,000円、小・中学生300円(玄宮園、開国記念館含む)
玄宮園単独券:一般:200円、小・中学生100円(開国記念館含む)
※国宝・彦根城築城410年祭開催期間中の料金。
歴史ある街並み残る「八幡堀」
「八幡堀」は、豊臣秀次が八幡山に城を築いたことから始まり、琵琶湖との水路にも利用されていました。
歴史ある街並みは時代劇のロケ地としても使われており、昔にタイムスリップしたかのような感覚に。オススメは、風情ある八幡堀を屋形船で巡る「八幡堀めぐり」。所要時間は約35分間で、八幡堀乗船場から日牟禮八幡宮、新町浜、赤煉瓦工場跡を往復します。
四季折々の景色を楽しむことができ、いまの季節だと水の音を聞きながら紅葉を鑑賞することが可能。時間を忘れてしまうほどゆっくりと過ごすことができるでしょう。
■八幡堀
住所:滋賀県近江八幡市宮内町周辺
アクセス:JR琵琶湖線近江八幡駅下車、バス7分大杉町
料金:無料(自由散策)
問い合わせ:0748-33-6061(近江八幡駅北口観光案内所)
■八幡堀めぐり
TEL:0748-33-5020
所要時間:約35分
料金:大人1,000円、小人500円(小学生未満無料)
コース:八幡堀乗船場→日牟禮八幡宮→新町浜→赤煉瓦工場跡の往復
※12月~3月までは前日までに予約電話をお願いします。
いかがでしたか?紅葉の名所や穴場スポットが多くありどこに行こうか迷ってしまいますが、近隣に数ヶ所あったりもするので一度に何ヶ所か巡ってみるのもオススメですよ。(女子旅プレス/modelpress編集部)
8枚目画像:https://www.flickr.com/photos/n3wf/13501576753/
9枚目画像:https://www.flickr.com/photos/q_p_/11003876526/
10枚目画像:https://www.flickr.com/photos/yacoco/18532594656/
11枚目画像:https://www.flickr.com/photos/48321994@N06/5302969371/
12枚目画像:https://www.flickr.com/photos/kounotakeshi/30724507045/
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