広島「ソイル瀬戸田」宿泊所・食堂・コーヒー焙煎所集まる複合施設

2021-04-12 13:50:07 提供:女子旅プレス

広島県尾道市に複合施設「ソイル瀬戸田（SOIL SETODA）」がオープン。宿泊客室、食堂、コーヒーロースター、観光案内所、共有ラウンジスペースを備えた、地域住民と旅行者が集う場となる。

観光の拠点にもなる“街のリビングルーム”

瀬戸田港から徒歩1分の玄関口に位置する「ソイル瀬戸田」は、薪火料理の食堂「ミナトヤ（Minatoya）」、日本初出店のスペシャルティコーヒーロースター「オーバービューコーヒー（Overview Coffee）」の焙煎所、瀬戸田を楽しむツアーを提供するアクティビティセンター、中長期滞在が可能なゲストルームのほか、誰もが自由に使えるラウンジスペースを備えた複合施設。

Living Room（ラウンジスペース）。右手のカウンターは「Minatoya」／画像提供：しおまち企画

築140年の蔵をリノベーションしたSOIL SETODA KURAと、その向かい側に新築されたSOIL SETODA LIVINGの2棟で構成される。

SOIL SETODA KURA内のアクティビティセンター／画像提供：しおまち企画

薪火料理の食堂「ミナトヤ」

SOIL SETODA LIVINGの1階では、瀬戸田周辺地域のローカルな食を楽しめる薪火料理の食堂「ミナトヤ」が営業。地元農家や漁師から直接仕入れた旬の食材を使ったフードメニューに加え、ドリンクスタンドでは、コーヒーや地元で採れたハーブを使ったドリンクを提供する。

オープン時には、アラ出汁のお粥、鮮魚のカルパッチョ、地元野菜のグリルと焦がしレモン、瀬戸内魚介のズッパなどが登場。地元の幸を存分に活かしたメニューの数々が揃う。

日本初出店「オーバービューコーヒー」

施設内に国内初の焙煎所を構える「オーバービューコーヒー」は、Alex Yoder（アレックス・ヨーダー）氏によって設立された、地球温暖化の抑制に対して最も効果的な農法と言われるリジェネラティブオーガニック農法によって生産された豆を専門にしたコーヒーブランド。

コーヒーは、食堂「ミナトヤ」で飲めるだけでなく、テイクアウトにも対応。一般の方も参加できるコーヒーテイスティングやワークショップの開催等も予定している。