ローカル愛に溢れた「HATCHi 金沢」朝食も美味しいお洒落ホテルに潜入
北陸新幹線で旅を楽しむ旅行者を毎日多く受け入れている石川県金沢市。北陸の玄関口である金沢市の橋場町にあるホテル「HATCHi 金沢(ハッチカナザワ) 」は、人気観光エリア・ひがし茶屋街まで徒歩3分という抜群のロケーションの良さに加え、地元食材を使ったグルメが味わえたり、ローカルの人気店が出店していたりと、カジュアルな雰囲気ながらローカル愛とこだわりが随所から感じられます。そんな国内外の旅行者が集まるシェアホテルに宿泊してみました。
金沢の観光地、ひがし茶屋街の築50年のオフィスビルをリノベーションして再活用している「HATCHi金沢」は、2016年に開業。宿泊設備、2つの飲食店、セレクトショップ、シェアキッチン&共用ラウンジなど、様々なシェアスペースを備えたシェア型複合ホテルです。施設名の「HATCHi」は「卵を孵化する」という意味の英単語(=HATCH)に由来したネーミング。最後の「i」には「individual(ヒト)」、「item(モノ)」、「information(情報)」など様々な意味が込められ、地元金沢の飲食店や雑貨店、北陸に根差したクリエイターらが参画していることからも、地域のコンテンツを育む場でありたいという思いが感じられます。
個室orドミトリー?選べる客室2タイプ
多様化する旅行者のニーズに合わせ、客室タイプは個室が9室と、ドミトリー5室のいずれかを選択できるように。最上階にあるプライベートルーフガーデンのある個室は、大きなダブルベッドを備えた最も広いタイプの客室で、室内にシャワー・トイレが設置されているので、プライベートをしっかり確保したい方におすすめです。
3名まで利用可能な個室「プライベートバンクベッド」は、2段ベッドとソファベッドを備え、コンパクトなサイズながら誰かと一緒に過ごすのにほどよい広さ。部屋に水回りはなく、各フロアの個室宿泊者専用の共用バスルーム(洗面、シャワー、トイレ)を利用します。
そして2段ベッドのドミトリータイプは、各スペースにセキュリティロッカーやカーテンを設置し、プライベートを重視した造りにしてドミトリー特有のストレスを軽減。また、グループでの貸し切りも可能で、女性専用ルームも用意されているので、女性1人旅での滞在でも安心ですね。
正統派の朝食が嬉しい!土鍋ごはんが進む朝御膳
ダイニングエリアには、地元の人気店だったダイニング「a.k.a.」と、「HUM&Go#(ハムアンドゴー)」のコーヒースタンドが出店。北陸の旬の食材を活かしたちょっと贅沢な和食(30食限定)と、朝の目覚めのひとときに嬉しい淹れたてのコーヒー、サンドイッチ、マフィン、金箔ソフトクリームなどの軽食やデザートを用意しています。
特に宿泊者から好評なのがオリジナルの「金沢朝御膳」。1日のはじまりに、炊き立てほかほかの土鍋ごはんが食べられる幸せはホテルならでは。
おかずも焼き魚、酢の物、野菜煮、香物、冷奴、温泉たまごなど種類豊富でどれもお米が進むものばかり。朝からあまりたくさん量を食べられないという方向けに、和食の小鉢がついた「おばんざい朝食」というメニューもあります。前日の21時までの要予約制なので、ぜひ宿泊する際は注文してみて。
またレセプションカウンターを兼ねた「KIOSK(キオスク)」では、北陸の魅力を集めた地元のギフトショップ「[g]ift(ギフト)」が、「HATCHi 金沢」のためにセレクトした北陸や金沢の土産物を取りそろえています。
単なる宿泊スペースを提供するだけの場ではなく、北陸の魅力的な価値や食文化を知るきっかけとなるコンテンツを集めた、ローカル愛にあふれるとても魅力的な一軒です。(女子旅プレス/modelpress編集部)
HATCHi 金沢-THE SHARE HOTELS-詳細
住所:石川県金沢市橋場町3-18
電話番号:076-256-1100
JR金沢駅東口7番バス乗り場11・12・16系統の路線バスにて約7分「橋場町」バス停下車、またはタクシーで約6分
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
【Not Sponsored 記事】