人生観が変わる!? クルーガー国立公園で極上サファリ体験【感性美人になれる世界の女子旅♪】
アフリカの大地で野生動物に出会えるサファリ。一生に一度は体験してみたいと思う女子も多いのでは? 南アフリカ最大の野生の王国といえばクルーガー国立公園。その敷地は日本の四国がすっぽり入るほど広く、動物の種類や数もアフリカ有数の規模を誇ります。非日常のサファリロッジに滞在し、ビッグファイブと呼ばれる大型野生動物(ライオン、ヒョウ、バッファロー、ゾウ、サイ)をはじめとする野生動物に会いに行ってきました!
■スリル満点のゲームドライブ♪
オープントップの4WDで動物を探しながらドライブを楽しむ「ゲームドライブ」。私営のサファリロッジに滞在する場合、動物が活発に行動する早朝と夕方の1日2回楽しむのが一般的です。クルーガー国立公園の私営動物保護区では、動物のテリトリーを知り尽くしたレンジャーとともに専用車で敷地内を自由自在に移動できるので、動物を間近に観察できるチャンスがいっぱい! レンジャーは別の車と無線で情報交換したり、動物の足跡や糞の状態などを確認しながら、私たちゲストに多くの動物を見せようと真剣そのものです。
■野生動物のドラマを体感!
印象的だったのは、ビッグファイブの中で探すのが難しいといわれるヒョウ。一定の距離を保ってエンジンを止めると、ブッシュの静寂の中に鳥や虫の鳴き声だけが響きわたる緊張感が漂い、その先にウォーターバックを狙うヒョウの姿が……。耳をピンと立てて獲物をじっと凝視する様子や、地面を這うように進むしなやかさ、見事なまでに草木に紛れる肢体など、まさに野生ならではのドラマや動物の美しさを体感しました。
ゲームドライブの最中にはバッファローの大群が道を塞いでいることも。近くでよく見ると、バッファローの体には寄生虫を食べる役割を果たしてくれる小鳥がたくさん留まっていたり、レンジャーが「見て、妊娠中のメスもいるよ」と、鋭い観察眼で示してくれます。
ライオンのファミリーにも出会いました。8頭の子どもがじゃれ合う様子がとっても微笑ましい♪ ところが別の場所では、ハイエナに襲われた1頭のメスのライオンの姿が……。そこにハゲタカがケンカしながら群がる光景は衝撃的でした。美しいものばかりではない自然界の厳しさ、尊くも儚い生命の重みがずっしりと響きました。
ほかにも、ゾウの母親が長い鼻で揺すり落とした木の実を子どもに食べさせていたり、何度も周囲を警戒しながら長い首で池の水を飲むキリン、群れで移動するシマウマやサイ、カバ、クドゥ、インパラ、ジャッカルなど、数えきれないほどの動物を目にできました。
■大自然に身を置くということ
南アフリカの大地に沈む大きな夕陽を眺めながら、ワインや軽食を楽しむ「サンダウナー」は格別です。安全な場所に車を止めて、暮れゆく空にひときわ輝く南十字星を見上げ、やがてプラネタリウムのような満天の星空に覆われるぜいたく。大自然の中に身を置くと、普段はあまり意識しない月の満ち欠けに時の移ろいを感じたり、朝日のぬくもりに感謝したり、鳥の声に癒されたり、草木や土、風の匂いになつかしさを感じたり、身近な人の存在に感謝したり……。日常生活で忘れがちな大切な原点に立ち返ることができますよね。
■動物が遊びに来る! 非日常のサファリロッジ
クルーガー国立公園周辺にはリーズナブルなキャンプサイトから豪華な高級サファリロッジまで、予算に応じたさまざまな宿泊施設がそろっています。今回私が滞在したのは、自然に溶け込むように建つラグジュアリーなロッジ「Thornybush Game Reserve」。ゲームドライブを終えて戻ると腕利きのシェフによる絶品の料理が待ち構え、昼間はプールでまったりしたり、スパでマッサージを堪能したり、鳥の声をBGMにとことん“非日常”が味わえます♪ アクティブな女子にはウォーキングサファリもおすすめ。
びっくりしたのは2日目の晩、夕食を終えて戻ろうとした部屋の前になんとゾウが立っていたこと! レンジャーが対応してくれたおかげで、30分後には部屋へ入ることができました。19時半以降にロッジ内を移動する際は、レンジャーの同行が義務付けられていることにも納得!
■女子でも安心! サファリのワンポイント
クルーガー国立公園でのサファリのベストシーズンは、南半球の冬にあたる4月~10月の乾季。ブッシュが生い茂る夏の雨季と比べて、草木が低く動物が見やすいのだそうです。ゲームドライブで女子が気をつけたいのは、3時間ほどトイレに行けないので事前に済ませておくこと。夏でも朝晩は冷えるので薄手のダウンなどを用意し、紫外線対策をしっかりすること。木の枝や葉が体に当たることもあるので長袖が得策です。
日頃の悩みがちっぽけに思えてしまうほど、大切なことはとてもシンプルだと教えてくれた南アフリカでのサファリ体験。みなさんもときにはスマホやパソコンから離れて、思いっきり大自然の中に身を置いてみませんか?
(水野久美)
■スリル満点のゲームドライブ♪
オープントップの4WDで動物を探しながらドライブを楽しむ「ゲームドライブ」。私営のサファリロッジに滞在する場合、動物が活発に行動する早朝と夕方の1日2回楽しむのが一般的です。クルーガー国立公園の私営動物保護区では、動物のテリトリーを知り尽くしたレンジャーとともに専用車で敷地内を自由自在に移動できるので、動物を間近に観察できるチャンスがいっぱい! レンジャーは別の車と無線で情報交換したり、動物の足跡や糞の状態などを確認しながら、私たちゲストに多くの動物を見せようと真剣そのものです。
■野生動物のドラマを体感!
印象的だったのは、ビッグファイブの中で探すのが難しいといわれるヒョウ。一定の距離を保ってエンジンを止めると、ブッシュの静寂の中に鳥や虫の鳴き声だけが響きわたる緊張感が漂い、その先にウォーターバックを狙うヒョウの姿が……。耳をピンと立てて獲物をじっと凝視する様子や、地面を這うように進むしなやかさ、見事なまでに草木に紛れる肢体など、まさに野生ならではのドラマや動物の美しさを体感しました。
ゲームドライブの最中にはバッファローの大群が道を塞いでいることも。近くでよく見ると、バッファローの体には寄生虫を食べる役割を果たしてくれる小鳥がたくさん留まっていたり、レンジャーが「見て、妊娠中のメスもいるよ」と、鋭い観察眼で示してくれます。
ライオンのファミリーにも出会いました。8頭の子どもがじゃれ合う様子がとっても微笑ましい♪ ところが別の場所では、ハイエナに襲われた1頭のメスのライオンの姿が……。そこにハゲタカがケンカしながら群がる光景は衝撃的でした。美しいものばかりではない自然界の厳しさ、尊くも儚い生命の重みがずっしりと響きました。
ほかにも、ゾウの母親が長い鼻で揺すり落とした木の実を子どもに食べさせていたり、何度も周囲を警戒しながら長い首で池の水を飲むキリン、群れで移動するシマウマやサイ、カバ、クドゥ、インパラ、ジャッカルなど、数えきれないほどの動物を目にできました。
■大自然に身を置くということ
南アフリカの大地に沈む大きな夕陽を眺めながら、ワインや軽食を楽しむ「サンダウナー」は格別です。安全な場所に車を止めて、暮れゆく空にひときわ輝く南十字星を見上げ、やがてプラネタリウムのような満天の星空に覆われるぜいたく。大自然の中に身を置くと、普段はあまり意識しない月の満ち欠けに時の移ろいを感じたり、朝日のぬくもりに感謝したり、鳥の声に癒されたり、草木や土、風の匂いになつかしさを感じたり、身近な人の存在に感謝したり……。日常生活で忘れがちな大切な原点に立ち返ることができますよね。
■動物が遊びに来る! 非日常のサファリロッジ
クルーガー国立公園周辺にはリーズナブルなキャンプサイトから豪華な高級サファリロッジまで、予算に応じたさまざまな宿泊施設がそろっています。今回私が滞在したのは、自然に溶け込むように建つラグジュアリーなロッジ「Thornybush Game Reserve」。ゲームドライブを終えて戻ると腕利きのシェフによる絶品の料理が待ち構え、昼間はプールでまったりしたり、スパでマッサージを堪能したり、鳥の声をBGMにとことん“非日常”が味わえます♪ アクティブな女子にはウォーキングサファリもおすすめ。
びっくりしたのは2日目の晩、夕食を終えて戻ろうとした部屋の前になんとゾウが立っていたこと! レンジャーが対応してくれたおかげで、30分後には部屋へ入ることができました。19時半以降にロッジ内を移動する際は、レンジャーの同行が義務付けられていることにも納得!
■女子でも安心! サファリのワンポイント
クルーガー国立公園でのサファリのベストシーズンは、南半球の冬にあたる4月~10月の乾季。ブッシュが生い茂る夏の雨季と比べて、草木が低く動物が見やすいのだそうです。ゲームドライブで女子が気をつけたいのは、3時間ほどトイレに行けないので事前に済ませておくこと。夏でも朝晩は冷えるので薄手のダウンなどを用意し、紫外線対策をしっかりすること。木の枝や葉が体に当たることもあるので長袖が得策です。
日頃の悩みがちっぽけに思えてしまうほど、大切なことはとてもシンプルだと教えてくれた南アフリカでのサファリ体験。みなさんもときにはスマホやパソコンから離れて、思いっきり大自然の中に身を置いてみませんか?
(水野久美)
【Not Sponsored 記事】