「星野リゾート 界 長門」2020年開業へ、露天風呂付客室や川床テラスも整備

提供:女子旅プレス

星野リゾートは6日、山口県長門湯本温泉に開業する温泉旅館「星野リゾート 界 長門」の着工を発表した。当施設は、山口県北部の山に囲まれた川沿いの温泉地である長門湯本温泉の中心を流れる音信川(おとずれがわ)に掛かる曙橋のたもとに位置し、2020年3月の開業を目指す。

【長門湯本温泉】曙橋より下流イメージ/画像提供:星野リゾート
もっと写真を見る星野リゾートが展開する日本初の温泉旅館ブランド「界」の16施設目となる「星野リゾート 界 長門」は、曙橋正面に施設の顔となる「曙門」という、両側が長屋になっている長屋門を配置し、宿泊者の温泉街への観光を促し、魅力的な温泉街の一部になることを第一に考えた設計に。
【長門湯本温泉】川床テラスイメージ/画像提供:星野リゾート
【長門湯本温泉】柳イメージ/画像提供:星野リゾート
この「曙門」には宿泊者以外も利用できるショップを併設し、温泉街のそぞろ歩きが楽しめるような飲食を提供する。

長門湯本温泉街の再興のきっかけとなる存在に



【長門湯本温泉】桜イメージ/画像提供:星野リゾート
「星野リゾート 界 長門」開業先の長門湯本温泉街は、かつて毛利藩の藩主も訪れる歴史ある温泉地として、高度経済成長時代には多くの旅行客が訪れる温泉街として栄えてきたが、近年の旅行スタイルの変遷とともに温泉街の宿泊客数は減少傾向にあった。

そこで、2014年より長門市が主体となり、温泉街の再生に向けた取組がスタート。2016年1月に、星野リゾートが温泉街の整備計画(マスタープラン)の策定を受託し、以降、温泉旅館ブランド「界」の進出計画を含め、これまで地域・民間・公共が連携した温泉街再生に向けた取組を進めている。

【界 長門】施設メインイメージ(俯瞰図)/画像提供:星野リゾート
今後は施設着工以外に、川沿いのテラスや、水面近くに配置される川床、さらに温泉街の顔となる外湯の「恩湯(おんとう)」の建て替え等の計画を進め、長門湯本の温泉街に賑わいを取り戻し、温泉街の再興並びに、山口県の観光産業のさらなる発展を目指す。(女子旅プレス/modelpress編集部)

「星野リゾート 界 長門」概要



所在地:山口県長門市深川湯本字平町2229-1他
客室数:40室(本館30室 別館10室)※別館は全室温泉露天風呂付客室
敷地面積:5,496.82平方メートル 階数:地上4階
着工:2018年9月6日 開業:2020年3月(予定)

情報;星野リゾート

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