石川県金沢市で“金沢の台所”と呼ばれる「近江町市場」は、なんと言っても新鮮な海の幸がウリのひとつ。市場ならではの新鮮な魚介をお腹いっぱい堪能できる海鮮丼屋がいくつもあります。今回はそんな市場で、お昼時になると行列のできる人気店「じもの亭」をご紹介。

金沢の近江町市場で豪華海鮮丼を堪能「じもの亭」

もっと写真を見る秋冬の金沢は11月に加能ガニの漁が解禁され、魚に脂がのって美味しくなる季節。特に水揚げされたばかりの加能ガニを求めて、多くの観光客が訪れます。

そんな市場は金沢市内でも人気店に数えられる海鮮丼屋が幾つもあり、コスパよく海の幸を味わうのにおすすめのスポット。

市場の中にある人気店のひとつである「じもの亭」はその名の通り、地のものを中心にお刺身、丼もの、定食、一品料理、珍味など真心込めて作った魚介料理が豊富で、市場関係者や地元っ子も通う人気店です。

お店の外にも行列が

こちらのお店は、お昼時のピーク時にもなると、店内の待合室だけでなく外にまで行列がはみでるほど、美味しい食事を待ちかねる人でいっぱい。

2人で気軽に食事ができるカウンター席と、4人掛けの小上がり、8名程度でも座れる広めの小上がりの席があり、肩肘張らずに食事を堪能できる食堂のような雰囲気。店内は多くの人で賑わっています。

口に収まらないネタが山盛りの海鮮丼

そんなお店のイチオシメニューが、丼に収まりきらないほど新鮮なネタが山盛りの豪華な「海鮮丼（華）」。

マグロの赤身、トロ、カニ、海老、サーモン、うに、いくら、卵焼きなど10種類以上のネタが、にまるで花びらのように盛られていて、大きな丼ぶりからこぼれ落ちそうなほど。

この「海鮮丼（華）」ほど量は食べられない、という方にはやや具材は少なくなるものの「海鮮丼（雪）」なら、同じようなネタがふんだんにのっていておすすめです。

マグロやうに好きにおすすめのメニューも

色々な種類の海鮮をとにかく色々食べたい、という人もいれば、まぐろだけのっていれば良い、というほどマグロ一筋の方も少なく無いと思います。

とにかく新鮮なマグロでお腹いっぱいになりたい！という方には一面バラのようにマグロの切り身をふんだんに盛った「まぐろ丼」がおすすめ。生の活きの良いまぐろだけの丼ぶりはもちろん、乗っているマグロを“漬け”にして「まぐろづけ丼」にすることもできます。

もしくはサーモンが好きという方にもサーモンのあらゆる部位と卵焼きを一緒に盛り付けた「サーモンづくし丼」や、丼ぶり一面濃厚なうに尽くしの「うに丼」、甘みのある紅ズワイガニがたっぷり入った「カニ丼」もあります。

またこのお店で出す全ての海鮮丼はみそ汁とデザートがセット。プラス100円で、金沢らしく金箔入りにグレードアップできます。

少食さんにぴったりな海鮮丼も

大きな海鮮丼をひとつはちょっと食べきれない…という人には色々な海鮮丼を少しずつ食べられる平日限定メニューの「海の恵み丼」がおすすめ。

まぐろ、ぶり、甘えび、いくら、カニ、サーモン、炙りサーモン、カジキ、ねぎトロ、煮穴子、アナゴ天、キス天、白エビ天、海老天の中から、3種類、もしくは4種類のミニ丼を選べるというもので、もちろんどのネタもとても新鮮。

また海鮮丼以外にも「刺身定食」、季節によって内容が変わる「じもの亭弁当」に加え、加賀野菜の天ぷらと大海老の天ぷらがのった「加賀天丼」なんてメニューもあります。

こだわりの日本酒もずらり

地産地消のこだわりは海鮮のメニューだけではありません。お店で用意しているアルコールも、金沢市の純米吟醸「金澤」や、白山市の「手取川」、能登蛸島の「大慶」、能登町宇出津の「竹葉」と、様々な地酒も取り揃えています。

美味しいお魚とお酒で贅沢な金沢ディナーを過ごしてみては。（女子旅プレス／modelpress編集部）

じもの亭店舗情報

住所：石川県金沢市上近江町27-1近江町市場内
電話番号：076-223-2201
営業時間：月曜11：00～14：30、17：00～20：00、火曜11：00～14：30、木金土11：00～14：30、17：00～20：00、日曜11：00～14：30※無くなり次第終了
定休日：水曜日※火曜日・日曜日の夜は休み

※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。

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