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【USJ】車イス利用者のリアルな視点で解説! おすすめアトラクションや避けるべきエリアを徹底ガイド

【USJ】車イス利用者のリアルな視点で解説! おすすめアトラクションや避けるべきエリアを徹底ガイド

車イスでUSJを快適に楽しむための「リアルな攻略法」を徹底解説! エリア別の注意点や、車イスのまま利用できるおすすめアトラクション、レンタル情報まで網羅しました。「1日歩けるか不安」なシニア世代との3世代旅行・家族旅行に必読のガイドです。

ゴールデンウイークなどの長期休みに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)への家族旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。 シニア世代を含めた3世代での旅行となると、「体力的に1日歩き回れるか不安」という声も聞こえてきそうです。

しかし、車イスを上手に活用すれば、シニアの方でも無理なく快適にパークを満喫することができます。今回は、車イスで楽しむための注意点やおすすめアトラクションなど、「リアルな攻略法」をまとめました。

パレードも25周年バージョンで見逃せません
パレードも25周年バージョンで見逃せません



【1】車イス移動で注意したいこと

パーク内を車イスで移動するときに注意したいのが「段差・人・坂」です。

歩道と車道に分かれているユニバーサル・スタジオ・ジャパンの道は、幅が広い車道を通るのがおすすめです。レストランやアトラクション前で「段差」が発生し遠回りする可能性があるからです。行きたい場所があったら、付近に必ずスロープがあるので利用しましょう。

人であふれることが多いパーク内ですが、メインストリートは道幅が広いため、移動の妨げになることはそこまで多くない印象です。

アトラクション「ジョーズ」の前の道。なるべく平らでゆるやかな道を選んで歩きましょう
アトラクション「ジョーズ」の前の道。なるべく平らでゆるやかな道を選んで歩きましょう


坂については、エリアによって大きく異なります。特に「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の周辺は坂が多いので注意が必要です。また、パレードの開催中は行き来ができなくなる道があるため、事前に時間をチェックし、どこかのエリアにとどまってパレードを見るスケジュールにしておくのがよさそうです。

なにか困ったことがあったら……いや、些細なことでもクルーを頼っていいと思います。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのクルーは親しみやすく対応も早いので、とても助かりますよ。

【2】車イスをレンタルするなら

エントランスを入って、すぐ右に車イス/ベビーカーレンタルができるところがあります
エントランスを入って、すぐ右に車イス/ベビーカーレンタルができるところがあります


今回はパーク内で車イスをレンタルして体験してみました。レンタルできる車イスは手動式で1台1日500円。ハンドブレーキ付きのステンレス製です。サイズは、高さが床からシートまで約44cm、横幅約64cmです。事前予約はできないため、当日入園したらすぐにレンタル場所へ向かいましょう。名前・連絡先を記入すれば簡単にレンタルできます。

また、車で来園した場合、パーキングの料金所で「障がい者手帳」を提示すれば、車イスなどの昇降がしやすい障がい者ゲスト用区画へ案内してくれます。料金所には車イスで利用できる化粧室も完備。さらに、車イスのレンタルを希望する場合、料金所で申告すれば、なんとレンタルの車イスを駐車場までクルーが持って来てくれるうれしいサービスもあります。

【3】エリア別の注意点

車イスで車道を歩いてみました
車イスで車道を歩いてみました


10のエリアがあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン。車イスで歩く場合の「リアルな歩きやすさ」や注意点、化粧室の数などをエリアごとにチェックしてみました。

快適に楽しめるエリアから、実は車イスだと少しハードルが高いエリアまで、包み隠さずお伝えします。なお、全ての化粧室に車イス対応トイレが設置されています。

ハリウッド・エリア

車道は水はけのためか、ゆるやかな山なりの傾斜があり、歩道にはワゴンがいくつかあります。建物は映画で使われたセットばかりで、どの映画で使われたものかも貼ってあるプレートで分かります。風景と建物を楽しみながら、ゆっくりと歩くのもおすすめです。

【化粧室-全5カ所】スタジオギフト・イースト裏/スタジオギフト・ウエスト裏/パーク内コインロッカー向かい側/ビバリーヒルズ・ブランジェリー裏(女性のみ)/メルズ・ドライブイン横

ユニバーサル・ワンダーランド

子ども連れのファミリーが多いエリアなので、子どもの目線辺りを意識しておくことが大事です。突然飛び出してきた子どもにぶつかったら大変。このエリアは段差や坂よりも「人」に注意して進みたいところです。

【化粧室-全2カ所】スヌーピー・スタジオ内(女性のみ)/ハローキティのリボン・ブティック横
【レストラン内化粧室-全1カ所】スヌーピー・バックロット・カフェ内

ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター

世界観の再現度が高い分、道が石畳になっている箇所が多く、車イスで歩き回るには少し振動が気になります。歩き回るよりも(歩き回って細部までチェックしたいところですが)、ホグワーツ城と湖が見える見晴らしのいい場所にとどまって、壮大な風景をゆっくり楽しむのが正解です。

【化粧室-全2カ所】オリバンダーの店横/ホグワーツ城横

スーパー・ニンテンドー・ワールド

おそらくパーク内で最も人が多い大人気エリアです。エリアに行き着くまでは緩やかな上り坂が多く、人にぶつからないようかなり神経を使います。雨の日は床が滑りやすくなるのも気になるところ。正直にお伝えすると、車イスでの移動はハードルがかなり高いエリアです。無理をして奥まで進まず、手前の「キノピオ・カフェ」で休憩がてらエリアの雰囲気だけ楽しむ、という割り切りも大切です。

【化粧室-全2カ所】キノピオ・カフェ横/ワンナップ・ファクトリー横

アミティ・ビレッジ

ジョーズがいる漁村エリアは、道がなだらかで広めなので車イスで移動するのに一番適しているかも。漁村ののんびりした雰囲気を感じながら進むのがおすすめです。ただし、巨大なジョーズのモニュメントと記念撮影できる「ジョーズ・フォト」周辺は人が集まりやすいので注意しましょう。

【化粧室-全1カ所】アミティ・ランディング・レストラン横
【レストラン内化粧室-全1カ所】アミティ・ランディング・レストラン内

ウォーターワールド

ショーを見るタイプのアトラクションで、車イス専用の観覧エリアもしっかり用意されています。場所も席も広く取られているため、とても快適にショーの迫力を味わえます。

【化粧室-全1カ所】ウォーターワールド内

ジュラシック・パーク

道のガタガタは少ないですが、うっそうとしたジャングルのような作りのため先が見通しにくい場所があります。その分、探検しているようなドキドキ感は抜群! 屋外を走るコースターや、ウォーターライドが水面にダイブする大迫力の瞬間を道沿いから見られるのでワクワクします。

【化粧室-全1カ所】ディスカバリー・レストラン裏
【レストラン内化粧室-全2カ所】ディスカバリー・レストラン内/ロストワールド・レストラン内

サンフランシスコ・エリア

サンフランシスコの美しい街並みや景色をのんびり楽しむのに向いています。ただ、ここも石畳が多いので移動時の振動には注意してください。

【化粧室-全1カ所】跳ね橋手前スタジオ・インフォメーション前

ミニオン・パーク

車イスでミニオン・パークの奥まで入るのはあまりおすすめしません。「坂が多い」「道が狭い」「石畳」「子どもが多い」と、車イス移動には厳しい条件がそろってしまっています。ゲート前では、ミニオンたちがグリーティングを実施しているため、記念撮影をして雰囲気を楽しむのが無難です。ゲート近くにあるアトラクション「ミニオン・ハチャメチャ・ミッション ~大悪党への道~」は付き添いの方と一緒に利用できます。

【化粧室-全1カ所】デリシャス・ミー! フォト・オポチュニティ横

ニューヨーク・エリア

道幅が広く、石畳やレンガ道でない平坦なところを選んで歩けばとても快適です。映画で使用されたセットが立ち並んでいるので、建物の「何の映画で使われたか」が書いてあるプレートに注目しつつ、付き添いの方と一緒にゆっくり進んでみましょう。

【化粧室-全3カ所】ルイズ N.Y. ピザパーラー奥/パークサイド・グリル裏/名探偵コナン4-Dライブ・ショー~星空の宝石~横
【レストラン内化粧室-全2カ所】SAIDO内/パークサイド・グリル内

【4】車イスで利用できるおすすめアトラクション5選

シング・オン・ツアーを上演するイルミネーション・シアター
シング・オン・ツアーを上演するイルミネーション・シアター


車イス利用時は、乗り降りの負担が少ない“見て楽しむ”シアター・ショータイプのアトラクションが特におすすめです。また、一部のライドタイプでも車イスのまま(または簡単な乗り換えで)楽しめるものがあります。なかでも「面白い」「体験する価値あり」のおすすめアトラクションを5つ紹介します。

1. シング・オン・ツアー

映画『SING/シング』の世界を体感できるシアタータイプのアトラクション。アッシュ、ジョニー、グンター、ロジータ、そしてミーナの極上のステージをライブ感覚で味わえます。車イス専用スペースがあり、クルーがスムーズに案内してくれるのでとっても快適!

【エリア】ハリウッド・エリア
【制限】なし
【所要】約20分
【定員】506名(車イススペース3名)

2. プレイング・ウィズおさるのジョージ

舞台はアニメ制作スタジオ。絵の中にいた“おさるのジョージ”が現実世界に飛び出てきて……。アニメの世界から飛び出てくるジョージの愛らしさに感動。座ってゆっくり見られます。もちろん車イス席完備です。

【エリア】ハリウッド・エリア
【制限】なし
【所要】約20分
【定員】300名(車イススペース2名)

3. ウォーターワールド

映画『ウォーターワールド』の世界が、席数3000以上の巨大ステージで繰り広げられます。水上バイクのスタントや爆発の熱気など、ド迫力のショーは必見。同じステージを使い『ワンピース』の世界を展開する時期もあります。車イススペースも20名以上分確保されているので、ゆったりと大迫力のアクションを楽しめます。

【エリア】ウォーターワールド
【制限】なし
【所要】約20分
【定員】3220名(車イススペース22名)

4. ジョーズ

平和な港町のボートツアーが、巨大な人喰いザメ・ジョーズの出現により恐怖のツアーに……。まさに映画『ジョーズ』の世界を再現しています。ジョーズが出現するスリルはありますが、絶叫コースターのような激しい揺れや落下はないため、シニアの方でも安心。特別なボートが用意されており、車イスのまま利用できるのもうれしいポイントです(車イスの形状やサイズによっては、備え付けの車イスへの乗換が必要な場合あり)。

【エリア】アミティ・ビレッジ
【制限】付添者同伴の場合はなし
【所要】約7分
【定員】48名(6名×8列)

5. ヨッシー・アドベンチャー

ライド系なら、激しい動きがないコチラがおすすめです。ヨッシーの背中に乗って、3つのタマゴを探しながらキノコ王国をのんびり見渡せます。車イスのまま利用できます(車イスの形状によって乗換が必要な場合もあり)。

【エリア】スーパー・ニンテンドー・ワールド
【制限】付添者同伴の場合身長92cm以上
【所要】約5分
【定員】2名(2名×1列)

このほか、車イスのまま利用できるアトラクションは次のとおりです。

●ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー
●ハローキティのリボン・コレクション
●オリバンダーの店
●名探偵コナン 4-D ライブ・ショー ~星空の宝石(ジュエル)~

【5】25周年イベントをゆったり楽しもう!

25周年を記念したターキーレッグ!?(画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
25周年を記念したターキーレッグ!?(画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)


2026年はユニバーサル・スタジオ・ジャパンが開業して25年。2027年1月11日(月)まで、お祝いイベントがパーク各所で行われています。車イスでも、シニアの方でも無理なく楽しめるイベントのポイントを紹介します。

25周年の遊び心あふれるフード

まずは食べ歩きフードに面白いものが多数登場。スペース・ファンタジー・ザ・ライド前のフードカートなどで販売している「ターキーレッグ!? まん(850円)」や「キャラメルポップコーン!? チュリトス(800円)」など、見た目と味が違うサプライズメニューが。

ユニバーサル・マーケットでは、サーティワン アイスクリーム、キユーピーマヨネーズ、伊藤ハム アルトバイエルンとコラボレーションした商品が楽しめます。車イスで移動しながらサクッと食べられるフードは、事前に公式Webサイトでチェックしておくのがおすすめです。

広くて利用しやすいレストラン

お店でゆっくり食事をしたい場合は、リニューアルした「スタジオ・スターズ・レストラン」へ。店内が広く通路も確保されているため、車イスでも入店しやすい造りになっています。ただし車道から歩道へ上がる際の段差には気をつけて。コーナーの滑らかなスロープ部分からアプローチしましょう。

ショッピングは入園してすぐがおすすめ

夕方以降の混雑したショップへ車イスで入るのは動きにくく、周囲への気遣いで疲れてしまいます。お土産などのショッピングは、事前に公式Webサイトでグッズの目星をつけておき、「朝イチで入口近くのショップで買ってしまう」のが最大のコツです。買った荷物はすぐにコインロッカーに預けてしまえば、身軽にパークを楽しめます。

パレードは車イス専用エリアで

25周年記念のパレード「NO LIMIT! パレード ~Discover U!!! バージョン~」を開催中。マリオやその仲間、ピカチュウたちが登場し、華やかなパレードを繰り広げます。パレードルートには「車イス専用の鑑賞エリア」が設けられているため、人混みに揉まれる心配がありません。当日早めにお近くのクルーに相談すれば、やさしく案内してくれます。

懐かしの車が集結するエリアは広くて快適

開園当時の人気アトラクション『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『バックドラフト』、そして『ブルース・ブラザーズ』で活躍した名車たちが、ハリウッド・エリアの年間パス・センター前に集結しています。

この周辺は道が平らで広いため、車イスでの見学に最適。車の細部まで観察できますよ。さらに「ドク・ブラウン」や「ジェイク&エルウッド」とのグリーティングに出会えることも。

なお、ブルース・ブラザーズは、ニューヨーク・エリアでのエンターテインメントステージ「アルティメット・ブルース・バッシュ ~音楽の色~」にも登場します。長年パークを愛する大人世代にはたまらないスポットです。

ほかにもイベント目白押し

このほか「ユニバーサル・ワンダーランド ~レッツ・スマイル・トゥギャザー~」や「クロミ・ライブ ~Discover Me Discover U!!!~」など、その場にとどまって鑑賞するタイプのイベントも多く、激しい移動なしでも十分にパークの熱気を味わえます。

初めて車イスでユニバーサル・スタジオ・ジャパンを歩いてみましたが、事前のリサーチやルート選びさえ工夫すれば、諦めることなく1日中楽しむことができました。

この記事が、ご家族での快適なパーク体験の参考になればうれしいです。周囲はにぎやかで熱気にあふれていますが、のんびり、焦らず、ご自身のペースで最高の思い出を作ってくださいね。

【information】
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
住所:大阪府大阪市此花区桜島2-1-33
TEL:0570-20-0606(インフォメーションセンター)
料金:1デイ・スタジオ・パス 大人8900円~、4歳~小学生5700円~、3歳以下無料、65歳以上8000円~ ※日により異なる。チケットはほかにも各種あり
営業時間:日により異なる
定休日:無休
アクセス:JRゆめ咲線ユニバーサルシティ駅から徒歩3分

※ここで紹介したメニュー・グッズなどの商品は、デザイン・価格・販売店舗など、予告なく変更したり品切れの場合があります。

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執筆者:佐々木 隆(遊園地 ガイド)


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