スタジオツアー東京、日本初上陸企画「炎のゴブレット」展示公開 貴重な撮影小物や衣装、ホグワーツ城の映像演出も
東京都練馬区の「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」では、日本初上陸となる特別企画「炎のゴブレット」を、2025年9月8日(月)まで開催。18日、展覧会の全貌が公開された。
本場ロンドンでも人気の特別企画「炎のゴブレット」日本初上陸
特別企画「炎のゴブレット」は、映画「ハリー・ポッター」シリーズ4作目となる『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』公開20周年を記念し、スタジオツアー東京開業以降初めて、ひとつの作品のテーマに沿って全館規模で開催されるもの。
イギリス・ロンドンに2012年に開業した「ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドン - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」でも高い人気を誇るイベントで、初公開となるものも含む小道具や衣装、クリーチャーを全館の随所に展示。関連グッズ、レストランにて限定フードも展開される。


大広間など施設各所で期間限定「炎のゴブレット」展示が登場
『炎のゴブレット』は、100年ぶりに開催されることになった三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)を舞台に、ホグワーツ魔法魔術学校の4年生になったハリー・ポッターの成長と試練を描く物語。対抗試合の出場年齢に達していないにもかかわらず、炎のゴブレットによって出場選手に選ばれてしまったハリーは、はからずも三つの危険な課題に挑むことに。同シリーズにおいて、魔法と冒険の物語から魔法界の闇の勢力との戦いの物語へ、ターニングポイントとなる重要な作品となっている。
期間中、施設内で最も大きなセットである大広間の中心には、青い炎が揺らめく演出が施されたゴブレットが登場。周囲には対抗試合の出場条件である17歳以上の者以外を弾く年齢線が敷かれ、両脇には年齢線をだまそうとして弾き出され尻もちをつくウィーズリー兄弟の姿も。その奥には美しい優勝杯、壇上にはホグワーツ魔法魔術学校に加え、対戦校のボーバトン魔法アカデミー、ダームストラング専門学校の衣装が展示されている。
ここではゴブレットの炎が青から赤に変わり、対抗試合の選手の名前が書かれた紙片が飛び出す、映画のワンシーンが目の前で繰り広げられるインタラクティブな演出が行われる。






また、ハリーが鰓昆布を食べて親友のロン・ウィーズリーを救出に向かうシーンでお馴染みの、第二の課題のセットでは、深い湖の底で一時的に眠らされたロンの水中ダミーをはじめ、ビクトール・クラムが変身したサメ、マーピープルなどを展示。






闇の魔法使いの再興を感じさせる展示
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』といえば、シリーズでデスイーター(死喰い人)が初めてはっきりと姿を現すなど、闇の帝王・ヴォルデモート卿率いる闇の魔法使いたちが再び勢力を取り戻し、その存在を今一度知らしめた、シリーズ過去3作と比較してダークな側面が色濃く打ち出されている作品だ。そんなデスイーターの進化のセットでは、デスイーターのコスチュームやマスクがシリーズが進むにつれ進化を遂げ、これによりヴォルデモートの影響力が増していったことを伝えている。
初期はドクロのようなシンプルなマスクと黒いローブの組み合わせで、ベルベッドやシルクを用いて儀式的な雰囲気を感じさせる、まさに秘密結社といった風情だったが、後期では組織として再興していくにつれしっかりとした生地の黒いローブとし、ミリタリー要素も取り入れるなど、素材ごとの質感の違いや組み合わせも見て取れる。幹部クラスのルシウス・マルフォイやベラトリックス・レストレンジなどがマスクを外し素顔を見せていたのは、組織内で力がある者であると誇示する意味合いがあったとのこと。









映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』公開20周年記念 特別企画「炎のゴブレット」
・実施期間:2025年4月18日(金)~9月8日(月)
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター
所在地:東京都練馬区春日町1-1-7
アクセス:西武豊島線「豊島園駅」、または都営地下鉄大江戸線「豊島園駅」から徒歩5分
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