星野リゾート、米ニューヨーク州で温泉旅館開発 2028年開業予定
星野リゾートは17日、米国・ニューヨーク州に温泉旅館を開業することを発表した。日本のホテル会社による米国での温泉旅館開業は初の取り組みで、2028年の開業を目指す。
2028年、星野リゾート運営施設が米国本土に進出
同社にとって米国本土で初となる運営施設の計画地は、ニューヨーク州のシャロンスプリングス(Sharon Springs)という、マンハッタンやボストンから車で約3.5時間の歴史ある温泉地。
かつてはアメリカ先住民が治癒効果を求めて鉱泉を利用しており、1800年代中盤にはリゾート地として開発がなされた。しかし1900年代に入り飛行機での旅行が盛んになったことで、観光地としては顧客が減り衰退の歴史をたどってきた。
そんなシャロンスプリングスだが、春夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪見風呂と、四季ごとの風情を感じられる旅館開発にふさわしい条件が揃っている。同社によると既に温泉源を発掘し、着実にプロジェクトを進めている段階にあるといい、今後も地元住民の協力とサポートを得ながら旅館の開業とともに、地域の活性化に貢献していくという。(女子旅プレス/modelpress編集部)
施設概要
場所:USA,New York State,Schoharie County,Village of Sharon Springs
開業年:2028年(予定)
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