ユニバーサル･スタジオ･ジャパンは、毎年人気のハロウィーン・イベントを好評開催中。ハロウィーン時期恒例のゾンビにハミクマ、人気のポケモンに加え、今年はチェンソーマンとの初コラボなど人気コンテンツの世界を体感できるプログラムが目白押しだ。昼と夜で全く異なる楽しさに溢れた2024年のハロウィーンの見どころを一挙紹介していく。＜体験レポ＞
昼は秋空の下でポケモンたちとノリノリのパーティ！
まずデイタイムプログラムでは、DJピカチュウたちのショーを始め、パークの仲間たちと一緒に歌って踊れる「ハハハ！ ハロウィーン・パーティ」（～11月4日（月）まで）を開催。
今回はデイタイムのラインナップの中から、ポケモンたちによる「ポケモン・ジャンピン・ハロウィーン・パーティ」と「ポケモン・チャージアップ！ ハロウィーン・ グリーティング」を体験してきた。
グラマシーパークで行われる「ポケモン・ジャンピン・ハロウィーン・パーティ」は、DJピカチュウと、DJゲンガーなどゴーストタイプのポケモンたちと一緒にド派手な音楽に合わせてジャンプして踊って、全員が主役になれるショープログラム。
まずはMCトビーとエレクトリックダンサーズらエンターテイナーによるプレショーからスタート。サウンドプロデューサー・DECO*27によるダンサブルでクセになる音楽が流れ、会場を盛り上げる中、メタリック素材のストリート風の衣装を着たDJピカチュウが登場。
ステージ前に集まったゲストも、人差し指と小指をあげて“ピカチュウポーズ”をとり、リズムに合わせて一斉にジャンプしながらショーを楽しみ、会場のボルテージも一気に上昇。
そこにパーティを邪魔するウィンハロの集団が現れ、ジュペッタ、ムウマ、ミミッキュと闇のパワーでステージをのっとってしまう。一時は楽しいパーティがめちゃくちゃに…なってしまうかと思いきや、最終的には怒涛のジャンプ＆クラップで会場全体がひとつになりボルテージはMAXに。ひとりひとりが主役になり、個々が放出するエネルギーが作り上げる、ゴキゲンで誰もが楽しめるハロウィーン・パーティだった。
ポケモンたちと間近で出会える「ポケモン・チャージアップ！ ハロウィーン・グリーティング」では、今年パーク初登場のゴーストタイプのポケモン「ヒトモシ」「バケッチャ」が加わりスケールアップ。
ショーでも活躍したDJピカチュウと、DJゲンガー、ムウマ、ジュペッタ、ミミッキュと合わせ、計7体のポケモンが2ヶ所のスポットに出現し、ジャンプしたり踊ったりとキュートな仕草でゲストを楽しませてくれる。
また昨年に引き続き、ポケモンたちと一緒のハロウィーンの世界をイメージしたレストランが、スタジオ・スターズ・レストランに登場。
ポケモンたちの賑やかな特別装飾が施された空間で、DJゲンガーのブラックビーフシチューパイ包み、ミミッキュのホワイトクリーム・カツバーガー、ピカピカと輝くコースター付のDJピカチュウのレモンソーダ、ヒトモシそっくりのヨーグルトムースケーキやバケッチャをイメージしたパンプキンケーキなど、パークで出会ったポケモンたちをモチーフとしたメニューが味わえる。
グッズもDJピカチュウのカチューシャやポーチ、DJゲンガーのキャップやぬいぐるみ、ブレスレットセットにTシャツといった身に着けグッズをはじめ、ハロウィーン仕様のデザインのタンブラーやスナック缶など豊富に揃っているので、ぜひお気に入りグッズをゲットしてポケモンたちとの思い出を形に残してほしい。
凶悪ゾンビが蠢く夜のパーク、新たなホラー体験も続々
日が沈んだ夜からの時間帯は、パークが恐怖に包まれるナイトプログラム「ハロウィーン・ホラー・ナイト」を実施。
今年はホラー・ナイトの代名詞「ストリート・ゾンビ」がパーク複数箇所に拡張し、歌い手・Adoが隊長の治安部隊“ブルーローズ隊”がゲストと共に凶悪ゾンビに立ち向かう新演出が加わったほか、例年好評の「バイオハザード」のホラー・メイズが、レオンやジルらシリーズ歴代のヒーローがゾンビやクリーチャーと銃撃戦を繰り広げる、完全屋外の新ライブ・ホラー・アトラクション「バイオハザード・ナイト・オブ・ヒーローズ」へと刷新。
合同会社ユー・エス・ジェイブランド・マーケティング部部長の廣畑直子氏も、「ホラーが苦手な方にも楽しんでいただけるよう、ゲスト自らが参加できる体験を増やしており、恐怖に絶叫するだけでなく、立ち向かうことで、怖いけれども楽しいという刺激的な興奮体験をお届けします」と語っている通り、例年よりそれぞれのコンテンツの世界観にゲストが入り込む“劇場型”の要素が増したことで、ホラーが苦手なゲストを受け入れる間口がぐっと広がった印象だ。
グラマシーパークでは、“グロ可愛い”独特な世界観で人気を博すハロウィーンの人気者、ハミクマたちが催すダークなパーティ「ハミクマ・シャウト・イット・アウト・パーティ」を初開催。
今年はハミクマ、昨年初登場したハミクマの魂・ハミクマソウルに続き、新キャラクターとしてハミクマパンクが初めてパークに降臨した。
このハミクマパンクとは、ハミクマの“怒りや憤り”を象徴する存在で、グレーのボディに青いチェック柄のベスト、モヒカン風のヘア、スタッズにシルバーアクセサリーと、パンクロックテイストの容貌が特徴。
パーク史上初めて、3形態がそろい踏みしたハミクマと大勢のゾンビたちと一緒に、昨年社会現象を巻き起こしたAdoの楽曲「唱」のビートにのせてダンスする一体感と熱狂は、「ハロウィーン・ホラー・ナイト」に来たならぜひマストで体験してほしい。
なお今年から、ハミクマのみならずハミクマソウルも初のグッズ化を果たし、発売初日にはカチューシャやハンドグローブは即完売するほどの売れゆきを見せていた。
ほかにも商品在庫が空になってしまった陳列棚がいくつも見受けられるほどの人気ぶりだったので、ハロウィーン時期に運よく巡り会えたらぜひ記念にゲットしておきたい。
さらに、ハミクマやハミクマソウルを独り占めして間近で触れ合い、記念撮影ができる「死んでも写るのdeath！ ハミクマ・グリーティング・フォト」のほか、ハミクマ＆ハミクマソウルのドリンク、そしてハミクマ＆ハミクマソウル＆ハミクマパンクをモチーフとしたケーキも味わえるなど、今年のハロウィーンは例年以上にハミクマファンにはたまらない体験が勢揃いしている。
USJと初コラボレーション！現実とストーリーがリンクする「チェンソーマン」4Dシアター
今年の「ハロウィーン・ホラー・ナイト」のもうひとつの目玉となっているのが、ユニバーサル･スタジオ･ジャパンとTVアニメ『チェンソーマン』との初コラボレーション。
シネマ 4D シアターでは劇場型アトラクション「チェンソーマン・ザ・カオス 4-D」が上演され、パークでは豊富なグッズ、チュリトスにポチタまんといった食べ歩きフードも展開されている。
今年初登場の「チェンソーマン・ザ・カオス 4-D」は、主人公デンジと、アキ、パワー、コベニの4人がホラー映画鑑賞に訪れたシアターで、“ハロウィーン・ホラー・ナイトの悪魔”と遭遇し、バトルに発展していく完全オリジナルストーリー。
ストーリーの舞台が“シアター”という設定のため、シネマ 4D シアター内でゲストが実際に見ている景色と、目の前のスクリーンで繰り広げられる『チェンソーマン』の映像の世界がリンクし、現実から一気にストーリーの世界に引き込まれる構成が楽しい。
アニメ同様にこれでもかとほどばしる血しぶき、シアター中を飛び回る悪魔の動きなども、4Dシアターならではの特殊効果でしっかりと体感することができ、まさにデンジらデビルハンター対悪魔の激闘を最前線で目撃しているかのようだ。
またバトルの最中にパーク内の景色が映し出される場面もあれば、4Dのシステムをあえて活かさない意外な演出もあるなど、ハロウィーン時期にユニバーサル･スタジオ･ジャパンとコラボレーションする意義、そして作品ファンにここならではの『チェンソーマン』体験を届けようという心意気が随所で感じられる非常に満足度の高い内容だった。
なおシネマ 4-D ストアでは、『チェンソーマン』グッズとして、悪魔をビビッドな色使いでアイコン風にデザインしたTシャツやトートバッグ、オールブラックのキャップ、パワーの赤い角がついたパーカーなど、ハロウィーン時期にぴったりな身に着けグッズが多数登場。
中でもポチタのぬいぐるみは、ボディに腕を通して抱っこしながらパークを一緒に歩ける仕様になっている。作中そのままの丸みのあるボディとサイズ感もきちんと表現されていて、商品開発担当によると愛らしい顔つきにもこだわったという。
シネマ 4-D ストアではこのほかにも、“ブルーローズ隊”Ado隊長の美しいビジュアルを使用したグッズが初登場しているほか、スヌーピーやミニオンらのハロウィーン限定グッズも豊富にラインナップしている。
今年のハロウィーン・イベント開催期間は11月4日（月）まで。昼と夜で一変するパークならではの刺激的な“こわ楽しい”ハロウィーンをぜひ体感してみてほしい。（女子旅プレス／modelpress編集部）
USJ、ハロウィーンイベント2024＜イベント詳細＞
USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」公開
USJ、ハロウィーンフード＆グッズ公開 ハミクマソウルのカチューシャ＆ポケモンはメニュー一新
ハロウィーン・イベント2024
期間：開催中～11月4日（月）まで
※開催期間は変更する場合があります
【Not Sponsored 記事】
