初めてのフィジー女子旅体験レポ 自然の楽園へリゾート時間を過ごしに行ってみた
日本から直行便で約9時間。南太平洋に浮かぶ楽園フィジーは、豊かな自然に触れられ、ワクワクするアドベンチャー要素もあり、さまざまな体験ができる美しいリゾート地。今回初めてのフィジー旅行を体験!滞在時の模様をレポートします。
日本から直行便で行ける楽園フィジー
南太平洋に浮かぶオセアニアの国・フィジー共和国は、美しい海とサンゴ礁、太陽が照らす真っ白な砂浜が広がる素晴らしいビーチがいくつも存在する人気のビーチリゾート。333の島々からなる日本と同じ群島国で、面積は四国とほぼ同じ大きさ。海あり山ありの豊かな自然が広がるネイチャーアイランドです。
英語が公用語で、レストランやホテルにチップ文化がなく日本人旅行者も気兼ねなく過ごせます。
フィジーの空の玄関口、ナンディ国際空港までは日本から直行便でおよそ9時間の空の旅。フィジー最大の島・ビチレブ島の西側に位置するナンディは、国際空港もあり旅の起点となる観光都市。
伝統的なドラヴィダ建築のカラフルな「スリ シヴァ スブラマニア スワミ寺院」や、生鮮食品が並ぶローカル感溢れる市場「ナンディマーケット」、フィジー固有植物をはじめ蘭の花が咲く「スリーピング ジャイアント植物園」など多くの観光スポットが集まっています。
現地ガイドの方によると、島民はフィジー系民族が過半数を占め、次いでインド系民族が多く暮らしているのだそう。豊かな花や植物が生い茂り、牛や馬がのんびり暮らす、島の暮らしに溶け込むように教会やヒンドゥー寺院の数々を目にすることでしょう。
透明度抜群のターコイズブルーの海に感動
南太平洋の楽園、フィジーの魅力といえば、なんといってもビーチの美しさ。太陽のきらめきを受け青く澄んだブルーのグラデーションはいつまで眺めていても飽きることがありません。ひとたび海に潜れば、ターコイズブルーの海にサンゴ礁と色とりどりの熱帯魚が舞い泳ぎ、まるで天然の水族館かのよう。
特に、ナンディから車で約50分南下した先のコーラル・コーストは、約160kmにも及ぶ海岸沿いに高級リゾートや小さな町が点在する人気のエリア。
ヤシの木が揺れ、南国の花々が彩る海岸に沿うように、「シャングリ・ラ ヤヌザ アイランド フィジー」をはじめとするインターナショナルホテルからゲストハウスまで、様々なグレードのホテルが点在しています。美しい海を眺めながらゆったりリゾートならではのひと時を過ごすならこのエリアに拠点を構えるのがおすすめです。
日帰りクルーズでアイランドホッピングに出発!
333の離島から成るフィジーでは、アイランドホッピングやクルージングと、海の冒険を満喫するアクティビティをぜひ体験してほしいところ。
特に「クラウド 9」+アイランドホッピングを楽しむ日帰りクルージングは、ぜひおすすめしたいアクティビティのひとつ。デナラウ港から小型クルーズ船に乗って、「クラウド 9」という2階建ての水上バーを目指します。
航路の途中で一時停留し、引き潮になった時だけ浅瀬に現れる真っ白な砂地・サンドバンクや、1周15分ほどで周れる小島・トレジャーアイランドにも寄り道。船内でキャプテンが陽気なクラブミュージックを流し続けるラフさも海外ならでは。
離島でのお散歩やシュノーケリングを体験した後は、お待ちかねの「クラウド 9」に乗船。デナラウ港から約45分ほど離れた沖合に浮かんでいるため、ターコイズブルーの海の色が一段と濃く、周囲はどこを見渡しても絶景!海の上という非日常空間で食べるピザとカクテルは格別です。
水着のままごろんと寝転がれるビーチベッドや日焼け用チェア、2階には飛び込み台も設置され、バーカウンターにはDJブースも併設。どこを撮っても画になる、船の存在自体がまるごと“映える”スポットです。
フィジーの夕日と音楽に酔いしれるディナークルーズ
もっとゆったりフィジーの海を楽しみたい方には、「キャプテンクック サンセットディナークルーズ」がおすすめ。デナラウ港より約220名定員の大型船に乗って、フィジーの海を約3時間かけて運航する内容です。
17時半から振舞われる無料のウェルカムドリンクを楽しみながら、太平洋の夕日や壮観な風光明媚な景色を眺めていると、乗組員による音楽の生演奏がスタート。遮るもののないパノラマの大海原、刻々と移り変わる空の色、そして1日の終わりを告げるサンセットがロマンティックなムードを演出してくれます。
親子3世代の家族旅行からハネムーン客まで幅広い層から人気なのも納得です。
日が暮れた後は、船内で地元シェフによるディナービュッフェを堪能。食事中は伝統的なフィジーの歌やダンスのダイナミックなパフォーマンスが目の前で披露され、一部ゲスト自らも参加するダンスタイムもあり、見て、食べて、踊って楽しめるクルージングでした。
ジェットボートに乗ってジャングル奥地の村でディープな時間
海外リゾートらしいラグジュアリーな過ごし方だけでなく、ここならではのローカルな体験ができるのもフィジーの魅力。そのひとつが、シンガトカ川でのスリル満点な高速ジェットボート体験「シガトカリバーサファリ(Sigatoka River Safari)」。ジェットボートの船長兼ガイドがフィジーの美しい奥地の村へと案内してくれるツアーです。
真っ赤なジェットボートに乗り込み、エンジン音を響かせながら猛スピードで川を駆け抜けることおよそ30分、この日の目的地であるトゥバイラーター(Tubairata)村に到着。
亜熱帯の植物やヤシの木が生い茂るトゥバイラーターは、低層建築の民家が連なり、放し飼いの鶏や犬がのびのびと暮らすのどかな村。村に上陸するにあたってガイドの方からいくつか注意点があり、足の露出を避けるためオリジナルのスル(腰巻きの布)を腰に着用すること、帽子を脱ぐことなどが求められます。
村一帯をぐるりと散策した後は村の集会所へ。村長をはじめ村の男性陣が歌と生演奏、そしてフィジーの伝統的な嗜好飲料“カヴァ”でもてなす歓迎の儀式が行われます。
儀式が終わると参加者全員でランチタイム。日常的にフィジーで食べられている家庭料理やフルーツがずらりと並べられ、ブッフェ形式で好きなものを自由に頂きます。
お腹を満たしたら村人たちと参加者全員でのダンスタイムがスタート。はじめはちょっぴり気恥ずかしさが勝りますが、フレンドリーな村の方々に誘われるままあれよあれよと踊りの輪の中へ。大人から子どもまでみんなで歌って踊って、とても思い出に残る一幕でした。
「シガトカリバーサファリ」の見どころはこれだけではありません。帰路では船長が遊び心を発揮し、時折ジェットボートを急旋回!思い切り船体をスピンさせて何度も水しぶきを浴びせ、まるでテーマパークのライドアトラクションさながら。端の席に座っていたこともあり、下船する頃にはすっかりずぶ濡れ状態でした。
ちなみに「シガトカリバーサファリ」で訪れる村は日によって異なるので、どこを訪れるかはその日のお楽しみ。ローカルのカルチャーへの敬意とびしょ濡れになる覚悟をもって臨むのを忘れずに。
フィジーエアウェイズの直行便でフィジーへひとっ飛び
今回初めてフィジーを訪れてみて、海派も山派もどちらも楽しめるリゾートという印象を受けました。澄み渡る青い海と、多種多様な草花が生い茂る美しいジャングルの両方が存在し、ホテルなどではラグジュアリーに過ごせる一方で、ローカル色満点のマーケットや村ではディープな一面も垣間見ることができ、その奥深さにすっかり魅了されてしまいました。
今回の旅では、成田国際空港第2ターミナルから発着のフィジーエアウェイズの直行便を利用。深夜フライトだったので、日中はいつも通り仕事をして退勤後にそのまま空港へと直行し、フライト中は機内エンターテインメントで気になっていた映画を見たり、機内食を食べたりしつつひと眠り。気づけば楽園フィジーに到着…と効率よく過ごせるスケジュールでした。(2024年4月時点)
機内エンターテインメントは邦画・洋画の人気タイトルに加え、日本のテレビ番組やオーディオ番組まで幅広く搭載。フライト中にはホットミールが2回出て、アルコールを含むドリンクも提供されます。
フィジーエアウェイズは、今年から航空連合「ワンワールド・アライアンス」に正式加盟し、JALのマイレージが積算されるだけでなく、フライト予約時に貯まったマイルを利用できるようになりました。また運賃に燃油サーチャージが含まれているため追加料金は発生しません。
ちなみに現在の成田国際空港~ナンディ国際空港のフライトスケジュールは以下の通り。
・2024年7月30日(火)まで
FJ350 成田-ナンディ (火曜日、金曜日) 21:30~09:30(翌日)
FJ351 ナンディ-成田 (火曜日、金曜日) 13:15~19:30
・2024年8月2日(金)より
FJ350 成田-ナンディ (水曜日、土曜日) 16:30~04:35(翌日)
FJ351 ナンディ-成田 (火曜日、金曜日) 23:55~06:10(翌日)
日本から直行便で行ける楽園フィジー。まずは一度訪れて、ここでのリゾート時間を満喫すればきっとあなたもフィジーの魅力のとりこになるはずです。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:フィジーエアウェイズ、フィジー政府観光局
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません