“新生”「SHIBUYA TSUTAYA」アニメやアーティストなどIPコラボ注力し再出発 スタバやシェアラウンジも
東京・渋谷のスクランブル交差点に面した「SHIBUYA TSUTAYA」がリニューアルオープン。“IPコンテンツの聖地”として、スクランブル交差点前という絶好のロケーションから、新たなカルチャーを発信していく。今回は生まれ変わった館内の様子を紹介していく。
「SHIBUYA TSUTAYA」新しい文化の名所(聖地)として再出発
「SHIBUYA TSUTAYA」は、映画・音楽・書籍コミック、ゲーム等のエンタテインメントコンテンツを取り扱う「TSUTAYA」の旗艦店として、1999年12月に開業。国内外から多くの観光客が訪れる世界的観光地・渋谷の一等地で、多彩なカルチャーが集まる場として、変化する時代にあわせながらライフスタイルの提案を行ってきた。
全館リニューアルに伴う一時休業を経て、今年4月25日に“新生”「SHIBUYA TSUTAYA」として再オープン。
リニューアルテーマは「好きなもので、世界をつくれ。」。さまざまなIPとのコラボレーションによるコンテンツと、スクランブル交差点を見渡せるシンボリックなロケーションを活かしたここならではの体験価値を見据えたフロア構成、そして大型ビジョンなどを活かしたプロモーション発信にも力を入れ、新しい文化の名所(聖地)として25年目に向け生まれ変わった。
世界中のIPコンテンツの世界観に浸る
施設の玄関口となる1階~地下2階は“世界中のIPで好きをつくるフロア”として、IPコンテンツの世界観を3面の屋内LEDビジョンおよび屋外エントランスLEDビジョンで体感できる1階「Shibuya IP Square A」、さまざまなコラボレーション・イベントの場となる地下1階「Shibuya IP Square B」、地下2階「エンタメワンダーランド」で構成。
1階のエスカレーター裏には、韓国セルフフォトブームの火付け役となった「Photomatic(フォトマティック)」のセルフフォトブースを設置。
「エンタメワンダーランド」では従来のようなCD・DVD、写真集や雑誌等のPOP UP販売を行うほか、ここだけの限定グッズも取り扱う。
グリーンリボンの曲線美が人々をつなぐスターバックス
2階にはフロア全体に増床した全100席の「スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA」店が誕生。
“グリーンリボン”と呼ばれる、リボンのようにゆるやかにフロアを縦断する全長71mの客席と、壁面上部に合わせて湾曲するデジタルアートのサイネージを導入。スクランブル交差点と渋谷の街並みを見渡せる窓際席には、スターバックスのアルファベット文字のオブジェも設置し、フォトスポットとしても楽しめる。
カウンター横のリテイルゾーンでは、緑色のだるまの着ぐるみを着たミニサイズの限定べアリスタ「べアリスタだるまグリーンMini」をはじめ、東京・中目黒の「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」で焙煎した「TOKYO ROAST」というコーヒー豆、世界各地のスターバックスで展開されている「Been ThereSeries」のTOKYOデザイングッズなどを扱う。
1階のテイクアウト専用店舗もデザインを刷新。丸窓が印象的なデザインのカウンター型店舗で、クイックなコーヒーサービスに対応する。
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都内最大の飲食ラインナップを誇る「SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)」
3階~4階は、シェアオフィス×ラウンジの機能を持ち合わせた時間制のカフェ・ラウンジ「SHARE LOUNGE」が2フロアにまたがり営業。各所にスマートフォンやPCの充電が可能なコンセントを配し、利用時間中は両フロアの行き来も自由だ。飲食コーナーのスナックやドリンクを別フロアへ持ち運ぶのは不可となる。
3階は、漫画・アニメ作品のフィギュアの飾り棚の合間に座席を組み込んだユニークなテーブル席や、スクランブル交差点を正面から一望できる窓際のスタンディングビューエリアなどを設置。好きなフィギュアを眺めながら作業に打ち込めるだけでなく、4階より照明を明るくし、カジュアルに会話も交わしやすい雰囲気だ。
3階では都内の「SHARE LOUNGE」では最大規模の品揃えを誇る飲食コーナーを設置。
既存店でもお馴染みのコーヒーやナッツだけでなく、「SHARE LOUNGE」初のパスタやチキン・ポテトなどの冷凍食品、アイスクリームも用意。冷凍食品などは電子レンジで加熱調理して心ゆくまで味わえる。アルコール類も豊富でビールやハイボールのサーバーもあり、日中のカフェタイムから夜のバータイムまで長時間居座りたくなるような品揃えだ。
4階は一転して照明を落とし、オープンスペース75席と、本棚裏に1人掛けの半個室ブース、4名用・8名用の会議室2室を設け、より作業に集中しやすいワークスペース向きな空間としている。
“ポケカ”で遊ぶ&限定グッズも「POKEMON CARD LOUNGE」
5階は洗練されたデザインの特別な空間の「POKEMON CARD LOUNGE」となり、こだわり抜いた上質なオリジナル対戦席(対戦席78席、4名まで入室可能なプライベートルーム1室)にて、ポケモンカードゲーム対戦を楽しめる。
壁面には、「基本エネルギー」のエネルギーマークなどがデザインされ、巨大なポケモンカードも展示し、ポケモンカードゲームらしさあふれる空間に。滞在中に利用できる飲食コーナーも設けた。
物販エリア(無料入場可)では、ポケモンカードゲーム関連グッズや、「基本エネルギー」のエネルギーマークなどのフロアデザインをモチーフとした「POKEMON CARD LOUNGE」オリジナルグッズを用意。
服飾類・文具類・生活雑貨類など、高級感がありながらも普段使いができるグッズや、対戦で使えるデッキシールド・デッキケース・ラバープレイマットなどの対戦で使えるグッズなど計30種類が並ぶ。
“好き”と出会うきっかけの場となる新しいスタイルの書店「IP書店」
6階「IP書店」は、“POP UP SHOP”、“IP100”、“ギャラリー”の3つのエリアで構成され、コミックだけでなくフィギュア、アパレルなどのホビーグッズも充実。
商品ディスプレイは最短2週間~最長3ヶ月のサイクルで定期的に入れ替えを行い、コミック即売会のようなイメージで、書店に足を運ぶことで新しい漫画作品やクリエイターとの出会いがある、出会いの場としての書店を今の時代らしい形で表現した。
一般的な書店よりも大きめのサイズの陳列棚を用いることで、展示や作品の良さを表現することにもこだわるなど、コンテンツへのリスペクトや愛を感じるディスプレイにも着目してみてほしい。
食と空間の両方で楽しむコラボレーションカフェ
7階はアニメ、コミック、アーティスト、ラグジュアリーブランドを中心とした世界中のIPコンテンツとのコラボレーションを行うコラボレーションカフェが営業。
IPコンテンツの世界観からインスピレーションを得たオリジナルのフード、デザート、ドリンクの提供を実施。オリジナルメニューを注文した人を対象に、限定オリジナル特典も用意。
店内ではIPコンテンツの展示も行い、壁面のビジョンでコラボレーションするアニメの映像やアーティストのPV、ライブ映像を放映するなど、IPの世界観を視覚と味覚の両方で存分に体感することができる。
なお、8階の屋上「STUDIO」は、アーティストのサイン会として「SHIBUYA TSUTAYA」の各フロアで開催されるイベントなどを、館内サイネージや屋外ビジョンに同時配信できるインフラを備えた多機能フロアとなる。(女子旅プレス/modelpress編集部)
『SHIBUYA TSUTAYA」店舗情報
住所:東京都渋谷区宇田川町21-6
電話:03-5459-3000
<各フロア情報(営業時間、席数)>
・8階「STUDIO」:今夏営業開始予定
・7階「コラボレーションカフェ」:10時~22時/座席77席
・6階「IP書店」:9時~23時
・5階「POKÉMON CARD LOUNGE」:10時~22時30分/座席78席、4名用個室、合計82席
・4階「SHARE LOUNGE」:8時~23時/座席101席、4名用・8名用の会議室2室、合計113席
・3階「SHARE LOUNGE」:8時~23時/スタンド席46席、座席93席、合計139席
・2階「スターバックス」:8時~22時30分/スタンド席48席、座席52席、合計100席
・1階「Shibuya IP Square A/通称:SIPS A」:10時~21時、1階「スターバックス」:7時~22時30分
・地下1階「Shibuya IP Square B/通称:SIPS B」:10時~21時
・地下2階「エンタメワンダーランド」:10時~22時
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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