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日常を離れて出会う風景、その時・その土地でしかできない体験に心震える“感動の瞬間（とき）”こそ旅行の醍醐味。「日本はこんなに美しい」と再確認させてくれる、おすすめの絶景スポットをご紹介します。次の旅行計画の参考にしてみて。

100万輪のゆりが咲き誇る！日本一早い伊江島の「ゆり祭り」（沖縄県）

沖縄県での春の観光におすすめのスポットが、伊江島にある伊江村リリーフィールド公園。伊江島は沖縄本島から北西5㎞の海上に浮かぶ、本部港からフェリーで30分の島です。

ここでは毎年4月下旬より、約100万輪のテッポウユリと約100品種の世界のゆりが咲き誇る、日本一早い「ゆり祭り」が開催されます。
地元の人が1つ1つ丁寧に植えたゆりは大きく花開き、その光景はまるで純白のカーペットのよう。辺りにはゆりの華やかな香りが広がり、心地よい気分を楽しめます。

リリーフィールド公園は伊江島の北海岸沿いにあり、海に向かってなだらかな傾斜があるため、公園にある高台から見下ろすと一面に咲いた白いゆりの奥に美しい東シナ海が広がる景色が一望できます。ゆりの白と青い海や空のコントラストは目に鮮やかで美しく、解放感も抜群です。

世界のゆり花壇では、赤にピンク、オレンジと色とりどりのカラフルな花々が咲き、こちらも来場者の目を楽しませてくれます。

この時期の沖縄はちょうど「うりずん」と呼ばれる時期で、花々が咲く絶好の行楽シーズン。初夏のぽかぽかとした陽気で、出歩くのにぴったりな気候です。少し足をのばして、美しいゆりの花畑を散策してみませんか。

ヨロンブルーの海から現れる幻の白い砂浜「百合ヶ浜」（鹿児島県）

鹿児島県の最南端、サンゴ礁が隆起してできた亜熱帯気候のリゾートアイランド・ヨロン島。

島内の大金久海岸より沖合い1.5kmの場所に、春から秋にかけて干潮時のみ現れる“幻の白い砂浜”をご存じでしょうか。その名は「百合ヶ浜」。

ヨロンブルーと呼ばれるエメラルドグリーンの海の中に隠れている砂州が、潮が引くことで太陽のもとへとさらされ、真っ白く光り輝く姿を見せるのです。

潮の満ち引き、時期や気象条件によって、いつ・どこに現れるかわからないというのが幻の砂浜と呼ばれる所以。
時には複数現れることもあるというので、実際に見られるかどうかは当日の運任せ。視界に映るのは見渡す限り真っ白の砂浜と海と空だけ。まさに人生で一度は見てみたい絶景です。

「百合ヶ浜」の白い砂浜から、星の形をした砂を年齢の数だけ拾うと幸せになれるとの言い伝えもあるので、上陸の記念にぜひ探してみて。

百合ヶ浜を探しに向かう船旅の途中では、カラフルな南国の魚たちやサンゴ、運が良ければ野生のウミガメに出会えるかも。ヨロンブルーの海に生きる美しい生態系の一端を垣間見ることができますよ。

日本各地の絶景スポットはまだまだたくさん！

偶然が生んだ奇跡の絶景「濃溝の滝（のうみぞのたき）」（千葉県）

清水渓流広場の亀岩の洞窟内にぽっかりと空いた大きな穴。川や滝が流れ込む洞窟に差し込む光が水面に反射し、「まるでハートマークに見える」と一躍話題を呼びました。

そんな神秘的な光景を見ることができるのが君津市の「濃溝の滝」。

“奇跡のハート”を見るのであれば、3月と9月の彼岸の時期、時間帯は早朝がベスト。夜明けすぐの深い緑に覆われた洞窟に朝の陽光が射し込み、水面に反射して暗闇の中に神秘的なハートマークが浮かびあがるのです。

季節や時間、天候条件が揃った時だけ見られる、幻想的な絶景は見る者の心を惹きつけます。

日本庭園で季節ごとの美しさを味わう「東京雲海と7つの季節」（東京都）

緑豊かな日本庭園に滝が流れ、都会のオアシスとも呼べる環境にある「ホテル椿山荘東京」。こちらのホテルでは「椿」「桜」「新緑」「蛍」「涼夏・深緑」「秋」「冬」の7つの季節の移ろいと共に、朝、昼、晩と雲海の演出を通年楽しむことができます。

通常、雲海は時間、気温、立地条件などが揃わないと出会えない、いわば奇跡の絶景。「ホテル椿山荘東京」では国内最大級の霧の庭園演出“東京雲海”を実施しており、都心にいながら雲海を気軽に楽しむことができるのです。
東京雲海は、春の「夜桜雲海」、初夏の「蛍の競演」、秋の「紅葉ライトアップ」、冬の「森のオーロラ」とシーズナル演出も併せて開催。

和の風情漂う庭園に幻想的な雲海が立ち込め、もやがかった庭園をゆったり散策できる体験はここならでは。季節ごとに色づく東京雲海は、ここが東京だということを忘れさせてしまうほど。

マジックアワーの時間帯が一際美しい“天空の鏡”父母ヶ浜（香川県）

日本にいながらまるでペルーのウユニ塩湖さながらの写真が撮れると、SNS上で話題を呼んだ香川県三豊市の父母ヶ浜。

全長約1kmの砂浜が続く遠浅のロングビーチで、水面に風景が合わせ鏡をしたように映り込み、ドラマティックな光景を生み出すのです。
写真撮影の狙い目は日没前後30分。特に風がない日が、水面が凪いで撮影向き。思い切りカメラを持つ位置を下げて、水面の近くでシャッターを切るのがおすすめです。
まばゆい夕焼けの中、被写体のシルエットが浮かび上がり、まるで映画のワンシーンのような1枚が撮れるかも。「瀬戸内海の天空の鏡」と呼ばれるのも納得の美しさです。

行ってみたい絶景がきっと見つかる！日本全国の絶景スポット集

日本一星空が綺麗な村で“星旅”（長野県）

明るい日中には見られない、夜の絶景といえば満天の星。何億光年も前に生まれた星々のきらめきを目にしているかもしれない…と思うとなんだかロマンティックですよね。

そんな国内屈指の星空を村おこしの足掛かりにしているのが、長野県の山あいにある自然豊かな阿智村。程よい高度、人口の灯りの少なさ、澄んだ空気と星空観賞に適した環境が揃っており、環境省による全国星空継続観察で「星の観測に最も適した場所」の平成18年度第1位に輝きました。
「天空の楽園」と謳われる星空の魅力を観光客にも体験してもらおうと、阿智村では2012年より日本一の星空を見に出かけるナイトツアーをスタート。

全長2,500ｍ、高低差600ｍ、所要時間約15分のゴンドラに乗って標高1,400m地点まで星空遊覧を楽しめるというもので、街の光が届かない山頂はまさに「天空の楽園」。眼前に広がる天然のプラネタリウムはなんともロマンティックです。

地上よりも空に近い場所で眺める星空は手が届きそうなほど。地上の灯りの届かない場所で、夜空に描かれる星座を見つけてみて。

日本各地の絶景を求め旅に出よう

その土地に出かけた人だけが見ることができ、さらには季節や天候などの諸条件に恵まれた時だけ奇蹟的に遭遇できる絶景…息を吞むようなそんな瞬間に立ち会えた時の感動は何にも代えがたいもの。
スマホ1つで気軽に世界中の風景を知ることができるようになっても、実際に足を運んで自ら体験した思い出には変えられません。憧れの風景こそ、その目で直接見るだけでなく全身で感じていただきたい。

今回はそんな思いから、皆様にぜひ訪れていただきたい旅のプロおすすめの「感動の瞬間（とき）」スポットをご紹介しました。「感動の瞬間（とき）」とは、日常や普段の旅行では決して見ることのできない日本各地の、まだあまり知られていない瞬間を紹介するJTBの新しい旅のスタイル。

「感動の瞬間（とき）」公式サイトでは、日本全国の絶景スポットを300件以上掲載しています。アクセスランキングTOP50をはじめとした様々な特集や、季節や場所で今が「旬」の絶景を選べる機能も搭載しております。さらに、実際に「感動の瞬間（とき）」を見に行くことができるツアー・宿泊情報もご紹介しています。空・海・山…バラエティに富んだ絶景の数々を知れば、きっと旅をしたい気持ちがくすぐられるはず。

直に見る情景は感情を揺り動かすもの。卒業旅行や春休みで連休が取りやすい、これからの行楽シーズンに向け、心震える景色に会いに行く旅計画を立ててみませんか。（女子旅プレス／modelpress編集部）［PR］提供元：株式会社JTB

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