直行便で行く、初めての西オーストラリア州旅行 極上のビーチに美食、可愛いクオッカが心も満たす旅
息を吞む美しさのビーチと雄大な自然に息づく珍しい動植物、美味しいシーフードにワインと、都会と自然がバランスよく共存する西オーストラリア州。2023年10月よりANAの直行便成田=パース線が運航を再開したことを受け、パースを起点に初めて同州での旅を満喫してきました。
西オーストラリア州ってどんなとこ?
西オーストラリア州はオーストラリア全体のうち西側の3分の1を占め、州都パースをはじめ、人気の港町フリーマントル、素晴らしいワイナリーが数多く集まる国内随⼀のプレミアムワイン産地・マーガレットリバー、“世界一幸せな動物”と称されるクオッカに出会えるロットネスト島など、見どころ満載のエリアです。
西オーストラリア州の空の玄関口、パースへは成田国際空港からANA直行便でおよそ10時間のフライト。
日本とは季節が真逆で、こちらだと真冬にあたる12月はTシャツ1枚のラフな格好でお出かけできる過ごしやすい季節。青空と陽光がまぶしい、観光のベストシーズンを迎えた12月初頭の西オーストラリアを旅してきました。
「世界で一番美しい街」パース市街地の魅力
西オーストラリア州最大の都市であるパースといえば、「世界で一番美しい街」と謳われるだけあり、都会と自然の調和が非常に心地よい街。
高層ビルやラグジュアリーホテル、博物館や美術館などの文化施設、商業施設が栄えている一方で、中心部から徒歩でアクセスできる美しい庭園スプリーム・コート・ガーデンズ、街の中⼼を流れる雄⼤なスワン川、少し離れればワイルドフラワーと草木が生い茂る世界最大級の都心型公園キングスパークもあります。
実はパースは、市街地中心エリアであればキャットバス(CAT bus)という市バスがなんと運賃無料。バスの車体には名前の通り、猫のシルエットがデザインされているので誰でも見つけやすいはず。
観光や食事に出かける際の足として重宝するので、乗車時は猫のシルエットが目印の待合所を探してみて。
パースに限らず、⻄オーストラリア州ではローカルの企業やブランドを応援しようという意識が強く、都市の規模感に対して有名ファストフードやカフェのチェーン店をあまり見かけないのも1つの特徴です。
コーヒーカルチャーも盛んで、オフィスビルの一角にあるスタイリッシュなカフェや、古くからの建物を活かした味のあるカフェを至る所で見かける、カフェ好きにはたまらない街でもあります。
大人も楽しいワイン×美食のマリアージュ
大人になるにつれ食の好みも変化していき、美味しいものにも目がなくなってきた…というあなた。特にワイン好きにとって西オーストラリア州はぜひおすすめしたい旅先です。
パースから車で3時間南下した先にあるマーガレットリバーは、オーストラリアのボルドーと呼ばれるほどの世界的に評価が⾼いワイン産地。
オーストラリアのプレミアムワインの30%以上を生産しているマーガレットリバーを訪れたら、ぜひ地域のワイナリー巡りや、レストラン併設のワイナリーで食事と自家生産ワインとのペアリングをぜひ楽しんで欲しいところ。
今回はマーガレットリバー老舗ワイナリーの1つ、1972年創業の「ルーウィン・エステート」へ。
ワイン誌の年間トップ100ワインにも幾度となくランクインした経歴をもち、特にボトルのエチケットにアート作品をデザインした「アート・シリーズ」のシャルドネは世界的に高く評価されています。
「アート・シリーズ」のプレミアムワインをはじめ、こちらのワインを味わい尽くせるペアリングコースはぜひ体験してほしいところ。
コースはフレッシュな魚介や肉、野菜を使用した前菜やメイン、デザートを好みで選べるプリフィクススタイルで、それぞれの料理に合うスパークリング・⽩・⾚ワインが一杯ずつ付いてきます。個々の好みに合う一皿でコースを構成できるところが嬉しいですよね。
施設内のセラードアでは様々なワインのテイスティング(有料)ができるので、お気に入りの1本をぜひお土産にしてみて。
憧れのクオッカに会いにロットネスト島へ
まるで笑っているような愛らしい表情がSNSで投稿され、“世界一幸せな動物”としてその存在が一躍世界に拡散されたクオッカ。野生のクオッカが生息するのが、パースから日帰りで行けるリゾートアイランド・ロットネスト島です。
パースから電車で約25分の距離にある港町、フリーマントルの船着き場からロットネスト・エクスプレス・フェリーに乗り、そこから船に揺られる事約30分。
フリーマントルの約19km沖合に浮かぶロットネスト島は、周囲をインド洋に囲まれ、島全体がA級⾃然保護区の国⽴公園に指定されています。深いブルーとターコイズブルーのグラデーションが美しい絶景ビーチがあちこちに点在。思わず惹き込まれるような青さのビーチはいつまでも眺めていたくなるほど。
生で見る本物のクオッカは茶色い毛並みとつぶらな瞳がとってもキュート!体長は個体によりけりで20~30センチほど。ベビークオッカはもっと小さいので一見して子どもとわかるはず。
ロットネスト島のマーケットや飲食店が集まるエリアにいるクオッカは⼈間を怖がることなく、すぐ足元まで近づいてきてくれますが、中心部から離れるにつれ、野生の気質が強くなり、夜⾏性なので⽇中は⽊陰で休んでいることが多いです。運が良ければ子連れのクオッカファミリーとも出会えるかも。
直行便再開のパースを起点に西オーストラリアを旅しよう
今回初めての西オーストラリア旅行で利用したANA直行便(成田=パース便)の運航スケジュールは以下の通り。
ダイヤ:NH881 成田 11:20 → パース 20:30
NH882 パース 21:55 → 成田 8:30(翌日)
(水・金・日の週3往復)
使用機材:ボーイング787-9(246席)※運航機材が変更となる場合がございます。
往路の朝は少し余裕をもって空港に向かうことができ、復路はフライト直前まで観光や食事をたっぷり楽しんで、そのまま飛行機へ。直行便のため身体的にも負担が少なく、⽇本との時差はわずか1時間なので、最大限にパース旅行を楽しむことだできました。
またビジネスクラスの場合は、フルフラットシートを採用。就寝時にはベッドシートをフルフラットにして、足を伸ばしゆったりと眠れます。特に復路は夜のフライトなので、フライト翌日も朝から元気に動きたい方、出張で翌日も仕事という方にうってつけ。
加えてビジネスクラスは全席通路側スタイルなので、いつでも通路に出入りが可能。トイレの際など隣の乗客を気にしなくて済むのはありがたいですよね。
ANAの空港ラウンジ内では、各種アルコールを含むドリンクのフリーフローと軽食のビュッフェ、新聞・雑誌、Wi-Fiサービス、シャワールームがすべて利用可能。
搭乗時間まで友人や家族とゆったり飲食しながらおしゃべりしたり、電源付きの座席で作業したり、シャワーで汗を流しリフレッシュして…とフライト前に快適な寛ぎのひと時を過ごせます。
ラウンジはタイプによって利用対象が異なるので以下から条件をチェックしてみて。
成田空港ANA SUITE LOUNGE対象のお客様:
・ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー、および同一便でご出発のご同行者様1名様 など
成田空港ANA LOUNGE・パース空港ニュージーランド航空ラウンジ対象のお客様:
・ビジネスクラスでご利用のお客様
・ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー、ANA「プラチナサービス」メンバー、ANAスーパーフライヤーズ会員、および同一便をご利用のご同行者様1名様
・プレミアムエコノミーでご利用のお客様 など
ビジネスクラスに加えて、プレミアムエコノミー利用の搭乗者もラウンジの利用対象で、またANA「プラチナサービス」メンバー等会員ステイタスの所有者は同行者1名までラウンジに帯同が可能です。搭乗時間まで友人や恋人も一緒にラウンジで過ごせるのはありがたいですよね。
ANA直行便を利用して、雄大な自然の宝庫、西オーストラリア州で思い出に残るバカンスを楽しんでみませんか。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:⻄オーストラリア州政府観光局、ANA
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。