旅行時の拠点にも!羽田空港より15分のホテル「メルキュール東京羽田エアポート」に泊まってみた
日本の空の玄関口・羽田空港から車で15分の場所にあるホテル「メルキュール東京羽田エアポート」。レストラン、共有ラウンジ、ジムなどの設備に加え、羽田空港までの送迎バスサービスもあり、旅行や出張などの拠点としてもぴったりな一軒だ。<体験レポ>
「メルキュール東京羽田エアポート」とは
2023年11月に開業した「メルキュール東京羽田エアポート」は、“ローカル インスパイア―ド ホテル”をデザインや食を通して旅行者に体験してもらう事を理念とした「メルキュール」ブランドの国内9軒目。
施設は地上11階建て。363室の客室、2階(シャワールーム、クルーラウンジ、ジム、ラウンジ、会議室)、1階(バー、レストラン)で構成される。
京浜急行・大鳥居駅から徒歩4分の場所にあり、“エアポート”を名に冠しているだけあって、羽田空港から電車・バス・車で15分圏内と、ここを中継地点に空の旅を考えている旅行者にはうってつけの立地だ。
デザインコンセプトは「TOKYOECLECTIC」。羽田は、日本の空の玄関として世界中の人々や物が行き交い、交通の要所だからこそ大小さまざまなものづくりが栄えてきた街。「メルキュール東京羽田エアポート」では、そんな羽田らしさを“その土地ならではの魅力を再発見する”というコンセプトに則り、随所でデザインに反映している。
ホテルに足を踏み入れた全てのゲストがまず目にする、2階まで吹き抜けのロビーはまさにその象徴。着物や器などの工芸品の数々が2フロアに渡り美しくディスプレイされていて、さながらギャラリーのよう。
こちらではゲスト向けに、ホテル裏からホテル~羽田空港間を結ぶ自社運行エアポートバスを早朝4時から定期運行。大きなスーツケースを引いて徒歩で駅に向かう負担もなく、バスで空港へと楽に移動できる。
特に荷物が多い人や、子どもや足腰の悪い高齢者帯同のファミリーにはとても助かるサービスだろう。
ロビー全体で7枚のスクリーンが埋め込まれており、フライトの離着陸情報も都度表示される。
加えて、ホテル裏に平置きの駐車場(47台分)が併設されており、チェックイン前に周辺の駐車場を探す手間が省ける点も一つの利点だ。
滞在中の憩いの場となるラウンジ
2階には、ゲスト向けのオープンなラウンジがあり、大き目の机や様々なタイプの椅子が備え付けられ、滞在中の憩いの場として終日開放されている。
2階はサブカルチャーがフロアテーマになっており、ホテル所在地の大田区が中小企業や工場が集まる「ものづくりのまち」であることにちなみ、ラウンジの壁一面に電化製品やゲーム機器のオブジェが埋め込まれたデザインとなっている。
また同フロアには24時間開放のジム、男女別のシャワールーム、そして時間貸しの会議室を完備。ビジネス利用時のミーティングに規模感によって選べるよう、会議室は17~53平米まで3タイプを展開している。
シックで落ち着きのある客室
全363室の客室は約23.8~28.5平米の広さで、スーペリアキング、スーペリアツイン、プリビレッジキング、プリビレッジツインの4タイプ。
室内は全体的にダークトーンカラーでデザインされており、シックで落ち着きがありくつろいで過ごせる。
バスルームはシャワーのみでバスタブはなし。パジャマ、シャンプー&トリートメントやドライヤーなどの各種アメニティは一通り用意されている。
なおバリアフリー設計のユニバーサルルームも4室完備しており、滞在の目的によって誰もがくつろげつような空間を提供している。
ラグジュアリー×和の要素をMIXしたダイニング
1階レストラン&バーは、伝統的なお茶屋にインスパイアされたモダンかつスタイリッシュな空間。
茶筅を連想させるカウンターを配したバーとレストランが隣り合あわせになっていて、ガラスのパーテーションを開閉するとひとつながりになる造りだ。バー横の大きなテーブルは作業スペースとしても利用でき、朝食から夜の1杯まで様々なシーンで過ごせる場となる。
今回は朝食ビュッフェを利用したが、メインのアイランドテーブルに洋食が、その脇に和食が並び、毎日朝6時からオープンしている。白米と焼き魚やみそ汁、サラダとパン、和洋どちらもバランス良く食べたいというニーズを叶えてくれる。
またインバウンドも多いことから、自分でおにぎりを作れるキットのように、海外からの旅行者が日本の食文化に触れ、自らも体験できるような工夫も取り入れられている。
羽田空港の近隣エリアで宿泊先を選ぶ機会があれば、観光にもビジネスにも適したこちらの一軒をぜひ候補にいれてみては。(女子旅プレス/modelpress編集部)
メルキュール東京羽田エアポート(Mercure Tokyo Haneda Airport)
所在地:〒144-0043 東京都大田区羽田1丁目2−11
交通:大鳥居駅から4分、穴守稲荷駅から徒歩6分
TEL:03-3741-5271
フロア構成:2〜11階(客室)、2階(シャワールーム、クルーラウンジ、ジム、ラウンジ)、1階(バー、レストラン)
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、サービスが保証されるものではありません。
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