「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」昼はプール&ビーチ、夜はルーフトップバーで南国時間を満喫しよう
沖縄県・宮古島の最新リゾートホテルである「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」。全長3,540メートルの伊良部大橋、宮古ブルーに輝く青い海と白砂のビーチがホテルの目の前に広がり、客室やルーフトップバーからも最高の景色を眺められます。今回、上質な美食とリゾート時間を堪能できるホテルの魅力を体験してきました。<宿泊レポ>
宮古島でリゾート時間を過ごせるホテル「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」とは
世界各国で600以上のヒルトン・ホテルズ&リゾーツを展開するヒルトンによる、沖縄離島1号施設として今年6月、宮古島のトゥリバー地区に開業した「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」。
「どこまでも続く宮古ブルー、ここにしかない感動のサンセット」を銘打つ通り、リゾート一帯を透明度が高く独特な青さの宮古ブルーの海に囲まれ、時間帯によって刻々と色を変える大空、海上に架かる伊良部大橋の全景を一望する、素晴らしいロケーションがなによりの魅力です。
客室はツインルームが中心の全329室。4つのレストラン&バー、チャペル、フィットネスセンター、スパ、キッズクラブ(0歳~満9歳対象、3歳以下は保護者帯同必須)、屋内外プールがあり、みやこサンセットビーチに隣接。水着のままプールとビーチの両方にアクセスできる、理想的な環境が整っています。
最寄りの空港は宮古空港と下地島空港があり、宮古空港からホテルまで車で約15分、下地島空港からは車で約25分の距離。
移動時間だけを考慮すると宮古空港を選択したくなりますが、下地島空港からだと宮古島屈指の人気ドライブスポットである伊良部大橋を渡る道のりとなり、どちらもそれぞれに良さがあります。
ホテル関係者の方によると下地島空港からだと多少時間はかかるものの、伊良部大橋から美しいグラデーションの海を眺めつつ、海上ドライブを楽しんだ先に、徐々にお目当てのホテルが見えてくる…というリゾート感満点のルートとなるため、こちらもおすすめなのだそう。
宮古島の自然をデザインに取り入れた客室
3階から7階のフロアにまたがる客室は、全室プライベートバルコニー付き。
バルコニーの向こうに伊良部大橋の全景とみやこサンセットビーチを望み、プールエリアは夜になるとライトアップされ非常にロマンティック。
最も部屋数の多いデラックスルームでも35平米以上の広さがあり、自然光があふれ、ゆったり寛げる空間が広がっています。
「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」では、客室および館内のデザインに宮古島の海や自然をモチーフに取り入れており、アーティストによって制作された焼き物やオブジェなどのアート作品がホテルの至るところを彩るアクセントとなっています。
お部屋のインテリアにも宮古ブルーを彷彿とさせる青色の焼き物が。プールエリアの植え込みの岩壁には、この地域に昔から存在する琉球石灰岩が用いられています。
今回の滞在で宿泊したのは「ツインデラックスルーム」。ナチュラルな色合いの空間に2台並んだベッド、55インチの大きなスマートテレビ、湯船付きのバスルームがあり、ふとした時に極上の青い海と空がいつでも視界に入る、リゾートらしいリラックスできる空間です。
また備品として食器類、バスアメニティ、ドライヤー、セキュリティボックスを完備。パジャマタイプのルームウェアと別に、シーサーの刺しゅう入りのプールローブもあり、こちらは着たままプールやビーチへ出歩いてOK。
多くのホテルではサービスとしてペットボトルのミネラルウォーターを提供していることが多いですが、「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」では環境に配慮したペットボトル削減の取り組みとして、各フロアにウォーターサーバーを設置。
滞在中の飲料水は、各客室に備え付けのボトルにゲスト自ら水を充填する形式をとっています。ウォーターサーバールームは24時間開放のため、水不足の心配は無用です。
なお客室フロア最上階の7階、エグゼクティブフロアのエグゼクティブルーム、およびスイートルームに宿泊したゲストとヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員は、専用の「エグゼクティブラウンジ」の利用が可能。
限られたゲストのみが利用できるこのラウンジでは、時間帯ごとにドリンクや軽食のサービスを行っており、日中はコーヒーや冷たいソフトドリンクを、カクテルタイムはスパークリングワインやビールなどのアルコールと酒の肴になるアペタイザーも無料で味わうことができるんです。
カクテルタイムはお食事系も豊富で、軽めの夕食ならここで済ませられるほど。
実はこちらのラウンジ、ちょうど真正面に夕陽が沈んでいく、ホテル内でも指折りの夕陽鑑賞スポット。
夕暮れ時は日が傾くにつれ空が淡いブルーから鮮烈な橙へと変化していくさまが非常にロマンティックです。
グラデーションがかった空を借景に、伊良部大橋のシルエットが浮かび上がる様子もまた絶景。夕陽が輝くサンセットタイムは外のテラス利用がおすすめです。
リゾート旅の醍醐味!プールやビーチを満喫
リゾート内でも特に象徴的なプールエリアは、ファミリー、キッズ、大人用に分かれた屋外プール3つ、屋内プール2つの計5つで構成。別料金でランチとセットの外来利用も可能です。
なかでも屋外エリアは、海に向かって真ん中がファミリープール、左側がウォータースライダー付きのキッズプール、右側が静寂を好む大人用プールとなっており、大人用プールサイドには屋根付きのカバナ(有料、要予約)を完備。冷たいドリンクを注文できるプールバーも営業しています。
プールでひと泳ぎしたら、デッキチェアに寝そべってのんびりお昼寝しているだけでも、ついため息がでるほどリラックスした気分に。
隣接するみやこサンセットビーチまでも歩いて3分ほどでアクセスでき、オプションでマリンアクティビティも体験可能です。
島の恵みを様々なスタイルで頂くレストラン&バー
ホテル内の料飲施設は、本格的なイタリアンをカジュアルに楽しめるトラットリア「イゾレッタ」、緑と光あふれるオールデイダイニング「アジュール」、ルーフトップバー「ユナイ」、ロビーラウンジ「茶寮」の4つ。
ゲストのニーズやシーンに合わせた選択肢をチョイスすることができます。
ピザ窯を備えたシグネチャーレストランの「イゾレッタ」は、宮古島の自然に囲まれたガラス張りで、席によって異なる印象を受けるはず。
「イゾレッタ」で今回頂いたのは夏の特別コースメニュー。
夏にぴったりのヴィシソワーズからはじまり、地元の佐良浜漁港から仕入れたマグロのカルパッチョ、ピンザのロースト 、蛤とアオサのペペロンチーノ、シグネチャーのイゾレッタという名前のピザ、冷製しゃぶしゃぶ風に仕立てた沖縄県産黒毛和牛のアフォガーレ、デザートに沖縄本島で生産されたコーヒーを使用したティラミスという内容でした。
中でも驚かされた逸品がピンザのロースト。宮古島の方言でピンザは「山羊」のことで、こちらでは宮古島で育てた臭みの少ない山羊のお肉をローストして、ツナを使ったトンナートソースで仕上げています。
ピンク色のお肉が見るからにフレッシュで、ヤギ肉特有の臭みもゼロ!クリーミーでまろやかさとコクのあるトンナートソースの味付けも美味しく、ヤギ肉の美味しさに初めて気づかされました。
コース全体を通して沖縄らしい海・山の恵みもしっかり取り入れられていて、お酒好きな方なら、宮古島の地ビールや世界各地のワインとのペアリングをする楽しみも見出せることでしょう。
朝から晩まで幅広いシーンで利用できるダイニング「アジュール」は、沖縄のご当地料理を含む国際色豊かな料理の数々を、朝食、ランチ、ディナーをビュッフェで提供。
朝食でぜひ食べてみて欲しいのがヒルトンのロゴマークがついたワッフル。機械に生地を流し込み、自分で焼く珍しいタイプで、塩バターやジャムで好みに味付けして頂けます。
アグーミンチカレー、タコライス、ぜんざいなど沖縄らしいグルメもどれも美味しいものばかり。
ホテル内でもひときわリゾートらしい空気感の中で飲食を楽しめるのが屋上階の「ユナイ」。
空に開けたルーフトップで刻々と移り変わる海景を一望しながら、ヒルトン発祥のカクテルであるピニャコラーダをアレンジした「ミヤコラーダ」をはじめとする、オリジナルのカクテルを堪能できます。
宮古島の素材を生かしたモクテルもあり、お酒が苦手な方でも安心して利用頂けますよ。
そして、海が眺められるラウンジ「茶寮」では、地元の素材を活かしたドリンクやアラカルトメニューを中心に提供。
隣接するカフェ&デリではケーキやドリンクなどをテイクアウトしてお部屋に持ち込んだり、ビーチに持っていくこともできます。
ロビーから「茶寮」までひとつながりになっているため、チェックアウト後にお迎えのバスが来るまでの空き時間を利用して、旅の最後にホテルグルメを頂くのにもちょうど良いロケーションです。
おすすめは、宮古味噌を忍ばせたユニークな味付けのシグネチャー、トゥリバーガー。牛100%パティの大きなバーガーにかじりつくと、意外にも和のイメージが強い味噌と洋風のバーガーが好相性。ピクルス、フレンチフライも添えられていて、ボリュームも満点です。
帰路に就く前に美味しくお腹を満たしてから、空港へと向かいましょう。
車がなくてもOK!ホテルから観光に繰り出そう
「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」滞在中は、せっかくならホテルから飛び出し、宮古島での観光も楽しみたいところ。
宮古島は車で1周すると4時間弱ほどの広さがあり、基本的には車移動がおすすめですが、免許がない方や運転が苦手な方、旅先でサイクリングを楽しみたいという方の為、「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」では電動自転車のレンタルサービスを行っています(※時間貸し/有料)。
レンタルの予約は不要で、利用時にホテルのカウンターでスタッフの方にレンタルしたい旨を伝えるだけでOKです。今回は初めての宮古島滞在ということもあり、あちこち小回りのきく自転車で散策へ出発。
ホテルから20分ほどもいくと、道中に沖縄の人気アイスクリームブランド・ブルーシールや、アメリカンなハンバーガー店、ローカル密着型の菓子舗や喫茶店、イートインコーナー&お土産コーナーのある道の駅があり、さらにコンビニやスーパー、ドラッグストアもあったので、なにか必要な日用品があれば現地での調達も容易です。
今回は「道の駅みやこ」に立ち寄って、ランチに沖縄そばを頂いたあと、お土産コーナーを物色し、旅のお土産に“メイドイン沖縄”のおせんべいやフレーバーコーヒーをゲット。自転車でも十分食事と買い物を楽しむことができました。
世界中の旅行客を虜にしてきた宮古ブルーの海とサンセットを愛でながら、上質なリゾートステイを満喫できる「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」。大切な休暇を過ごす場としてふさわしい環境が整った一軒を、ぜひ宮古島旅行の宿泊先に選んでみてはいかがでしょう。(女子旅プレス/modelpress編集部)
宮古島に新ホテル「キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート」2026年春開業へ
ヒルトン沖縄宮古島リゾート
所在地:沖縄県宮古島市平良久貝550-7
電話番号:0980-75-5500
建物規模:地上8階
客室数:329室
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
【Not Sponsored 記事】