「ハリー・ポッター」スタジオツアー東京、「魔法省」のセット公開 暖炉でゲストも“煙突飛行粉”体験
東京都練馬区のとしまえん跡地に建つ「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(以下、スタジオツアー東京)が、2023年6月16日(金)に開業する。新たに「魔法省」のセットが初めて公開された。
壮麗な「魔法省」のセットお披露目
魔法省は、面積900平方メートル超え、壁の高さは9メートル以上という、ビクトリア朝建築にインスピレーションを得たデザインの壮麗なセット。
ラッカー塗装が施された木材でできた何千枚もの緑と赤のタイルが張り巡られ、大理石の柱の上に乗る魔女と魔法使いの重さに押しつぶされるマグルたちを描いた象徴的な「魔法は力なり(Magic is Might)」の像も作り上げられている。
映画の中では、魔法省の職員たちが通勤するのに、電話ボックスやトイレ、巨大な暖炉のいずれかからフルーパウダー(煙突飛行粉)を使って移動する様子が描かれていたが、「スタジオツアー東京」では、ゲストも職員になった気分で暖炉の1つに入り、スモークや照明効果によってフルーパウダーを体中に振りかける、魔法のような体験の写真や動画を撮影することができる。
LiLiCo&加藤諒、360度「魔法省」の世界を再現したセットに興奮
11日に行われた、魔法省のセット完成記念イベントには、映画コメンテ―タ―のLiLiCoと俳優の加藤諒がスペシャル・ゲストとして登場。
実際のセットを目の当たりにしたLiLiCoは「魔法省はスケールも大きくリアルで、映画制作に携わった方が作り上げたクオリティーに言葉にできないほど感動しました」とコメント。
大の「ハリポタ」ファンで知られる加藤は「印象的なシーンの多い魔法省ですが、細かく作り上げられていて、1つ1つのお部屋(オフィス)にも個性があって本当に感動しました。スクリーン上で見ていた映画のセットが間近で見ることができるのがファンにとってはたまらないです」と興奮交じりに語った。
またイベントでは、映画制作にも携わったアシスタント・コンストラクション・マネージャーのジョン・カーソップも登場。「魔法省は、東京のスタジオツアーのために作られた唯一最大のセットです。オフィスの内装は映画で使用されたセットよりもはるかにクオリティーが高く、じっくりと観察することができます。様々なスタッフの想いやこだわりが詰まった美しいセットを体験し、素晴らしい時間を過ごしていただきたいです」と想いの丈を語った。
アジア初進出「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」
としまえん跡地に開業する「スタジオツアー東京」は、世界中で愛される映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの制作の裏側を実際に体験できる、全く新しいウォークスルー型のエンターテイメント施設。大広間、9と3/4番線・ホグワーツ特急、ダイアゴン横丁、禁じられた森をはじめとする息を呑むような映画のセットの展示、世界最大のハリー・ポッターのショップ、レストランやカフェも常設される。
同作品のスタジオツアー施設は、イギリスの「スタジオツアーロンドン」に次いで世界で2番目、アジアでは初のオープンとなる。(女子旅プレス/modelpress編集部)
情報:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン
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