三重で“ドライブ女子旅”に行くならココ!四季折々の自然や絶景スポットなど
これからの季節にオススメの三重県エリアを女子旅ドライブ!後編では、四季折々の自然を感じられる癒しのスポットや人気の絶景スポットを中心に巡ってきました。海と山、豊かな自然に恵まれた三重県は、世界に誇るべき絶景スポットの宝庫。あちこちドライブするだけでも心がスーッっと軽くなりリフレッシュできるので、旅行好きなら一度は訪れてほしい場所です。
目次
四季折々の美しい花々&イルミネーションも楽しめる「なばなの里」
四季折々の美しい花々とイルミネーションが楽しめる日本最大級の花のテーマパーク「なばなの里」。
「なばなの里」では、訪問時(2022年10月時点)、色彩鮮やかなコスモスや大輪のダリアなどの花が見頃を迎え、約13000坪の敷地を誇る花ひろばには、秋の花々が咲き誇っています。
このほかにも、各国から集めた数百種、1万2千株の花々が広大な温室で常時栽培されているベゴニアガーデンも見ごたえたっぷり。エリアに一歩足を踏み入れると、まるで絵画の世界に迷い混んだような気分に。
なかよく整列したベゴニアたちですが、実は日々、花の成長をチェックしながら背丈をそろえたり、絶妙な色バランスになるよう細かく配置換えたりしているそう。
春と秋にシーズンを迎える女性人気の高いバラ園では、バラだけで約900種類、5千本が栽培されていて、ところどころに小川のせせらぎで和のテイストがMIXされていたり、香りの強いバラを通路よりに配置されていたりと細かい演出がなされているのも驚きでした。
そんな「なばなの里」ですが、夜もとってもロマンチック。2022年10月22日~2023年5月31日までの期間は、毎日日没に合わせてイルミネーションが点灯します。
今年のメイン会場のテーマは「天空の船」。巨大な帆船と大海原を舞台に、生命感あふれる青く美しい海や煌めく壮大な宇宙など、幻想的な光の世界をダイナミックに演出。
人気の200mの「光のトンネル」、水上イルミネーション「光の大河」、「ツインツリー」をはじめ、新登場のミレニアムガーデン「光の森」や100mの光のトンネル「紅葉(もみじ)」など見どころ盛りだくさんとなる予感です!
※2022年12月23日~25日は特別営業のため「日付指定券」の事前購入が必要です。詳しくは公式WEBをご覧ください。
そしてなんといっても今は紅葉シーズンの真っただ中!紅葉は、11月下旬頃にピークを迎え、12月中旬頃まで楽しめるそう。
■なばなの里
住所:三重県桑名市長島町駒江漆畑270
無料駐車場(5,700台)
営業時間:10:00~21:00※季節のイベントによって営業時間や料金が異なる
電話:0594-41-0787
四季折々の風景とユニークな“奇岩・珍岩”「御在所ロープウエイ」
ちょっと歩くのに疲れたら「御在所ロープウエイ」で、四季折々の風景をゆったり眺めてまったりするなんていかがでしょう。
御在所岳の紅葉は、山全体が一度に紅葉するわけではなく山頂からだんだん色づいていくのが特徴だそうで、ツツジ科の赤、クスノキ科の黄色、そして常緑樹の緑といった自然の色彩が山頂から中腹、温泉街エリアへと段階的に見ごろを迎えていくことでなんともいえない自然のグラデーションを楽しめるとのこと。
また、御在所岳のみどころは紅葉以外にも。それは、ユニークな形をした数々の“奇岩・珍岩”たち。
その中でも目を引くのは、御在所岳中登山道の五合目付近にあり、2つの岩の間に四角形の岩が挟まるように乗っている「地蔵岩(じぞういわ)」というもの。
真ん中の岩が落ちそうで落ちない絶妙なバランスを保っていることから「絶対に落ちない」ということで合格祈願のゲン担ぎに来る方も多いのだとか。
また、山上公園内には散策路があり、空気の澄んだ晴れた日には富士山を見ることのできる富士見岩展望台などの展望スポットも。
ロープウェイはふもとから山頂までは片道約15分。山上公園駅に展望レストランが隣接しており、絶景を眺めながらのんびりカフェ時間を満喫できそうですね。
■御在所ロープウエイ
住所:三重県三重郡菰野町湯の山温泉
アクセス:新名神高速道路菰野ICより約10分 300台収容の有料駐車場完備
案内受付時間:9:00~17:00(冬季9:00~16:00)
電話:059-392-2261
“伊勢木綿きもの”に着替えて「おかげ横丁」散策、江戸時代にタイムスリップ気分!
そして三重旅行といったらはずせないスポットといえば、“お伊勢さん”と称される伊勢神宮。
参拝後に、そのまま「おかげ横丁」でランチや食べ歩きをするのが定番コースとなっていますが、ちょっと待った!散策をもっと充実させるサービスがあるのです。
それは、「おかげ横丁」内にある伊賀組紐の専門店「くみひも平井」の奥座敷で行われている「伊勢きもの日和」の“伊勢木綿きもの”着付け体験。
“伊勢木綿きもの”は、ふんわり柔らかい生地でとっても着やすく、モダンなデザインや淡い色彩が多いので着物初心者にもピッタリなんです。
着付け時間も約20分と短く、サクッと衣装チェンジして街に繰り出せば気分も上がります。
さっそく“伊勢木綿きもの”に着替えたら、人気のおだんご屋さんに立ち寄り、伊勢で親しまれている「黒蜜団子」とみんな大好き「みたらし団子」をオーダー。
全国的にも珍しい黒蜜団子ですが、つやつやでこっくりとした甘さが染みます。店横にはイートインスペースもありますが、おかげ横丁の脇を流れる五十鈴川のほとりでいただくのがシチュエーション的に最高ですよ。
また、「おかげ横丁」のシンボル「常夜灯」のある正面入口すぐそばにある「おみやげ屋さん」にはキュートな“おかげ犬”グッズが充実。
この“おかげ犬”とは、江戸時代にブームになった伊勢参りで、参拝に行きたくても行けない主人の代わりに愛犬に代理でお参りに行かせた人がいたというエピソードから生まれたそう。
そんな歴史に思いを馳せながら“伊勢木綿きもの”で「おかげ横丁」を歩くなんて素敵。まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような、非日常体験が待っていますよ。
■おかげ横丁
住所:三重県伊勢市宇治中之切町52番地
(店舗によっては地名や番地が多少異なる)
営業時間:9:30~※営業終了時間は月によって異なる
電話:0596-23-8838(おかげ横丁総合案内)
・伊勢きもの日和
住所:三重県伊勢市宇治浦田一丁目5番6号おかげ横丁くみひも平井奥座敷(伊勢内宮前店)
電話:0120-454-865(レンタルきもの事業部あやの)
営業時間:9:30~17:00(季節により異なる)
・だんご屋
住所:三重県伊勢市宇治中之切町12
電話:0596-23-8732
営業時間:10:00~17:00(LO16:30)※季節により異なる
・おみやげや
住所:三重県伊勢市宇治中之切町52
電話:0596-23-8838
営業時間:9:30~17:00(季節により異なる)
“天空のポスト”で恋愛成就?大パノラマの絶景広がる「伊勢志摩 e-POWER ROAD(伊勢志摩スカイライン)」
街歩きやショッピングも楽しいですが、せっかくの“ドライブ旅”ということで、今回は車でしかいけないような絶景スポットにも立ち寄ってみました。
1964年に開通した「伊勢志摩 e-POWER ROAD(伊勢志摩スカイライン)」は、伊勢と鳥羽を結ぶ、全長16.3kmのドライブウェイ。朝熊山(あさまやま)の山頂広場まで行くと伊勢志摩や伊勢湾がドーンと目の前に!山頂からの360°の大パノラマはまさに絶景。天気の良い日は、富士山まで眺望できます。
11月1日より「伊勢志摩スカイライン」の魅力をより多くの方に知っていただけるよう、「伊勢志摩 e-POWER ROAD」に名称を変更しました。
標高550mの山頂広場のちょうど真ん中には、伊勢志摩最高峰の地に立つ「天空のポスト」が!絶景を前にぽつんと佇んでいるノスタルジックなこのポスト。一見オブジェのようにも見えますが、実際に郵便の集荷が行われていて「ラブレター」や「結婚報告」を送る際に利用する人も多いのだとか。
また、この「天空のポスト」は人気のフォトスポットでもあり、ポストに顎を乗せて2人で向かいあったり、ホウキをまたいでジャンプすれば空を飛んでいるかのような“映え”写真も撮影できます(ホウキは売店入口で消毒済みで無料貸し出しされています)。
さらに、ポストの奥を進んでいくと大パノラマの絶景を前に足湯ができる展望足湯も。心地よい温度の足湯につかりながら静かに“真珠の海”を眺めていると、心がやすらぎ心身ともにリフレッシュできますよ。
このほかにも沿線には絶景ポイントや見所がたくさん。時には車を停めて、ゆったりとスロードライブしてみるのもいいかもしれませんね。
三重県を旅するなら周遊パスや人気観光施設の入場、買い物券がセットになったプランを要チェック!
■伊勢志摩 e-POWER ROAD(伊勢志摩スカイライン)
住所:三重県伊勢市宇治館町岩井田山677-1
営業時間:7:00~19:00(8月は7:00~20:00)※12月31日~1月1日終夜営業
アクセス:近鉄「五十鈴川」駅、JR・近鉄「鳥羽」駅より山頂展望台まで、タクシー約20分
休業日:無休
料金:軽・小型・普通自動車1,270円※125cc以下の自動二輪車は通行できません。
電話:0596-22-1810(伊勢料金所)
自然の芸術!“鬼のすみか”のような世界遺産「鬼ヶ城」
また、旅行へ行くならその土地の世界遺産も必ずチェックしておきたいところですよね。
三重に訪れたら絶対見ておきいのが、世界遺産のまち熊野にある「鬼ヶ城(おにがじょう)」です。
志摩半島から続くリアス海岸の最南端にある「鬼ヶ城」は、大小数十個の洞窟が階段状に並ぶ名勝。長年に渡って凝灰岩の岩壁が熊野灘の荒波に削られた自然の造形美を堪能できます。
そんな「鬼ヶ城」は、1935年に国の天然記念物に指定され、日本百景にも選定されているほか、2004年7月にはユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された三重の中でもかなり特別な場所。
その名の通り、まさに“鬼のすみか”のような目の前に迫りくる上下2段の大きな岩窟はとてつもない迫力。決して人間にはつくりだすことなどできない荒々しい光景に、自然の偉大さを感じずにはいられません。
■鬼ヶ城
住所:三重県熊野市木本町1835-7
営業時間:9:00~17:00
休業日:年中無休
アクセス:熊野大泊IC出口R42新宮方面へすぐ
電話:0597-89-1502(鬼ヶ城センター)
エモさNo.1の美しすぎる日本の原風景「丸山千枚田」
迫力満点の「鬼ヶ城」も見どころの熊野市ですが、同じ熊野市でも和歌山県県境に近い場所にある「丸山千枚田(まるやませんまいだ)」も絶対に見ておきたい名所のひとつ。
「丸山千枚田」は、紀和町丸山地区の斜面に1,340枚の田んぼが折り重なっている棚田で、つなぐ棚田遺産にも選ばれています。
四季を通じて美しさが変わる丸山千枚田。年2~3回ほど、雪化粧をすることもあるそう。
夕焼けに染まる「丸山千枚田」は特に絶景で、絵本の世界がそのまま目の前に広がっているかのような、人々の暮らしとぬくもりを感じるその光景に思わずジーンときてしまいます。日本一の棚田景観と称されるのも納得です。
■丸山千枚田
住所:三重県熊野市紀和町丸山318
アクセス:熊野大泊ICから車で約40分
無料駐車場あり
電話:0597-97-1113(熊野市地域振興課)
いかがでしたか?豊かな自然と絶景、そしてグルメと盛りだくさんでお届けした今回の三重県ドライブ女子旅ですが、三重県にはまだまだ紹介しきれない魅力がいっぱい!
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※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。