三重で“ドライブ女子旅”に行くならココ!絶品ランチにスイーツ、お洒落ショッピングスポットなど
「全国旅行支援」が10月からスタートし、盛り上がりを見せている国内旅行。これからどこへ出かけようかと心を躍らせている方も多いのではないでしょうか。
人々のライフスタイルの変化とともに、休日の過ごし方も多様化している昨今、ドライブ旅の熱が高まっているようですが女子旅シーンにおいてもその需要はかなり高まっているそう。そこで今回は、女子旅に人気のエリア・三重県を訪れ、ドライブ女子旅で今行くべきスポットを厳選して巡ってきました。その様子をレポートするので、これから旅行計画を立てる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
もう行った?話題の日本最大級のおしゃれ商業リゾート「VISON(ヴィソン)」
伊勢神宮や熊野古道にもアクセスしやすい三重県のほぼ中央に位置する多気町に、2021年7月に誕生した日本最大級の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」。
東京ドーム24個分の広さを誇り、山や緑に囲まれた自然豊かな「VISON」は、その読み方にもなっている「美村=美しい村」という由来のとおり、村のように9つに分かれたエリアで“癒・食・知”という3つをテーマにしたさまざまな体験ができる今話題のスポットです。
今回はその中から「和ヴィソン」「アトリエ ヴィソン」「サンセバスチャン通り」「農園エリア」の人気のお店を巡ってきました。
まずやってきたのは、ランチにおすすめのお店がある「和ヴィソン」。星付き料理人や高級ホテルから注文を受けているという地元・松阪の業務用鰹節卸店が出店しているイートインを備えた「削節本舗 伊勢和」では、削りたての鰹節を使用した“究極のTKG”が味わえます。
店舗名物の「かつおぶしTKGと豚汁定食」は、プラス100円で削ったその日しか食べれない生の鰹節に変更も可。ふわっふわの生鰹節はやはり香りが段違い!
大きくカットされたお肉やお野菜がゴロゴロと入った具沢山の豚汁も、ダシの旨味がギュッと詰まっていてカラダもほっこり温まります。
また、スープを全部飲み干してしまうほど美味しいと話題の化学調味料不使用の「UMAMI醤油のらぁ麺」も人気。
お腹が満たされたら「アトリエ ヴィソン」の散策へ。 陶芸家・造形作家の内田鋼一氏プロデュースによる食にまつわる道具の博物館「KATACHI museum/museum shop」には、古今東西の“食”にまつわる様々な道具がアートのように展示されています。
館内ではあえて展示物の説明を最小限にとどめていて、そのものがどのように使われていたのかを想像しながら鑑賞するというユニークな空間。
その向かいには、白くて小さな小屋のような建物「Gallery 泛白 uhaku」も。こちらは、「白」をコンセプトにしたギャラリー&ショップで、さまざまな作家の個展や企画展を開催するほか、アンティークやヴィンテージの器など“上質な白いモノ”たちがずらり。
店先では、新鮮なミルクで作られた真っ白でプレミアムなソフトクリームも販売されており、かわいい形が女性に人気なのだそう。
続いては、サンセバスチャン通りにある「D&DEPARTMENT MIE by VISON」でおしゃれアイテムもチェック。
地域の“ロングライフデザイン”を発掘し、47都道府県その地域らしさを伝えるコミュニティショップ「D&DEPARTMENT」の三重の拠点で、ここでは松阪もめんや伊勢木綿、伊賀焼などの三重ならでの生活道具などを取り揃えています。
「VISON」内のホテルに宿泊されるお客様が、地元産のワインや日本酒などを購入していくことも多いそうです。
そして最後に向かったのは、「農園エリア」にあるオーガニック野菜と地元の食材を使ったレストラン「NOUNIYELL(ノウニエール)」。
世界の料理人1000人にも選出された有名イタリアンシェフ・奥田政行氏監修のレストラン「NOUNIYELL」では、お店の目の前に広がるサスティナブルでオーガニックな農園の新鮮な野菜を使用した心と身体に健康的なイタリア料理をいただけます。
こちらの農園では、年間80~100種類ほどの野菜を栽培しており、今回訪れた秋のシーズンはさつまいもと落花生が旬とのこと。季節ごとに収穫体験のイベントも行っているそうで、目の前の畑で採れたばかりの野菜をすぐにいただけ、とても貴重な体験となるでしょう。
ランチコースや朝食も人気のこちらのレストランですが、実は「VISON」内でもあまり知られていない穴場の絶景スポットでもあります。
夕暮れ時のテラス席は幻想的な風景の中、特別な時間を過ごせるので狙い目かも。また、ペット同伴可なので愛犬とのドライブ旅でもぜひ立ち寄りたいですね。
■VISON(ヴィソン)
住所:三重県多気郡多気町ヴィソン672番1
電話:0598-39-3190
基本営業時間:9:00~22:00
※営業時間は店舗によって異なりますので、詳細は公式HPをご確認ください。
<和ヴィソン>
・削節本舗伊勢和
営業時間:10:00~17:00(L.O.16:30)
<アトリエ ヴィソン>
・KATACHImuseum/museumshop
営業時間:10:00~17:00
電話:0598-67-0725(KATACHImuseum/museumshop)
入館料:1,000円(税込)
・Gallery 泛白 uhaku
営業時間:10:00~17:00
電話:0598-67-0725(KATACHImuseum/museumshop)
<サンセバスチャン通り>
・D&DEPARTMENT
営業時間:10:00~18:00
電話:0598-67-8570
<農園エリア>
・NOUNIYELL
営業時間:モーニング7:30~10:30(L.O.9:30)
ランチ11:00~15:00(L.O.14:30)
ディナー17:00~21:00(FoodL.O.19:30、DrinkL.O.20:30)
電話:0598-67-8299
美容好き女子必見!“一期一会な代物”と出会える「はちみつ屋 松治郎の舗」
続いて訪れたのは、美容好きな女性ならぜひ立ち寄ってほしい三重県松阪市にある老舗養蜂園が運営する「はちみつ屋 松治郎の舗」松阪本店。
大正元年創業という歴史のあるこちらのお店は、三重県産や全国各地のはちみつ、ローヤルゼリー、プロポリスなどの健康食品などを展開。
中でも保湿効果に優れ、美容効果が高いとされるはちみつをふんだんに使用したオリジナルの“蜜美コスメ”は、養蜂の専門家が素材の選定から行っているというこだわりようで、自然派コスメフリークや地元マダムからの人気も高いそう。
また、店舗内では三重県産の牛乳とはちみつをたっぷり使った最中アイス(ミルク、抹茶、黒ゴマ、きなこ、チョコチップ)も人気。
かわいい貝殻のかたちをしたパリパリでサクッとした薄皮最中に、ふわっと広がるやさしい甘さのアイスとのハーモニー。シンプルだからこそ素材の味わいが感じられる一品です。
店内では、はちみつのテイスティングコーナーがあるのですが、旅メンバーが「え、香りすごくない?」「こんな華やかなはちみつ初めて食べたかも…」と満場一致でお買い上げとなったのが「花々」というはちみつ。
その名の通り、様々な花から採蜜した百花蜜とされる種類の「花々」。人がブレンドするのが一般的とされる百花蜜の中でも、この「花々」は、人ではなくミツバチがれんげ、菜の花、みかんなど、数種類の花から集めた、ミツバチのブレンドによる天然はちみつだそうで、天然がゆえ、四季折々で混ざる花、味も異なるというからまさに“一期一会な代物”。
「はちみつ屋 松治郎の舗」は、松阪本店のほかに伊勢神宮の伊勢おはらい町店もあるのでお伊勢さんを訪れた際にもぜひ立ち寄ってみて。
■はちみつ屋 松治郎の舗 松阪本店
住所:三重県松阪市中町1873
専用駐車場あり
営業時間10:00~17:30
定休日木曜日(木曜日が休日の場合は営業)
電話:0598-26-8133
もちもちのあげぱんが名物!エモさ満点の古民家観光施設「西町やかかん」
続いて訪れたのは、江戸時代の俳人・松尾芭蕉ゆかりの地で、忍者発祥の地としても知られる三重県伊賀市。
城下町の風情が残る上野西町にある複合施設「西町やかかん」は、おしゃれなコーヒースタンドや天ぷら店、伊賀にちなんだセレクトアイテムの物販もある観光案内所的お店です。
築130年とされる趣のある古民家とスタイリッシュなデザインのコーヒースタンドが融合する“エモい空間”でいただけるのは、もちもちのあげぱん。
なんとも温かみのある、まあるいフォルムが可愛らしいあげぱんがこちらの名物。
地元・伊賀産のうるち米&もち米を使用しており、お味はプレーン、シナモンシュガー、ココア、きなこ、伊賀抹茶あずきの5種類で、店員さんによると「プレーンが一番人気」なのだそう。
大きなお口で頬張ると、さくっとふんわりもっちもちのやみつき食感に、カラダに優しい素朴な甘さ。「けっこう大きめかな?」と思いきや一瞬でペロリでした。
毎朝店内で揚げていて、なくなりそうなタイミングを見て追加で揚げているそうなので運がよければ揚げたてに出会えるかも。
IGAMONOショップでは、伊賀ブランドを中心に、伊賀の名産や、お洒落でかわいいセレクトアイテムを約250点取り扱っているので、三重のお土産はもちろん、旅の思い出になる逸品を探してみて。
■西町やかかん
住所:三重県伊賀市上野西町3370
アクセス:名阪国道上野ICより車で5分
駐車場:あり(二之町通り側)
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休(年末年始休業)
電話:0595-51-5535
日本トップクラスの高さを誇る石垣が自慢の「伊賀上野城」
日本100名城の1つで、伊賀上野のランドマークとして市民から親しまれている「伊賀上野城(いがうえのじょう)」もぜひ一度は訪れておきたいスポットです。
天正13年、平楽寺・薬師寺のあった台地に建てられた「伊賀上野城」は、豊臣秀吉の家臣で伊賀一国を任された武将・筒井定次が最初に築き、その後、築城の名手と謳われた藤堂高虎によって大改修が行われました。
白亜の三層の大天守、二層の小天守が、鳳凰の翼を休めているように見えることからついた別名は「白鳳城」。名作映画やドラマのロケ地としても知られています。
「伊賀上野城」の見どころは、なんといっても藤堂高虎が本丸の西に築いた高さ約30メートルの石垣。この石垣は日本各地の城の中でも上位の高さを誇り“ほぼ垂直”ともいえる絶壁具合は見る者を圧倒します。
そんな「伊賀上野城」がある上野公園の園内は、四季折々の景観が楽しめるだけでなく、俳聖殿、忍者屋敷などの名所・旧跡が点在。
桜の名所としても有名で多くの花見客で賑わいますが、実は秋は紅葉の名所でもあり年間を通して市民の憩いの場ともなっている場所です。
三重県を旅するなら周遊パスや人気観光施設の入場、買い物券がセットになったプランを要チェック!
■伊賀上野城
住所:三重県伊賀市上野丸之内106
アクセス:名古屋方面 名阪国道中瀬ICより車で約10分
大阪方面 名阪国道上野ICより車で約10分
開館時間:9:00~17:00(入館は16:45まで)
休館日:12月29日~31日
登閣料:大人600円、小人300円(30名以上団体割引)
電話:0595-21-3148
マイナスイオンで心身ともに浄化!伊賀流忍者たちの修行の地「赤目四十八滝」
最後に紹介するのは、名張市赤目町を流れる滝川の渓谷にある「赤目四十八滝」。
大自然の中で四季折々の美しい情景が楽しめるパワースポットとして人気で、「日本の滝百選」をはじめ「森林浴の森百選」「遊歩百選」に選定されています。
ここは戦国時代、伊賀流忍者たちの修行の地だったとも言い伝えられ、この「赤目」とは、役行者が滝で修行中に赤い目の牛に乗った不動明王に出会ったことが由来という説も。そして「四十八」というだけあり、実際に遊歩道からは大小20以上の滝を見ることができます。
マイナスイオンたっぷりの森に一歩足を踏み入れるとなんとも清々しい香りが…。“自然のアロマ”を思いっきり吸い込めば心身ともにリフレッシュできることまちがいなし。
また、10/22~1/31には、渓谷をライトアップする「幽玄の竹あかり」というイベントも実施。宵闇の渓谷を大小2000本余りの竹灯が彩る秋冬限定のライトアップはとても幻想的。この時期に訪れるなら必見です。
■赤目四十八滝
住所:三重県名張市赤目町長坂671-1
アクセス:東京方面より東名・東名阪・名阪経由…約7時間
名古屋方面より名高速・東名阪・名阪経由…約2時間30分
大阪方面より西名阪・名阪経由…約2時間
営業時間:9:00~17:00
電話:0595-41-1180
※幽玄の竹あかり実施時期:10/22(土)~1/31(火)
今回の三重県“ドライブ女子旅”前編では、地元で人気のグルメを堪能したほか、歴史や自然に触れられる場所を紹介しました。後編では、三重で人気のお伊勢さん周辺での街歩きや絶景スポットなどをレポ―トしていくのでぜひお楽しみに。
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※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。