奈良に分散型ホテル「GOSE SENTO HOTEL」古民家をサウナ銭湯やレストランに活用
奈良県御所市に「泊・食・湯」分離の分散型ホテル「GOSE SENTO HOTEL」が、2022年10月26日(水)にオープンする。
計4棟の古民家を活用した分散型ホテル「GOSE SENTO HOTEL」
「GOSE SENTO HOTEL」は、14年ぶりに復活する銭湯「御所宝湯」を中心に、大正7年創業の万年筆本舗をリノベーションした宿「RITA 御所まち」、かつての自転車屋の面影を残し、昭和レトロに浸れる「宿チャリンコ」、御所ならではの食材を活かしたレストラン「洋食屋ケムリ」の計4棟の古民家物件を一体的に開発した「泊・食・湯」分離の分散型ホテル。
施設のテーマは「銭湯から始まる旅。江戸時代の町並みを残す『心潤う御所』に泊まる」。
まちの社交場となる銭湯「御所宝湯」が復活
大正5年に創業したとされ、経営者の高齢化等の理由から2008年に廃業した「御所宝湯」が、今回開発の核として復活。創業当時の浴槽を残しつつ、フィンランド式サウナと露天水風呂を新設。ととのいスペースも併設し、葛城山から吹きおろす風を感じながらの外気浴を楽しめる。
また、かつては無かったロビー方式を採用。ドリンクやアイス、宝湯限定グッズを手に取って「なつかしくて、あたらしい」銭湯時間を過ごすことができる。
“フリー銭湯”サービスが付いた、趣の異なる2つのホテル
そんな「御所宝湯」を“フリー銭湯”形式で滞在期間中は何度でも入浴し放題の、2棟の宿泊施設と、洋食レストランが同時開業。
そのひとつ「RITA 御所まち」は、大正7年創業の国産万年筆ブランド「モリソン万年筆」の本店あとの古民家の一部を改修した、全4室の上質な宿泊施設。
上質な万年筆を手にとってのチェックインサービスや、庭園を臨む宿泊者限定のラウンジサービスなど、落ち着きのある滞在を提案する。
一方、「宿チャリンコ」は、当時の自転車屋の面影を残す古民家を、サイクリストが集う昭和レトロな空間に改修したホテル。
自転車を乗り入れられる客室や、レンタサイクルも用意し、自然と歴史情緒あふれる御所のサイクリングを思う存分楽しめる。
御所ならではの食材を活かした「洋食屋ケムリ」
どこか懐かしさを感じる古民家を残した「洋食屋ケムリ」は、宿泊者以外も利用可能な食事処。
新進気鋭のシェフが表現する葛・鴨に代表される御所ならではの食材を活かしたローカル・ガストロノミーを、豊かな水から育まれる御所の日本酒「風の森」(蔵元・油長酒造)などの地酒と共に、存分に堪能できる。(女子旅プレス/modelpress編集部)
GOSE SENTO HOTEL
所在地(各施設は徒歩5~10分程度で行き来が可能)
御所宝湯:奈良県御所市御国通り2丁目361-5
RITA御所まち:奈良県御所市西町1069(全4室)
宿チャリンコ:奈良県御所市鴨口町1087(全4室
洋食屋ケムリ:奈良県御所市西柏町1296
アクセス
電車の場合:近鉄御所線「近鉄御所駅」より徒歩約5~10分
JR和歌山線「御所駅」より徒歩約5~10分
車の場合:京奈和自動車道「御所IC」より西へ約5分
料金(税込)
御所宝湯:入浴料440円(大人)、サウナ360円
RITA御所まち:1泊朝食付き19,250円~/人(大人2名利用時)
宿チャリンコ:1泊朝食付き11,550円~/人(大人2名利用時)
洋食屋ケムリ:ランチ2,500円~、ディナー7,700円~
情報:御所まちづくり
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