タイ政府、入国条件を大幅緩和 日本からの入国者数は昨対比46倍超に
タイ政府は、7月1日より入国条件を大幅に緩和。タイランド・パスによる入国許可申請および、新型コロナウイルスの治療費等を含む医療保険への加入と同保健証書の提示義務を撤廃した。
タイ、観光客受け入れを本格再開
今回の緩和により、外国人渡航者は入国時の残存有効期間が6か月以上のパスポートと、「ワクチン接種証明書」または「新型コロナウイルス陰性証明書」を空港でのチェックイン時、タイ到着時に提示するだけで、タイへの入国が可能となった。
また帰国時については、日本政府の規定によりタイ出国前72時間以内に検査を受け、医療機関などが発行した陰性の検査証明書の取得が必要となる。
手続き簡素化で渡航者復調の兆し
タイでは、昨年後半から段階的に海外からの観光客受け入れを再開しており、2022年1月~6月の日本からタイへの入国者数は49,150人で、昨年比約34倍を記録。7月以降は手続きが簡素化したことを受け、7月の日本からの入国者数は28,394人と、昨年7月の611人に対し、46倍超の数字となっている。
さらにタイ国内では、「アメージングタイランド健康安全基準(SHA)プロジェクト」として、厳しい衛生基準と認証制度を設ける取り込みを、国を挙げて展開。飲食店、ホテル、観光地など分野別にガイドラインを細かく設定し、基準を満たしている場所にはSHAマークを掲出し、渡航者が安心して旅を楽しめる環境づくりに努めている。(女子旅プレス/modelpress編集部)
情報:タイ国政府観光庁 大阪事務所
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