シンガポール旅行のおすすめシーズンって?眠るのが惜しくなるナイトシーンの楽しみ方
シンガポールはドラマティックな夜の街でのナイトライフも旅の醍醐味。夜景の名所「ガーデンズ バイ ザ ベイ」に代表されるライトアップやナイトアクティビティ、お洒落して出かけたいバーや星付きレストランでのご褒美グルメと、楽しみは尽きません。特に、年に一度のF1ナイトレースの時期は、音楽ライブやイベントなどが開催され、街全体がお祭りムードに包まれる絶好の渡航タイミングなのをご存知ですか?
目次
シンガポールの旅は夜が本番!眠らない街で忘れられない思い出を
シンガポールでは今年4月以降、日本からの入国制限措置が大幅に緩和。入国時はワクチン接種証明書(2回以上)の提示、電子出入国カードの事前提出を条件に、“検査なし”、“隔離なし”で旅行が楽しめるようになりました。
コロナ禍で休止していた、バーやナイトクラブの営業やナイトアクティビティも再開し、飲食店で酒類も従来通り提供しているので、以前の日常を取り戻しています。
また、日本とシンガポールの時差はわずか1時間のため、到着日の夜から存分にナイトライフを楽しむことができるんです。
夜のシンガポール観光のおすすめスポット
夜の帳が下りたら、いざシンガポールの夜の繁華街へ。シンガポール川沿いのクラーク・キーや、ショッピングスポットが多く集まるオーチャードロードは夜更けまで活気に溢れ、夜でも観光が楽しいエリア。
クラーク・キーからマリーナベイまで、夜風に当たりながら夜景を楽しめるリバークルーズもおすすめ。
ユネスコ人類無形文化遺産に登録された伝統的なホーカー(屋台街)で、早い・安い・旨いの三拍子揃った屋台グルメを味わうのもよし、ラグジュアリーなバーやクラブをはしごして、時間を忘れて非日常を味わうもよし。
かの有名な5つ星ホテル「マリーナベイ・サンズ」も、天空のプール以外に、「CE LA VI」というナイトクラブやカジノがあり、夜遊びスポットが充実しているんです。
夜ならではの観光スポットも色々あり、マリーナベイ・サンズでの光と音の噴水ショー「スペクトラ」をはじめ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで毎晩2回開催される光と音のショー「ガーデン・ラプソディー」、セントーサ島のシロソビーチを舞台にしたインタラクティブなライトアップ「マジカルショア」、チャンギ国際空港に隣接する複合施設ジュエルの人工滝が幻想的な「レイン・ボルテックス」あたりが有名です。
夜まで食べ歩きたい!シンガポールのグルメ・バー情報
多民族国家であるシンガポールは、中国系、マレー系、インド系などさまざまな民族の影響を色濃く受けながら成り立っており、そんな民族の多様性は食文化にもよくあらわれています。
チキンライスにラクサ、チリクラブ、バクテー、カヤトーストなど、バリエーション豊かなシンガポール料理は、味の美味しさでも評判です。
そんなシンガポールには、「アジアベストレストラン50」常連のフレンチレストラン「オデット」を筆頭に、グルメな食通をも満足させる星付きレストランや「アジアベストバー50」に選出される本格派のバーも多数。
2022年度の「アジアベストバー50」にランクインした「ジガー&ポニー」、「MO バー」、「マンハッタン」といった高級ホテル内の有名バーで、旅の記念にシグネチャーカクテルを味わってみたいところ。
優雅にスカイラインの絶景に酔いしれるなら「ランタン」、「ザ ライトハウスレストラン&ルーフトップバー」、「ポテト・ヘッド・フォーク」といったルーフトップバーへ。刺激的な夜を楽しみたい方には、ナイトクラブ「エンパイア」、「1-アルティテュード」、「ズーク」がおすすめ。
ホーカーやショッピングモールで、コスパよくお腹いっぱいシンガポール料理を味わい、そのままバーホッピング…なんて夜の過ごし方もシンガポールならではです。
街の各地に散らばるアートなライトアップを巡る
シンガポールでは通年各地で様々なお祭りやイベントが開催されており、ことナイトシーンにおいては、日没後のイルミネーションイベントや年間5回開催されるストリートライトアップなど、非常に充実しています。
例えばF1ナイトレースの時期周辺には、毎年8月末の「シンガポール・ナイト・フェスティバル」、9月の「ミッドオータムフェスティバル(中秋節)」と立て続けにイベントが開催。
中でも「シンガポール・ナイト・フェスティバル」は、街の至る所が光と芸術に溢れ、パフォーマーによるショーも上演される、芸術性の高いライトアップイベント。
夜の美術館や博物館にプロジェクションマッピングが施され、インタラクティブな音と光の演出により、常設の建物が昼間とはがらりと印象の異なるアート作品に変貌。
シンガポールの街をぶらぶら散策していると、裏路地や飲食店の壁にそのエリアごとの歴史や特長を落とし込んだウォールアートが描かれており、これらのアートは日常風景の一部として溶け込んでいます。
2021年、日本とシンガポール外交関係樹立55周年を記念して実現したウルトラマンとのコラボレーション。その一環で描かれたカンポン・ギラムのハジレーンにあるウルトラマンのウォールアートは必見。
街角の風景を楽しみながら、シンガポールのアートシーンに触れられる街歩きもおすすめです。
シンガポールのナイトシーンが一際盛り上がる「GPSS」って知ってる?
通年魅力的なシンガポールのナイトシーンですが、年に一度の「GPSS」シーズンは街全体が一層盛り上がりを見せる時期として有名です。
「GPSS」とは、グランプリ・シーズン・シンガポール(Grand Prix Season Singapore)の略称で、期間中、F1レースをはじめとしたエキサイティングなナイトライフやイベント、様々なエンターテイメントからショッピングやダイニングまで、活気あふれるシンガポールのナイトライフを楽しめます。
F1シンガポールグランプリは2008年、“F1史上初のナイトレース”として大きな話題となって以降、過去12回に渡りレースが開催され、レース日程前後のシーズンを総称して「GPSS」と呼んでいます。
実はこのレースシーズンは、シンガポール旅行のベストな時期でもあるんです。
レースに興味がなくても大丈夫!「GPSS」時期はライブやイベントなど楽しみが目白押し
F1レースファンには認知されているイベントですが、あまり馴染みのない方でも注目すべき理由が。
実はF1レース開催日程を含む1週間余りの期間中、マリーナベイ市街地でのカーレース以外にも、様々な関連プログラムやエンターテインメントが行われ、街全体がお祭りムードに包まれます。
街の中には大小さまざまな仮設ステージが設営され、世界的な有名アーティストやDJがパフォーマンスを披露するほか、各所でF1関連のイベントが開催されたり、ポップアップストアがオープンしたり、博物館、レストラン、小売店などで「GPSS」の特別割引が受けられたりと良いことづくめ。
そのためレースに馴染みのない20~30代の女性でも、この時期を狙って旅行計画を立てる人も多いのだとか。
街全体を巻き込んでイベントムードに包まれ、まるで夏フェスさながらに活気づくのが幅広く人気を集める理由。今年、3年ぶりにF1シンガポールグランプリの開催(2022年9月30日~10月2日)が発表されており、F1ファンのみならず注目が高まっています。
2022年は3年ぶりにF1シンガポールグランプリが復活!レース以外も楽しみがいっぱい
コロナ禍で過去2回休止していたF1グランプリの開催に沸くシンガポール。今年の「GPSS 2022」関連イベント情報も徐々に発表されてきています。
今年はレース期間の3日間に、コース内にはメインステージをはじめ、8つの特設ステージが設置され、アメリカのDJ/音楽プロデューサーのMarshmello(マシュメロ)、男性5人組アイリッシュ・ボーカルグループWestlife(ウエストライフ)、アメリカのパンクロックバンドGreen Day(グリーン・デイ)を含む、75以上の公演が予定されています。
レース観戦チケットを所持していると、チケットのゾーン内のステージで開催されるライブは無料で鑑賞できたり、レース開催直前に発表される情報もあり、どんなサプライズがあるかわからないドキドキ感も「GPSS」の醍醐味です。
もちろんメインイベントのF1レースも見逃せません。きらめく夜景、マリーナベイ市街地をレースコースにモーターカーがエンジン音を響かせながら繰り広げる白熱のレース、夜空を彩る打ち上げ花火…すべてが映画のワンシーンのよう。テレビ中継をホテルや飲食店で観戦するのもひとつの手です。
シンガポールはF1ホスト国として、今後2028年まで契約を延長。今年中の渡航は難しくても、来年以降もまだまだ渡航のチャンスがあります。
毎晩さまざまな場所で夜のイベントやアクティビティが待っているので、眠るのが惜しくなりそう。
身も心も整えるウェルネスな過ごし方&注目の最新観光スポット
シンガポールでは、近年注目の高まっているウェルネスツーリズムにも注力しており、例えば屋外で街の風景を俯瞰しながら心身をととのえる屋外ヨガプログラムを実施しているところも。
最新スポットも次々誕生しており、丸いゴンドラに乗ってセントーサ島一帯の最高の眺望を見渡すライドアトラクション「スカイヘリックス」、アメリカより海外初進出の「ミュージアム・オブ・アイスクリーム」など、今なお街の魅力はアップデート中です。
初めての方はもちろん、久しぶりの海外旅行先に、楽しさいっぱいの「GPSS」開催時期のシンガポールを検討してみませんか?(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元: シンガポール政府観光局
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。