「ウェスティンホテル横浜」景色自慢の客室&ラウンジ、プールも!みなとみらいでウェルネス旅
神奈川県横浜市のみなとみらいエリアのライフスタイルホテル「ウェスティンホテル横浜」。港町・横浜の歴史や自然との繋がりを反映させたデザイン、市街地のパノラマビューを眺めつつ優雅なくつろぎのひとときを過ごせる客室、開放感のある贅沢なラウンジ空間、プールを備えた、最新ホテルの魅力をご紹介します。<宿泊レポ>
横浜・みなとみらい21地区の最新プレミアムホテル「ウェスティンホテル横浜」
国内では6軒目となるウェスティンホテルとして、2022年6月に開業した「ウェスティンホテル横浜」は、総客室数373室の地上23階建て。
最寄りのみなとみらい駅1番出口より徒歩6分の立地で、徒歩圏内に商業施設やお洒落なカフェも多い、観光レジャーにうってつけのロケーションです。
ホテル全体のテーマは、コネクション(=繋がり)。自然界に存在するものからデザインのインスピレーションを得ており、例えば照明の影が木漏れ日を連想させる影を演出したり、絨毯の柄が海の波模様を描いたテキスタイルであったりと、神奈川・横浜の歴史や地域との繋がりを、さりげなくデザインに織り込んでいます。
美しい曲線を描く水のオブジェが置かれたエントランスを抜け、まずは23階にあるロビーラウンジでチェックイン。
ロビーラウンジはホテル最上階にあるため、横浜市街地のパノラマの街並みを存分に堪能でき、見晴らし抜群です。
ロビーラウンジの天井にある照明は、森林浴をテーマにデザインされており、晴れた日は遠くの富士山もきれいに見られるのだそう。
ロビーラウンジに隣接している「シュガー・マーチャント」では、ペストリーキッチンで作られたホテル特製のペストリーやアフタヌーンティーを取りそろえ、ロンネフェルト社の紅茶やコーヒーとともに優雅な午後を過ごすことができます。
さらにその隣には、曲線美が目を引くバーカウンターを据えた「コード・バー」が営業。
郵便番号にちなんだカクテルがシグネチャーメニューというユニークなバーで、ホテル所在地の郵便番号220-0012のクラフトカクテルのほか、中華街をイメージし北京ダックの味噌を使ったカクテル、ノンアルコールのモクテルまで、趣向を凝らしたメニューが揃っています。
遊び心を感じさせるメニューの数々に、バーテンダーとの会話も弾みそう。こだわりの一杯を嗜みながら、食前・食後に優雅なひとときを過ごしてみて。
サステナブルにも配慮、ナチュラルさをインテリアやアメニティに取り入れた客室
373室ある客室のうち、大半を占めるスタンダードルームは約42平米の広さ。全19室のエグゼクティブスイートルームはその約2倍の広さを誇ります。
お部屋はアイボリー&ホワイトを基調に、ナチュラルな色使いでまとめられていて落ち着いた印象。ペールブルーのソファの前の大きなガラス窓から、スタイリッシュな横浜の街並みが広がり、非常に開放的です。
どのお部屋にもウェスティンの代名詞である「ヘブンリーベッド」が採用されているので、就寝時には、ぜひそのこだわりの寝心地を確かめてみて。ベッドサイドには質の良い睡眠をとれるようにという心遣いのしるしであるラベンダーバームが。
バスルームには、ナチュラルな亜麻色の歯ブラシやボディタオルなどのアメニティをはじめ、特大サイズのバスタオル、タオル地のヘブンリーバスローブを完備。
大人でもゆったりくつろげる大きなバスタブ付きで、シャンプー類やボディローションは、ウェスティンホテル内のスパでも使用しているホワイトティーの香りのオリジナルバスアメニティーを採用しています。
また「ウェスティンホテル横浜」では、環境のことを考えた“サステナブル”への取り組みとして、まず客室に備え付けのタオルや備品は最低限のみを用意。
サービスのお水には、環境先進国スウェーデン発の水を濾過して使用するノルダックのシステムを採用。横浜の水を濾過して瓶詰めし、飲み切った後の瓶は綺麗に洗浄してリユースしているため、一般的なペットボトルのミネラルウォーターと違い、瓶をそのまま持ち帰ってしまうと追加チャージが発生してしまうので要注意。
自然界との繋がりをデザインに取り入れている「ウェスティンホテル横浜」ですが、実はそのこだわりは客室にも。ドア前のスポットライトの影をよく見ると木漏れ日のような模様になるようデザインされているんです。
エグゼクティブスイートルームには、天井に樹木をモチーフにした照明がついており、こちらもライトをつけると木陰のようなシルエットが床に落ちるというこだわりが。上品な空間の中に細やかなデザインへのこだわりが光ります。
心身ともに健康な滞在を提案するウェルネスフロア<5階>
5階は、健康を大切にしているウェスティンの想いが形となった、1000平米を超えるウェルネスフロア。
最新機器を取り入れた24時間営業の宿泊者向けフィットネススタジオ、日本初登場となるホテル名を冠したスパ施設「ヘブンリースパ バイ ウェスティン」、屋内温水プールがあり、更衣室には男女それぞれにサウナ付き。男性は通常のサウナ、女性はスチームサウナとそれぞれタイプが異なり、朝8時から利用できます。
緑豊かな庭園と高層ビルに囲まれた「ウェスティンガーデン」がフィットネススタジオのすぐ目の前にあるため、緑を眺めながらワークアウトに励むことができるのも特長です。
和食とフレンチ、2つのレストランでディナー&朝食を<3階>
3階では2軒のレストランが隣接して営業しており、宿泊客以外の利用も可能です。
ひとつは和食店「喫水線(きっすいせん)」。日本人なら食べ馴染みのある和食に、新たなスパイスを効かせた料理を提供しています。
入り口左手には15時~17時のみオープンするアイスクリームバーも併設。6種のアイスクリームフレーバーに、そばの実クランチ、最中、ごま油パウダーなど和素材のトッピングを自由に追加して自分好みにアレンジして味わえます。
今回は「喫水線」のお隣にある、船渠(ドック)を意味するフランス語・Quai(デュ・ケ)の名の付くオールデイダイニング「ブラッスリー・デュ・ケ」で、全5品のカジュアルフレンチのコースディナーを堪能。
店舗内は赤いソファがアクセントになったシックな空間。まず初めのバゲットは、お洒落な袋に入れられて、あたかかい状態でフムス、バターと共にサーブされます。
前菜は、富士山サーモン、ジャガイモ、オリーブ、トマトを、酸味のあるオリーブオイルソースで頂くニース風サラダ。
お次は、フランスの有名な料理である自家製ブーダンブラン。ブーダンブランとはクリスマスのような特別な日に食べる料理のことだそうで、洋風のクリーミーな味わいの固めのプディングに近い食感。
チキンブイヨンで煮た濃厚な風味のソース、シェリービネガーとマスタード、底にレンズ豆が敷かれており、濃厚で滑らかな口あたりとともにチキンの上品な美味しさが凝縮されていて、白ワインと相性抜群です。
マッシュルームとアスパラ、レモンと白ワイン仕込みのソースを敷いたクリーミーな味わいの北海道産ホタテのポワレに続き、メインはオーストラリア牛のサーロイン。ミディアムレアのやわらかな肉質のステーキとグリル野菜、ポテトピューレを、赤ワイン仕込みのソースで頂きます。
食後のデザートは、ダークチョコレートムースを注文。シフォンケーキとチョコレートムースを重ね、赤スグリのソースをかけて、バジルをトッピングした一皿です。
しっかりお食事をした後の胃には、どうしても重たいイメージのあるチョコレートムースですが、バジルと一緒に味わうことですっきりと爽やかな香りが広がり、ソースの甘酸っぱさも相まって、最後の一口まで美味しく頂くことができました。
朝食はビュッフェ形式で、「喫水線」と「ブラッスリー・デュ・ケ」の両店舗をコネクトしてひとつの朝食会場とみなしているため、お好きな席を選んで、2つのレストランを行き来しながら、好きな品をピックして頂きます。
「喫水線」側では和食を中心に、ご飯やみそ汁、サラダやドレッシング、冷菜のおかずが並ぶコールドバー、グリーンジュースやベリージュースなどジュースバー、フルーツバーを。「ブラッスリー・デュ・ケ」側に自家製の焼きたてペイストリーやウインナー、ベーコンと洋食を、それぞれラインナップ。
今回はビュッフェと別に一皿頼めるメイン料理として、スフレパンケーキを注文。ラベンダーがほのかに香る蜂蜜とクリームチーズ、ベリーが添えられ、ふっくら分厚い見た目の印象よりも実際に食べてみるとスフレ生地がかなり軽めなので、寝起きでもぺろりと食べられます。
グリル料理が自慢、ホテル最大のスペシャリティレストラン「アイアン・ベイ」
23階には、ホテル内最大規模を誇るもうひとつのレストラン「アイアン・ベイ」(夏頃オープン予定)もあり、こちらでは神奈川県や近郊から仕入れたジューシーな肉、新鮮な海鮮や農家直送の野菜を使った、熱々の直火焼きグリル料理を提供。
施設名称からもわかるように、横浜港が鉄鋼の貿易で栄えた歴史を感じられるようなデザインとなっており、ガラス張りのオープンキッチンから、肉の焼ける音やシェフの調理中の熱気が感じられ、料理を待つ間にも、調理中のライブ感がひしひしと伝わってきます。
みなとみらい一帯を一望できる窓際席、バラをイメージした照明が目を引く優雅な印象のソファ席と、様々なタイプの座席を用意しており、中でも一番奥にある個室は、婚礼など特別なシーンにふさわしい食体験が叶うシェフズテーブル。
このほか「ウェスティンホテル横浜」では、太陽光が降り注ぐナチュラルな内装のチャペルや、趣向の異なるミーティングルームも多数あり、婚礼・ビジネスシーンにまで広く対応できるようになっています。
上質な空間でありつつも気取らずほっと安らげる雰囲気が魅力の「ウェスティンホテル横浜」。関東圏のどこからも、電車で容易にアクセスできて利便性も高いので、次の旅行時やたまの贅沢に滞在してみてはいかがでしょう。(女子旅プレス/modelpress編集部)
ウェスティンホテル横浜
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい4-2-8
電話:045-577-0888
付帯施設:レストラン、バンケット、ウェディング、チャペル、ミーティングルーム、スパ、プール、フィットネス等
交通:電車・みなとみらい駅/みなとみらい線みなとみらい駅1番出口より徒歩6分
車・タクシーで横浜駅より約6分
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
【Not Sponsored 記事】