浴衣で街ぶら&蛍も♡ 若女将に聞いた「夏の城崎温泉の遊び方&旬グルメ」【おでかけ対談】
FM802で毎週火曜日に放送中の真夜中アクティヴプログラム『Poppin’FLAG!!!』を担当しているDJ板東さえかさん。
番組内のコーナー『Stompin’FLAG!!!』は板東さんが街に飛び出し、歩き回って、気になったモノ、スポット、アート、イベントなどを紹介するコーナーです。
画像:Instagram(@tajimaya_asami)
今回は、annaアンバサダーで、城崎温泉『但馬屋』の若女将・柴田麻未さんに電話を繋ぎ、“城崎温泉の魅力”をお話しいただきました♡
城崎温泉は、兵庫県豊岡市にある温泉街で、7つある外湯、新鮮なカニをはじめとする魚介類をいただける魅力あふれるスポットです。大阪からは車もしくは電車で3時間ほどでアクセスできます。
今回は夏の城崎での楽しみ方、近隣の観光スポットなど……、心惹かれるおでかけ情報をたっぷりとお届けします。
■FM802DJ×城崎温泉の旅館・若女将が対談
板東さえか(以下、板東) 電話が繋がっているのは城崎温泉『但馬屋』の若女将・柴田麻未さんです。ご無沙汰しています。
柴田麻未(以下、柴田) お久しぶりですね。
画像:anna
板東 柴田さんとは約2年前に一度お仕事でお会いしたことがあって、その時に城崎を案内していただいた以来です。お会いしたときは、若女将になってどれくらいでしたか?
柴田 なりたてですね。2年半前くらいに若女将になったので。
板東 若女将って呼ばれることにしっくりきていますか?
柴田 そうですね。少しずつ慣れてきました。
板東 女将・若女将というと、私たちがお会いするときは出迎えてくださったり、お見送りしてもらったり、お世話してもらったり……と、接していただくことはあるけどほかの顔は知らないのですが、実際は若女将はどういうお仕事をされていらっしゃるんですか?
柴田 一言でいうと“総合職”です。特にうちは小さい旅館なので、板東さんがイメージされているとおり、お客様のチェックイン、チェックアウトや接客をはじめ、予約管理、お客様の情報管理、スタッフの手配や育成、経理、洗い物、布団敷き、客室の清掃もしています。
板東 一日の動きを教えてください。
柴田 お客様がチェックアウトされるまでに出勤して、お客様をお見送りして、私や女将が客室のチェックをします。そのあとに、チェックインされる15時くらいまで時間があるので、一度帰って休憩して、お客様をお迎えします。事務仕事をして、夕食の時間はドリンクを作って提供して、大体20時すぎには帰ります。
板東 お客様に合わせた動きをされているんですね!
そんな柴田さんは城崎のグルメやおすすめショップといった情報をannaで紹介されています。今日のテーマは柴田さんに聞く“城崎へのいざない”!
■城崎温泉は街全体が“一つの旅館”
板東 城崎へは大阪から電車で3時間とちょっとと、旅行感を楽しめるような場所にあります。柴田さんが城崎温泉を紹介するならどんなところだと話しますか?
画像:Instagram(@tajimaya_asami)
柴田 城崎温泉は“日本一の温泉街”だとお話しします。
板東 着くとモクモクと湯けむりが上がっていて、川があり、街並みもとても素敵ですよね。
柴田 そうですね。立ち並ぶお店に浴衣を着たお客様の姿が見られます。夜は射的やスマートボールが楽しめる“ザ・温泉街”です。
板東 大阪に住んでいると、非現実的な場所にもあるというイメージがあります。柴田さんは普段お仕事の現場としてどう思いますか?
柴田 温泉が好きで全国のいろんな温泉地に行くんですけど、それでも毎日通勤しながら「やっぱりいい温泉街だな」って思います。
板東 そこにいる人がもう惚れ込んでいるという……!
柴田 城崎は、街全体をひとつの旅館とみなしています。
画像:Instagram(@tajimaya_asami)
駅が玄関、通りが廊下、旅館が客室、7つある外湯が大浴場、またお店やお土産屋さんが売店で、住人みんながお客様をもてなす旅館スタッフと考えていて、地域住民が団結して活動しています。
板東 なるほど。着くと「うわぁ」と感じるのはそういったおもてなしの空気感があるんですね。
柴田 そうですね。皆さん本当にあったかいです。
板東 お店もたくさんあると思うんですけど、結構遅くまで楽しめるんですか?
柴田 温泉地って、夕方くらいでお店が閉まるイメージがあると思うんですけど、城崎は夕方に一度お店を閉めて夕食休憩をとったあとに、また20時くらいからお店が営業されるんです。
画像:Instagram(@tajimaya_asami)
なので、夕食の後にも射的を楽しめたり、お土産屋さんに行ったり、アイスが食べられたり……と楽しむことができます。
板東 夕食の後ってそのままお部屋で休むという流れになると思うんですけど、私は結構「外に出たい」というタイプです。
柴田 一日中楽しんでいただけると思います。
板東 一度玄関の扉を開けたら、余すところなく楽しめるのが城崎温泉ですね。
柴田 昔ながらのお宿の雰囲気と、新しいお店が混在していて、お宿自体もリニューアルされているところも多いんです。うちの旅館も貸切風呂を改装したんです。
板東 ええー、泊まりたい! いいですね。
■城崎は夏の海鮮もおいしい◎
板東 温泉といえば秋冬のイメージがありますけど、お風呂っていつでも体を癒してくれて、旅行っていつでも行きたいものですね。これから暑くなる季節の城崎温泉の楽しみ方ってありますか?
画像:柴田麻未
柴田 冬のカニのイメージが強いかなと思うんですけど、夏も海鮮はすごくおいしくて、初夏は“白イカ”がおすすめです。水揚げされてまだ動いているイカを食べると「あぁ、いいな」って思います。
板東 海もすぐそこですもんね!
柴田 城崎から車で15分くらい走ると竹浜という海があり、『快水浴場 100選』、『日本の渚100選』に選出されています。水質、透明度も関西屈指なので、子ども連れのファミリーにもおすすめです。
板東 日中は竹浜に遊びに行って、帰りに温泉に寄るというのもいいですね。
柴田 「昼間は海で遊びました」「ダイビングしてきました」というお客様も結構いらっしゃいます。
板東 贅沢だなぁ。
柴田 どの季節もおすすめなんです!
画像:柴田麻未
城崎は「浴衣を正装」と謳っていて、“日本一浴衣が似合う町”をコンセプトにしています。暑くなる季節はすごく過ごしやすいと思います。
板東 夜も外で過ごしやすくなってくるので、浴衣で散歩したいですね。
柴田 そうですね。外湯に入っていただいて、6月は年によるんですけど蛍を見られることもあります。
板東 大自然ですね! 蛍の季節もピンポイントで、気づいたら「その季節が過ぎちゃった」ってこともあるので早めに計画して行きたいなぁ。
柴田 蛍の季節は短いのでぜひ!
板東 城崎温泉におでかけしたくなりました。
FM802『Stompin’FLAG!!!』では、オススメのカフェやおしゃれスポットがたくさん紹介されているので、ぜひチェックしてみてくださいね!(文/内藤こころ)
【協力】
※ 柴田麻未さん・・・城崎温泉で貸切露天風呂が人気の旅館『但馬屋』の若女将。自身のInstagramでは、但馬地域の情報や関西のおいしいものを発信。
【画像】
※Instagram(@tajimaya_asami)/柴田麻未/anna
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