「エルレキオ」沖縄×南米がMIXした不思議なカクテルバー空間

2022-03-09 11:10:37 提供:女子旅プレス

沖縄県那覇市にカクテルバー「エルレキオ（El Lequio）」が誕生。沖縄と南米をテーマに、印象的なアート作品に囲まれた不思議な空間で豊富なカクテルメニューを提供する。

沖縄×南米、2つの文化要素を感じるカクテルバー

「エルレキオ」は、陽気で情熱的なラテンアメリカ諸国と沖縄をコンセプトとしたバー。

世界的バーアワード「The World’s 50 Best Bars」で日本最高位を獲得した「The SG Club」をはじめ、国内外でバーを中心に飲食店を展開するSG Groupによる新店舗で、初の沖縄出店となる。

店名の「エルレキオ」とは、スペイン語で“The 琉球”を意味。大航海時代に到来したスペイン人とポルトガル人が琉球を“レキオ”と呼んだことに由来する言葉で、沖縄が南米への移民を多く輩出してきた背景もあることから“沖縄と南米の繋がり”をバーのテーマとした。

数百種のボトルを眺められるロングバー

店内に足を踏み入れると、那覇で33年に渡り営業した前身の老舗バー「Bourbon Club」の面影を残したロングバーに、数百種のボトルがずらりと並ぶ圧巻の光景が。前身の頃から使われていたロングカウンターはステンドグラスで装い新たに生まれ変わった。

カクテルメニューは、沖縄の素材を使ったクラシックツイスト「RyukyuInspired」、ラテンアメリカ発祥のカクテルを沖縄流にアレンジした「Nikkei Latino」、そしてSG Group東京・上海各店舗のシグネチャーを集めた「From Our Sisters」の3部構成。

SG Groupの国内外全店舗の珠玉のカクテルを楽しめるのはここ「エルレキオ」だけとなる。

バー空間を彩るこだわりのアート

「エルレキオ」のもう一つの特徴は店のいたるところで目にするアート。

入口でゲストを迎えるピンク色の鯨の絵画は、沖縄と南米を回遊する巨大な鯨の物語を描いた「エルレキオ」を象徴する作品。ここから中へ進むと、小さな間口からは想像のつかない約15mのロングバーが目の前に拡がる。

バーカウンター背後のスタンディングバーには沖縄伝統の染色技法による、龍やヤンバルクイナの鮮やかな紅型（びんがた）が並ぶとともに、ラテンらしさ溢れるパナマ帽のギャラリーを併設。

奥は一転してムードが変わり、アルゼンチンタンゴを思わせる赤を基調としたシートが印象的なラウンジ。

ここには「ゲストバー」という、ゲスト自身でドリンクを作ってもてなすことができるという、遊び心あるカウンターを設置。作家に特注した可愛らしいシーサーが鎮座して、沖縄らしさを演出している。（女子旅プレス／modelpress編集部）