ジブリパーク、11月1日開園へトトロ模した新遊具＆スタジオジブリ初の観光動画も公開

2022-01-28 00:15:56 提供:女子旅プレス

スタジオジブリ作品の世界をテーマにした公園施設「ジブリパーク」（愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内）が2022年11月1日（火）に開園することが決定した。併せて、新たなエリアイメージや関連動画も公開された。

「ジブリパーク」今秋開園へ、エリアの新情報も

「ジブリパーク」は、「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」、そして2023年度に開園予定の「もののけの里」「魔女の谷」をあわせた5つのエリアで構成。

まず来場者を出迎える「青春の丘」には、映画『耳をすませば』の「地球屋」と「ロータリー広場」に加え、映画『猫の恩返し』に登場する「猫の事務所」の家具や小物等のミニチュアサイズの制作物を展示。

かつて温水プールだった大空間を活かした「ジブリの大倉庫」は、その名が表すよう“倉庫”らしさのある和洋折衷の建築空間に。その広さは三鷹の森ジブリ美術館の約3倍を誇り、2階建ての中に展示室、子どもの遊び場、売店と喫茶、収蔵施設等が整備される。

このエリアには、映画『借りぐらしのアリエッティ』に登場するアリエッティやその家族が暮らす家と、彼女たちの目線で見た植物の庭の大型セット、映画『天空の城ラピュタ』の廃墟となったラピュタの庭園や全長約6m規模の空飛ぶ巨大な船、そして映画『となりのトトロ』の世界で遊べる部屋を設ける。

映画『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」を中心に昭和の田園景観をイメージした「どんどこ森」では、新たに発表された子ども向けの木製遊具・どんどこ堂や散策路等を整備。自然空間で映画の世界を身近に感じられるようなエリアとなる。

また、27日に行われたメディア発表会では、建設中の「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」工事現場の一部が初公開された。

スタジオジブリ初の観光動画

さらに開園に先駆け、スタジオジブリが「ジブリパークのある愛知」の魅力を描き出した観光動画も公開。

愛知県内の各エリアにある、歴史、産業、自然・都市景観をテーマに選定された旧豊橋鉄道田口線（新城市・設楽町）、日本遺産「有松」（名古屋市）、三光稲荷神社（犬山市）、国宝犬山城（犬山市）、四谷の千枚田（新城市）、そしてサツキとメイの家（長久手市）を含む全15スポットを、少女の冒険物語というストーリー仕立てで紹介している。

題字は鈴木敏夫プロデューサーによるもので、ジブリ作品に通底する、風や飛翔、走る喜びや、歴史を感じるノスタルジーも感じられる内容となっている。（女子旅プレス／modelpress編集部）