帝国ホテル 東京、2036年完成予定の新本館イメージ公開 “東洋の宝石”がコンセプト
帝国ホテルは、2036年に完成予定の帝国ホテル 東京 新本館の完成イメージを公開した。
今回の4代目新本館建築計画では、フランス在住の建築家・田根剛氏のデザインを採用。コンセプトは「東洋の宝石」。明るいベージュトーンを基調に、低層階より階段状に積み重なるような形状が特徴的で、賓客を迎え入れる「宮殿」の構えと、人類の進歩の証である「塔」を融合した、唯一無二かつ新しい迎賓館にふさわしいデザインとした。
“メイド・イン・ジャパン”ホテルの中心的存在・帝国ホテル
帝国ホテルは、1890年(明治23年)、海外貴賓をもてなす迎賓館の役割を担い、初代会長である渋沢栄一の「社会の要請に応え、貢献する」という信念とともに開業。
近代建築家のフランク・ロイド・ライトにより設計され、1923(大正12)年に開業した2代目本館は、通称「ライト館」と呼ばれた。3代目となる現在の本館は、1970(昭和45)年の大阪万博に完成。現在に至るまで、それぞれの時代ごとに姿を変えつつ「メイド・イン・ジャパン」のホテルの中心的存在であり続けてきた。(女子旅プレス/modelpress編集部)
情報:帝国ホテル
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