北欧式サウナにBBQ、グランピングも…埼玉「ノーラ名栗」で体験する心身リセット旅
埼玉県飯能市の開放的な自然の中で、グランピング・BBQ・サウナといったアウトドアレジャーをまるごと体験できる複合施設「ノーラ名栗」。慌ただしい日常から抜け出し、自然に触れ、豊かな時間を過ごせる話題のスポットをご紹介します。
埼玉で気軽に北欧文化を体験できる「ノーラ名栗」
埼玉の飯能・名栗エリアに2020年開業の「ノーラ名栗」は、名栗の豊かな自然の中で、フィンランド式のサウナテントやグランピング、BBQ(すべて事前予約制)を楽しめるアウトドア施設。気軽に流行のアウトドアアクティビティを体験できるのはもちろん、屋根付きのテーブル席や、電源、無料Wi-Fiも完備しているため、自然豊かな環境下でのびのび過ごすと同時にリモートワークも可能です。
「ノーラ名栗」のある飯能市は市全体の7割近くを森林が占めるまち。豊かな自然に恵まれたこの土地は北欧カルチャーを体験するのにうってつけ!都会のあわただしさとはかけ離れた穏やかな時間の流れとともに、癒しや安らぎを感じられるロケーションです。
2名から少人数でサウナを貸切にできる「SAUNA CLUB」
ここ数年で、男女問わず若い世代からも市民権を得たサウナ。「ノーラ名栗」の魅力のひとつが、開放的な野外でのテントサウナ(R)体験。敷地内にずらりと並んだレンタルテントサウナ(R)それぞれを2名~4名のグループで貸切って利用するスタイルのため、他の利用者との接触を気にすることなく、完全に区切られた個別のスペースで思う存分、汗を流すことができます。また、自らの手で薪割りをし、熱々のサウナストーンにアロマ水をかけてロウリュを楽しむことも。水蒸気とアロマの香りに包まれ、身体の芯からリラックスできます。
こちらの「SAUNA CLUB」では、テントサウナ(R)の導線上に、大きな2基の水風呂、その奥にゆったり座れるデッキチェアも一通り完備。じっくり汗を流した後、水風呂で火照った身体をクールダウンし、山から吹く風を全身に感じながらデッキチェアに身を預けて“ととのう”…。そんな自然豊かな名栗ならではの贅沢なサウナ体験が叶います。青空の下でのサウナも大変気持ち良いものですが、グランピング宿泊者限定でナイトサウナ利用も可能なので、宿泊時にはぜひとも体験してみて。
サウナ後のクールダウンの一杯を楽しむなら、すぐそばのドリンクスタンド、もしくは「Cafe&Shop YAMASEMI」へ。「Cafe&Shop YAMASEMI」には、山々を抜ける風が心地よい屋外ウッドデッキのカウンター席があり、開放感あふれる渓谷美を眺めながら、地ビールやご当地ソーダを味わえます。汗を流した後の一杯はまさに格別!
また「Cafe&Shop YAMASEMI」では、飲食スペースに加え、地域で愛される手作りまんじゅうやお惣菜、地元の工芸品、地域で採れた野菜などの物販スペースもあるので、滞在がてらお土産を見繕うのもおすすめです。
一味違う食材で楽しむ北欧スタイルのBBQ「KokkoBBQ」
サウナと並ぶもうひとつの目玉が、北欧スタイルの一味違うBBQメニューが自慢の「KokkoBBQ」。BBQメニューはJoki(ヨキ)プラン、Jarvi(ヤルビ)プラン、Meri(メリ)プランの3つで、BBQは日帰り利用も可能(予約必須)です。
おすすめは、最も品数豊富なMeriプラン。BBQに欠かせない国産A5サーロインステーキや国産豚肉、季節の旬野菜のみならず、北欧圏で食べる習慣のあるレイクロブスターや、グリッリマッカラを再現した焼きソーセージ、北欧の定番ベーコンマッシュルーム、西川材という地元で育つひのきの一種で香りづけしたプランクサーモン、さらにチーズフォンデュにマッシュポテトなど“北欧らしさ”を感じられる一品揃い。
もちろんBBQに必要な機材や食器類は施設側で準備してもらえるので、こちらで面倒な準備は一切不要。お腹一杯BBQを楽しみつつ、日頃なかなか口にする機会のない、北欧の味に舌鼓を打つことができます。
名栗の豊かな自然の中でグランピング
「ノーラ名栗」のグランピングテントは全10張。うち2張は、愛犬同伴OKとわんちゃん連れでの旅行にもおすすめです(10キロ以下まで)。
宿泊費は1泊夕朝食付き30,000円から/1棟(2名料金)。チェックイン時間は15時からとやや遅めに設定されているため、少し早く到着したら、「ノーラ名栗」内の設備を一通り見てまわったり、レンタサイクルで少し足を延ばして名栗川や名栗湖(有間ダム)周辺を散策したりと、せっかくの名栗でのひとときを満喫しましょう。
グランピングフィールドはセキュリティにもしっかり配慮されており、こちらのエリアに入るには宿泊者専用のカードキーが必要。サウナやBBQのあるスペースとは完全に区切られています。
テント内はベッドにソファ、冷暖房、空気清浄機を備えたアウトドア初心者でも安心して過ごせる清潔感にあふれた空間。ガウン、タオルや歯ブラシなどのアメニティも充実しており、最低限の手荷物でふらっと滞在しても快適に過ごせるのがうれしいですね。
各テントごとのウッドデッキ付きで、一区画のスペースがとっても広くとられているので、各テント間の距離をちゃんと保ちつつプライベートな時間を過ごせます。
夕食はウッドデッキに備え付けのBBQグリルで自ら焼き上げる「KokkoBBQ」のJokiプラン。地元ゆかりの新鮮な食材と北欧の味をどちらもしっかり味わえて、女性同士で食べきるのにちょうどいいボリューム感でした。
日が沈むと、グランピングフィールド中央の焚き火を囲む人の姿がちらほら。“なにもしない”贅沢こそアウトドアの醍醐味。星空の下、炎を囲んで暖をとりながら、時間を気にせずのんびり語らう…そんな時間もオツなもの。
ちなみに、女子旅だと特に気になる入浴事情ですが、「ノーラ名栗」ではシャワー以外の温浴設備はありません。バスタブがない代わりに、チェックイン時に近隣の温泉施設「さわらびの湯」の温泉利用チケットをもらえるので、ゆったり入浴したい方はこちらを利用しましょう。
清潔なベッドでぐっすり眠り、野鳥のさえずりで心地よく目を覚ましたら、ちょうど朝食の時間。朝食は、温かいスープと、パンやソーセージ、卵料理の入ったボックス。各ウッドデッキはもちろんのこと、敷地内の好きな場所に持ち運んで頂くことができます。コーヒーやジュース類はセルフサービス。グランピングフィールドをぐるりと囲む木々を見上げながら目覚めの一杯を楽しんで。
やすらぎを求める現代人にこそおすすめしたい「ノーラ名栗」での休暇
フィンランド語で「0(ゼロ)」や「無」を意味する“ノーラ(Nolla)”という施設名があらわすよう、「ノーラ名栗」はのどかな自然の中で過ごす時間やアウトドア体験を通じて、無意識のうちに溜まっていたストレスを精神的にも肉体的にもゼロにリセットしてくれるような場所。
せわしない日常から少し距離を置き、清らかな清流と自然が多く残された名栗の恵みを存分に享受することのできる空間で、束の間の気分転換を楽しんでみてはいかがでしょうか。(女子旅プレス/modelpress編集部)
ノーラ名栗(Nolla naguri)概要
所在地:埼玉県飯能市大字下名栗607-1
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