スタバ、西東京に新たな木造店舗前身の名喫茶のデザインをオマージュ

2020-11-24 18:41:24 提供:女子旅プレス

スターバックスコーヒージャパンは、樹齢約300年のクスノキが見守る木造店舗「スターバックスコーヒー西東京新町店」を、2020年11月25日（水）にオープンする。

創業から40年間愛されてきた地域の名喫茶「珈琲館くすの樹」閉店後の跡地に出店する西東京新町店は、庭に佇む高さ23メートル、周囲7メートルを超える大木からインスピレーションを得た木造店舗。

店内中央には、かつての喫茶店の客席であたたかみある空間を演出していた大きな丸太柱をそのままの姿で設置したほか、高い三角屋根や壁付けのライトなど、当時の姿をオマージュしたデザインを随所に採用。これまでの記憶や思い出を継承しながら、変わらず地域に愛される店舗を目指す。

木材を活用したこの他のスターバックス店舗

スターバックスは近年、環境負荷を低減し、木材資源の循環に貢献しながら、豊かな自然の未来に思いをはせるきっかけをつくれるよう、二酸化炭素を固定する機能があり、建築材製造時の二酸化炭素排出も少ない木造での店舗を複数出店してきた。

スターバックスコーヒー信州善光寺仲見世通り店／画像提供：スターバックスコーヒージャパン

まず、長野を代表する名刹・信州善光寺の仲見世通りには、5種の長野県産木材を活用した木造店舗「スターバックスコーヒー信州善光寺仲見世通り店」を。群馬県の敷島公園内には、あたたかみ溢れる木造の店内から、桜をはじめとする四季折々の自然を臨める「スターバックスコーヒー敷島公園店」をオープン。2021年春には、伊勢・内宮の鳥居前町として栄えるおはらい町に、国産木材を多用した木造店舗の「スターバックスコーヒー伊勢内宮前店」が開店予定だ。

スターバックスコーヒー LINKS UMEDA 2階店／画像提供：スターバックスコーヒージャパン

また国産木材、特に出店地域近隣の木材を積極活用した店舗展開の取り組みとして、東京・新宿御苑に民間企業として初出店した「スターバックスコーヒー新宿御苑店」は、外壁や天井、バーカウンターなど、店内の随所に東京・多摩産などの木材を使用。大阪・梅田の「スターバックスコーヒー LINKS UMEDA 2階店」は、存在感のある「おおさか河内材」の丸太柱を中心とし、木の美しさに思わず深呼吸をしたくなる店舗デザインを採用している。（女子旅プレス／modelpress編集部）