「香港ワイン&ダイン・フェスティバル2020」初のバーチャル開催、おうち時間で新たな美食体験
美酒とグルメが集まる香港の人気屋外イベント「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」が、2020年11月11日から12月15日の5週間に渡り、初のバーチャル形式で開催されることが決定。ワインや食のプロたちがオンライン講座を開き、自宅にいながら海外の食やレシピに関する知識を深めることのできるチャンス。お酒&食好きなら、自宅で楽しむ新しいグルメ体験は必見です。
目次
「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」とは?
毎年10月末に行われる香港の看板イベント「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」は、例年ビクトリア・ハーバー沿いに400以上のドリンクや食べ物のブースが出展する、香港で最も人気の高い屋外イベントのひとつ。世界各地のワインを試飲しながら、タパスやローカルフードを試食し、華やかな“100万ドルの夜景”と美酒に酔いしれることもできるとあって、観光客と地元の人々で賑わう人気のイベントとなっています。
アジア随一の国際貿易の中継地で、実は2018年にボルドーワインの輸入額が世界一となったことのある香港。2008年よりワインを含むアルコール度数30%以下のお酒が非課税対象となり、輸入量が急速に拡大。街角のワインショップやスーパーマーケットのワインの品揃えは実に豊富で、リーズナブルに様々な産地のワインが飲めるワイン好きにとっては天国のような場所なんです。
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2020年は初のバーチャル形式で開催、お祭りムードを自宅で体感
今年の「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」は世情を鑑み、従来のリアルな場ではなく、初めての「オンライン+オフライン」形式に切り替え。本来の活気溢れるお祭りの雰囲気をできるだけ損なわずに各種イベントをオンラインで開催できるよう「オンライン・ハブ」を構築し、例年行われるほとんどのイベントプログラムをバーチャル上で実現します。
例えば、日本からも無料で楽しむことができる34のオンライン「マスタークラス」は見どころのひとつ。ライブ配信による料理教室をはじめ、ワインやスピリッツのトレンドから高級レストラン、ヘルシーな食生活、アートな盛り付けといった、幅広いテーマを取り上げた各講座を、11月21日(土)から12月6日(日)までの土・日曜日の3週連続で、特設サイト上にてライブ配信します。
お酒好き&料理好きの女子にぴったりなおすすめ講座
様々な講座がある中でも、 お酒好きなら、ワイン評論家のジェームス・サックリン氏と、マスター・オブ・ワインの称号を持つデブラ・マイバーグ氏のワイン談議がおすすめです。「ボルドーのニュー・ウェーブ」、「パシフィック・ウェスト(西太平洋)」をテーマに、おすすめのワインを教えてくれます。サックリン氏は手頃な値段で手に入るボルドーの新しいワイン3本を紹介する予定なんだとか。
料理の腕を磨きたいなら、ライブ・クッキング・デモンストレーションがおすすめ。「Arcane」や「Cornerstone」のシェフであり、ロンドンでミシュラン2つ星を獲得しているシェーン・オズボーン氏や「VEA Restaurant & Lounge」のヴィッキー・チェン氏といった香港の人気シェフたちによる講座からは、これまで知らなかった知識やテクニックを学ぶ絶好のチャンス。
また、11月28日のすべて女性講師による「マスタークラス」も注目です。「Lady’s Talk」と題して、ヴィーガンベーカリー「The Cakery」のオーナー、シャーリー・クォック氏、酒ソムリエの資格を持つジェイミー・ロー氏、女優からワインメーカーに転身したバーニス・リウ氏ら、香港の飲食シーンを革新する5人のインフルエンサーが「マスタークラス」を開催し、それぞれ独自の視点から専門的な知識を披露してくれます。
自宅にいながらワインや料理に関する幅広い知識を得ることができ、海外のシェフ直伝のレシピを知れば料理のレパートリーも広がって、日々の食事や晩酌の時間が楽しみになりそう。講座内容はイベント特設サイト上に随時更新されるので、おうち時間にチェックしてみて。
バーチャルな美食体験で、自宅にいながら気になる味をトライ!
これらのオンライン講座のほか、バーチャルな展示スペースで業者が選りすぐったワインの数々から気になる一本を購入できる「オンライン・ワインセラー」などもバーチャル空間で開催されます。
今回のオンライン開催にあたり、「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」のイベント期間も、通常の4日間のところ週単位にまで大幅に延長。海外旅行の本格的な再開の目処も立たず、イベントがデジタル化されたこのタイミングだからこそ、なかなか香港にイベント目的で行くことが叶わなかった方をはじめ、より多くの人が時間・地理的な制約なしに、スマホやPC、タブレットから簡単にイベントに参加できる貴重な機会とも言えます。
ニューノーマルな日々で以前のように積極的に外に出かけたり外食する機会も減り、ぐっと自宅で過ごす時間が増えているからこそ、このタイミングを利用して気になるワインを自宅で開けながら、「香港ワイン&ダイン・フェスティバル2020」で得た食の知識を実践すれば、日本にいながら異国のダイニングでのひと時を疑似体験できるかも。
日常の息抜きに“おうちカフェ”ならぬ“おうちバー”という時間の過ごし方が、暮らしを楽しむ新たなヒントとなるかもしれませんね。(女子旅プレス/modelpress編集部)[PR]提供元:香港政府観光局
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。