すみだ水族館、“日本最大級”水盤型クラゲ水槽を含む2つの新エリア公開

2020-06-15 16:17:24 提供:女子旅プレス

東京・墨田区の「すみだ水族館」では、長径7メートルの水盤型クラゲ水槽を含む2つの新エリアを2020年7月16日（木）より公開する。

本リニューアルでは、新たなクラゲエリアに日本最大級となる長径7メートルの水盤型クラゲ水槽「ビッグシャーレ」を設置するほか、飼育作業を公開する「アクアベース」を開設。

「ビッグシャーレ」は、館内で生まれた約500匹のミズクラゲを水槽の上から観察することで、海月（クラゲ）の漢字の由来でもある“海中に浮かぶ月”のようなクラゲの姿を間近に眺められる水槽展示。

上部が解放された水槽は、色鮮やかな照明の演出により幻想的な空間となり、スロープを上ったガラス床のデッキでは、足元をクラゲが横切ったりと、クラゲが集まる海の水面に立っているかのような没入感や浮遊感を味わえる。

また、壁面に3つのドラム型水槽も新設され、展示する3種類のクラゲの色や模様、泳ぎ方の違いなどを見比べることも。なお本リニューアルにより、クラゲの展示数は14種約700匹となる。

いきものの理解がもっと深まるオープンスペース「アクアベース」

もうひとつのリニューアルスポットが、日常的な飼育作業を公開するエリア「アクアベース」。

これまでバックヤードで行っていた、ペンギンやチンアナゴ、大水槽の魚たちなどの食事の準備をする「キッチン」と、クラゲの飼育設備や繁殖のようすを公開する「ラボ」の2つのスペースで構成され、飼育スタッフとのコミュニケーションや飼育作業の観察を通して、子どもだけでなく大人の知的好奇心も刺激する学びのエリアとなる。