ガールズバンド・SILENT SIRENのリーダーでドラムを担当する“ひなんちゅ”こと梅村妃奈子。今回は「パワースポット好きで神社も大好き！」と語る彼女が、プライベートでもよく訪れるという静岡へ。御朱印をいただきながら開運巡りの旅へ出かけてきました。
歴史ある神社仏閣が多く開運スポットといわれる場所も数多くある静岡県。近年、御朱印集めをする女子が増えていますが、実はひなんちゅもそのひとり。
ツアーで全国各地を訪れている彼女ですが、プライベートでは「少しでも時間ができるとふらっと旅行や御朱印集めにでかけちゃうんです」と語るほどアクティブ。
徳川家康ゆかりの地『久能山東照宮』にまつわるミステリー？
そんなひなんちゅが、今回の旅でまず訪れたのは、徳川家康ゆかりの地といわれる神社『久能山東照宮』。
JR静岡駅よりバスとロープウェイで約60分の場所にあるこちらは、「久能山に埋葬すること」という徳川家康公の遺言を受け、二代将軍・秀忠公が造営した神社です。
今回はせっかくなので表参道の石段を上がってみました。
長く続く階段をサクサク上がっていくひなんちゅは「実はここは前にも来たことがあるんです、景色が最高ですよね！」と笑顔。その言葉通り15分くらいすると絶景が広がります。
総漆塗の極彩色で彩られた社殿の美しさは圧巻で、特徴的な「権現造（ごんげんづくり）」と呼ばれる様式は、日光東照宮をはじめとする全国の東照宮建築のひな型になったといいます。
境内を散策していると「ここ見てください！“逆さ葵”っていって、ほらあそこの神紋のところ。徳川の繁栄はこれで終わりではないという意味を表すために、あえて一つだけ逆さにして未完成にしている箇所があるんですよ」と豆知識を教えてくれました。
参拝を終えたら社務所で御朱印帳の受け取りを。
2020年3月までの期間、『久能山東照宮』をはじめ静岡県内の一部社寺ではオリジナル（スタンプなど）の御朱印をいただけます。『久能山東照宮』では特別な御朱印がいただけました。
期間限定の特別な御朱印をGET！
『久能山東照宮』の御朱印帳には、久能山発祥の石垣イチゴの刺繍があしらわれていてキュート。
御朱印は御朱印帳に直接いただくものもあれば、別紙で授与いただくなど社寺によって異なるため「私はシンプルにかわいいなって思ったものを使ってます！神社によって紙のサイズが違ったりすることもあるのでちょっと大きめのものを選んだほうがいいのかも」とこれから御朱印帳デビューする人に向けてアドバイスをくれましたよ。
■久能山東照宮
静岡県静岡市駿河区根古屋390
『いちご狩りパーク＆いちごカフェ久能屋』でほっと一息
『久能山東照宮』を参拝した後、ひなんちゅは表参道目の前の『いちご狩りパーク＆いちごカフェ久能屋』へ。
こちらでは久能山南側斜面を利用したビニールハウスで育てた石垣いちご（品種：あきひめ）を味わえます。いちご狩りは、その年によって多少の変動はあるものの、基本的には12月中旬から5月末くらいまで楽しめるそう。
茎の部分を指に挟んでヘタを下に向けてイチゴを上にクイっと持ち上げるのが上手に収穫するコツ。甘くてジューシーだから練乳をかけなくてもおいしいんです。
カフェでは、石垣いちごをふんだんに使用したスイーツメニューが充実。こちらの農園で採れたいちごを使ったパフェやソーダなど、味はもちろん、フォトジェニックでどれも目移りしちゃいそう。
■いちご狩りパーク＆いちごカフェ久能屋
静岡県静岡市駿河区根古屋30番地
いちご狩り体験：WEBにて要予約
いちごカフェ営業日：
12/17～5/7 平日10時～15時 土日祝日9時～15時
5/8～12/16 土日祝日のみ 10時～15時
定休日：不定休、雨天休業
『大やきいも』で昔ながらの静岡おでんを堪能
静岡駅からタクシーで10分ほどの駿府城公園傍にある『大やきいも』は、100年以上続くやきいもと静岡おでんが名物のお店。
今は数少なくなってしまった昔ながらの駄菓子屋さんを彷彿とさせる風情ある店内では、店主が丹精込めてじっくり焼き上げるやきいもや静岡おでんなどが味わえます。
さつまいもは、主に紅あずまと紅はるかの2種類で、大きなお釜で1時間弱蒸し焼きに。紅はるかはねっとりとした濃厚な甘み、紅あずまはホクホクとした食感で、まったく違った味わいなので食べ比べてみるのがオススメ。
静岡名物の静岡おでんは、1本110円～160円。食材それぞれのうまみが溶け出したおでんは絶品で、10本くらいペロリといけちゃいます。
静岡おでんならではの黒はんぺんもいいですが、オススメは「信田（しのだ）巻き」。信田巻きとは、魚の練り物を油あげで巻いたもので、静岡県では定番だそう。
おでんのつゆは、7～80年以上継ぎ足されており、変わらぬ味を守り続けています。地元の人が多く立ち寄るアットホームで素敵なお店で、旅行で訪れる方からも人気です。
また、つゆの味を守るために水分が出やすい大根は使用せず、うまみを引き出すジャガイモを使用しているそう。ジャガイモは味が染みてホクホク。店主は「特別な食材は使っていないですよ」と話していましたが、丁寧なお仕事の積み重ねがこの味を守り続けているのだと実感します。
■大やきいも
住所：静岡県静岡市葵区東草深町5-12
営業時間：9:00～18:00
定休日：月・火
あらゆる神様が祀られている“おせんげんさん”
続いて訪れたのは、“おせんげんさん”と親しまれている『静岡浅間神社』。JR静岡駅からバスで10分程度、静岡市の中心部に位置するこちらの神社は大小7つも神社が集合しています。
縁結び、延命長寿、子授け、安産、諸産業の繁盛、医薬、芸能上達、知恵、スポーツ・武道、学問・受験などそれぞれの神社ごとに御利益があるので友達同士、それぞれのペースで広い境内を散策してみるのもいいかも。
ひなんちゅは、技芸上達、知恵の神様と仰がれている「少彦名神社」をチョイス！恋愛祈願のほうは…？と尋ねてみると「今は仕事！仕事！仕事！！恋したい気持ちは抑えてる（笑）」と本音もポロリ。
どんな人がいい？との質問には「私、人生で一番旅が好き！だから旅行好きな人だったり一緒に楽しんでくれる人がいい。でも、御朱印巡りもパワースポット巡りも、ホントに好きだからこそ一人で楽しみたいっていうのも正直あるかな」と複雑な乙女心を覗かせていました。
■浅間神社
静岡県静岡市葵区宮ケ崎町102-1
期間限定の特別な御朱印をGET！
樹齢2100年超の大楠からパワーをいただく『來宮神社』
取材の中で、ひなんちゅがまた行きたい寺社仏閣として挙げたのが熱海市にある『來宮神社』。「森の中にあって、すごい神秘的で...なんとも言えないパワーを感じたんです」。こちらの神社でも期間限定のスタンプをいただけます。
來宮神社には、樹齢2100年超と言われる大楠があり、人に願い事を言わずに幹を回ると願い事が叶う、幹を1周すると寿命が1年伸びるといった伝説が話題となりました。
SNSでもよく見かける木の葉でかたどったハートマーク、実は猪目（いのめ）といって、猪の目の形をした魔除けの紋様なんです。境内には様々なところにこの猪目があるので探してみるのも参拝の楽しみ方かもしれません。
■來宮神社
住所：静岡県熱海市西山町43-1
おしゃれなティーサロン『chagama（チャガマ）』でおみやげ＆一休み
お茶の伝統と文化＋新しい飲み方や楽しみ方を提案する創業1877年の製茶問屋が手掛けるティーサロン『chagama（チャガマ）』。こちらでは70種類以上の茶葉を取り扱っており、さまざまな産地と品種のお茶を試飲することができます。
併設されているカフェスタンドでは、コーヒーのエスプレッソ同様に、茶葉を高圧で抽出したオリジナルの「煎茶エスプレッソ」をはじめ、濃厚な煎茶ラテ、香り豊かな焙じ茶ラテなどを提供。今までのお茶の概念を覆すドリンクたちに出会えます。
特に煎茶エスプレッソは、きゅっとした煎茶の渋みを感じた直後に、お出汁のようなふんわりと甘く深い味わいが口の中に広がる不思議なドリンク。chagamaを訪れたなら是非体験してほしい一品です。
JR静岡駅からも徒歩15分程度とアクセスしやすいので、ふらりと立ち寄ってみてはいかがですか？おしゃれなお茶のおみやげは喜ばれること間違いなし。
■chagama（チャガマ）
住所：静岡県静岡市葵区鷹匠2丁目10-7
営業時間：10:00～19:00
定休日：月曜
特別な御朱印をいただいて2020年の開運を願う
ひなんちゅと行く静岡開運旅。今回の旅の感想を聞いてみると「また来週も行きたい！」と前のめり。
「御朱印集めも1回行ったら終わりじゃないんだなぁって思いました。今回2回目のところもあったけど、宮司さんにお話を聞いたら新たな発見とかもあって。神社めぐりはやっぱり奥が深いなぁって」
道中、キュートな姿を見せてくれたひなんちゅ。探求心が強く天心爛漫な素顔がとっても魅力的でした。
JR東海からのお知らせ
今回の旅でいただいたオリジナル御朱印（スタンプなど）は、JR東海ウェブサイトの「しずおかへ開運旅に出かけよう！」のページから御朱印詳細PDFを入手して対象となる社寺に印刷したものを持っていくか、スマートフォンで画面を見せればOK。
2020年3月までの期間限定の御朱印をいただいて開運を願ってみませんか。
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東京駅から東海道新幹線で約一時間と、日帰り旅行にも最適な静岡県。御朱印をいただいて美味しいものを味わいに、開運旅へでかけてみては。（女子旅プレス／modelpress編集部）［PR］提供元：東海旅客鉄道株式会社
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SILENT SIREN・ひなんちゅと行く！静岡“御朱印”開運めぐり女子旅
