渋谷3大新商業施設を1日で満喫!スクランブルスクエア・パルコ・東急プラザ<見どころ紹介>
東京屈指の人気エリア・渋谷といえば、最先端のファッションとカルチャーの発信拠点。“若者の街”というイメージが広く定着していますが、令和の幕開けと共に、大人も楽しめる新商業施設として「渋谷スクランブルスクエア」「渋谷パルコ」「東急プラザ渋谷」が立て続けに開業しました。今回はそんな新3大ランドマークの「ここだけは押さえておいて欲しい!」という見どころポイントをご紹介します。
渋谷スクランブルスクエア(2019年11月1日第I期開業)
東京・渋谷エリアで最も高い地上47階建ての複合施設として、第I期エリアがオープンした「渋谷スクランブルスクエア」。テナント数は全213店舗に及び、流行最先端のファッション雑貨やコスメ、スターバックス併設の大型書店「TSUTAYA BOOKSTORE」、いわゆる“デパ地下”もあり、気軽にふらっとウィンドウショッピングするだけでも楽しめる充実ぶりです。
そんな「渋谷スクランブルスクエア」最大の目玉と言えるシンボリックなエリア「SHIBUYA SKY」は、14階~45階の移行空間「SKY GATE 」、日本最大級の屋上展望空間(約2,500平方メートル)を有する「SKY STAGE」、46階の屋内展望回廊「SKY GALLERY」の3つのゾーンで構成される展望施設。
渋谷上空229メートルに位置する開放感あふれる屋上展望空間からは、渋谷の象徴・スクランブル交差点を俯瞰で見下ろせるだけでなく、東京タワー、東京スカイツリー、新国立競技場といった名だたる観光名所と、都会の景観を360度のパノラマビューで一望できます。
単に上空から景色を眺めるだけでなく、一部ソファエリアや、寝転がりながら空と風景を眺められるクラウドハンモック、カフェ&バー「Paradise Lounge」も営業しており、夜になるとクロッシングライトと呼ばれる光の演出も実施。一味違う眺望体験を叶えてくれます。360度パノラマの東京は、昼と夜、どちらの時間帯の眺めも最高です。
また、お買い物がてら3階のファッションフロアに出店している「ティファニー」のコンセプトストア「ティファニー@渋谷スクランブルスクエア」も要チェック。ティファニーブルーの自動販売機から香水やボディケアアイテムを購入するというユニークな体験ができるので、思い出作りのひとつとしてトライしてみては。
■「渋谷スクランブルスクエア」概要
住所:東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号※渋谷駅直結・直上
フロア:地下2階~14階
店舗数:213店(物販126店、食物販57店、飲食28店、サービス2店)
営業時間 :
物販・サービス(地下2階~11階、14階) 10:00~21:00
レストランフロア(12階、13階)12階 11:00~23:00/13階 11:00~24:00
※一部店舗については、営業時間が異なります
■「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」概要
フロア:14階(チケットカウンター)、45階・46階(屋内展望施設・スーベニアショップ・カフェ)、 屋上(屋上展望空間)
営業時間:9:00~23:00(最終入場22:00)
「渋谷スクランブルスクエア」213店舗から注目ショップ&屋上展望施設をレポート
渋谷パルコ(2019年11月22日改装オープン)
2016年より続いていた建て替え工事を終え、“次世代型商業施設”をコンセプトに生まれ変わった「渋谷パルコ」。施設は地下1階~10階建てで、“次世代型商業施設”をコンセプトに、地下1階から地上9階までに「ファッション」「アート&カルチャー」「エンターテインメント」「フード」「テクノロジー」の5本を柱としたフロア編集を行い、193の個性あふれる魅力的なショップが出店しています。
フロア全体を巡る前にまず立ち寄って欲しいのが、正面入り口からすぐの場所にある1階「イヴ・サンローラン」。リップ、アイメイク、ファンデーションなど豊富なコスメ類を取り扱っているのはもちろんですが、特筆すべきは同ブランド初の試みとして設置された無料のフォトブース。
レコーディングスタジオ風の撮影ブースの中は黒一色のインテリアで統一され、革張りのソファの前に「イヴ・サンローラン」のリップアイテムのテスターがずらり。気になる色味のリップを試せて、なおかつ今流行りの“証明写真風”の写真も撮れるんです。ブース自体がガラス張りのため撮影中の様子を外から写真や動画に収めることも。ぜひ思い出作りに立ち寄ってみて。
“ノンエイジ”“ジェンダーレス”“コスモポリタン”を掲げる「渋谷パルコ」らしさを特に強く感じられるのが、地下1階の「CHAOS KITCHEN」。ビストロ、ハンバーガー、ラーメン、寿司、居酒屋、ビールパブ、甘味処などがひしめき合う、いわゆる飲食フロアかと思いきや、新宿2丁目で活躍する女装ウェイトレスがカウンターに立つMIXバー「Campy!bar」や下着屋、中古レコード店、ジビエ・昆虫料理、音楽バーなど商業施設には珍しいテナントも混在する、まさに新時代の渋谷を感じる“カオス”なフロアです。
また、日本を代表するアニメやマンガのキャラクターコンテンツに力を入れているのも「渋谷パルコ」の魅力。6階には、日本国内初となる任天堂の直営オフィシャルストア「Nintendo TOKYO」や「ポケモンセンター シブヤ」、 ゲームの世界観を再現したグッズや職人の手作業による伝統工芸品などここだけのオリジナルグッズも並ぶ「刀剣乱舞万屋本舗」、「ジャンプショップ」など、ファッション分野以外に興味がある層に向けたテナントを集めています。
年齢や性別に縛られない幅広い消費者層をターゲットに生まれ変わった「渋谷パルコ」。リニューアル前を知る方も知らない方も、これまでになかった買い物体験を楽しめるはず。
渋谷パルコ、11月22日オープン 193テナントから注目店をイッキ見!<全ショップ一覧>
渋谷パルコ施設詳細&テナント一覧
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
営業時間:物販・サービス 10:00~21:00 飲食店 11:00~23:30
※一部店舗は営業時間が異なる
店休日:不定休
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東急プラザ渋谷(2019年12月5日開業)
東京・渋谷駅前の再開発ビル「渋谷フクラス」内の商業施設ゾーンに、約4年ぶりにリニューアルオープンした「東急プラザ渋谷」。49年間営業してきた前身の「東急プラザ渋谷」から「大人をたのしめる渋谷へ」をコンセプトに全体テナントのおよそ9割を一新し、全69テナントを揃え内外共に生まれ変わりました。
「渋谷スクランブルスクエア」同様、こちらも一番の目玉は屋上にあり。17階~18階に、本施設の目玉である「セラヴィ(CE LA VI)東京」が日本初上陸しています。
「セラヴィ」とは、シンガポールのシンボリックな存在である「マリーナベイ・サンズ」をはじめ、香港、フランスのサントロペ、台北、クアラルンプール、上海、ドバイでも展開する、レストラン×クラブを掛け合わせた総合エンターテイメントレストラン。
「セラヴィ東京」は、初のカフェ&バー業態「BAO by CE LA VI」、ラウンジ兼ナイトクラブ「CE LA VI CLUB LOUNGE」、ファインダイニング「CE LA VI RESTAURANT & SKY BAR」の3業態で構成。
ナイトクラブは商業施設内のテナントとしては珍しく、365日・朝5時までオールナイト営業を実施しており、開業以降、週末になると行列ができるほどの盛況ぶり。日中は優雅に都会の風景を眺めながらブランチを楽しむ場として、夜はライトアップされた都会の夜景に囲まれDJ音楽で踊れる旬な夜遊びスポットとして、2つのシーンで利用できます。
最先端IT技術×カフェを融合した5階の「Pepper PARLOR(ペッパーパーラー)」も、ここにしかない新業態の飲食店。こちらは人間とロボットが共に働く、お洒落で居心地の良いカフェで、店内のさまざまなシーンで最新のロボットたちが活躍。
正面エントランスで“受付係”のPepperが利用客を出迎え、各注文者の表情を読みとって看板メニューのワッフルの中からおすすめのフレーバーを提案してくれたり、キャッシュレス時の支払いの音声サポートを行います。
また7階には、東京都内ではここだけの、京都発しゃぶしゃぶ屋「京都 瓢斗」を筆頭に、渋谷中心部にいながら落ち着いた空間でゆったりと食事を楽しめる名店が出店しているので、飲食だけの利用に立ち寄るのもおすすめです。
■「東急プラザ渋谷」施設概要
所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目2番3号 地上2階~8階、17階、18階(渋谷フクラス内)
営業時間:物販・サービス店舗 10:00~21:00
飲食店舗 11:00~23:00
17階屋上テラス 11:00~23:00
(最終入場22:30)※一部店舗は異なる
定休日:1月1日
■セラヴィ東京(CE LA VI TOKYO)施設概要
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-2-3 東急プラザ渋谷17 階・18 階
営業時間:BAO by CE LA VI 11:00~29:00(FOOD L.O.28:00/DRINK L.O.28:30)
CE LA VI CLUB LOUNGE 18:00~29:00(FOOD L.O.28:00/DRINK L.O.28:30)
CE LA VI RESTAURANT & SKY BAR
・LUNCH 11:00~15:00(L.O.14:30)
・CAFE 15:00~17:00(L.O.16:30)
・DINNER 17:00~24:00(FOOD L.O.23:00/DRINK L.O.23:30)
“100年に1度”の大規模再開発により、渋谷駅周辺は年々目まぐるしく進化を続けています。近頃、渋谷から足が遠のいていたと…いう方や、東京に数年ぶりに観光で訪れるという方にこそ、ぜひ新時代の渋谷を牽引していくであろう3施設に足を運んでみて欲しいものです。(女子旅プレス/modelpress編集部)
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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