中国・上海に、岸本斉史原作のアニメシリーズ『NARUTO -ナルト-』の常設屋内型キャラクターテーマパーク「NARUTO WORLD（火影忍者世界）」が誕生した。約1カ月間はプレオープン期間となり、グランドオープンは2020年1月25日（土）を予定している。
中国初の『NARUTO-ナルト-』テーマパーク「NARUTO WORLD」
「NARUTO WORLD」は、木ノ葉の里を再現した街並みからハイテクノロジーの映像体験まで、『NARUTO -ナルト-』の世界を存分に体感できる海外初の屋内型キャラクターテーマパーク。
7000平米の広さを誇り、アミューズメント、ショッピング、ダイニングを統合した包括的なテーマパークとして、『NARUTO -ナルト-』から『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』のファンまで、全ての世代が楽しめるコンテンツが集結する。
現実世界でナルトの物語に没入＜エリア概要＞
テーマパーク内は10以上のエリアで構成。中でも＜ニンジャ・ウェイ＞というエリアでは、誰でも忍者になりきれる、5つの忍術体験スポットが登場。
ナルトたちが受けた中忍試験の会場とシーンを再現した[中忍試験会場]、チャクラの修業シーンを再現した[チャクラの森]、ナルトが修業をした[妙木山]、ナルトの得意忍術「多重影分身の術」を鏡に囲まれた大きなスクリーンで体感できる[多重影分身の間]、そして地面に手を置くと、口寄せ動物が現れる「口寄せの術」を体験できる[口寄せの間]と、思わず記念撮影したくなるスポットが揃う。
日本の企業が手掛けたデジタルアートや体験型ゲーム
＜NARUTO×NAKED イルミ・ワールド＞では、クリエイティブカンパニー・ネイキッドが本テーマパークのために没入型インスタレーションを制作。火遁・水遁・風遁・雷遁・土遁の5つのエリアごとに、それぞれの特徴を捉えた光と音のデジタルアートによる演出で、その世界観を体験できるイマーシブな空間が広がる。
主人公のうずまきナルトが火影を目指し仲間と共に成長していくストーリーの名場面が時系列順に現れ、シーンが進むにつれ各エリアの演出が色鮮やかに変化していき、クライマックスには全てのエリアが一体となる特別演出も実施。
フロア中心部には蹲（つくばい）のインタラクティブコンテンツもあり、蹲に立ち込める霧に投影で浮かび上がった葉っぱを手ですくうと渦が生まれ、自分が忍者になったような体験が叶う。
また＜リアル潜入ゲーム by SCRAP ~忍者になる試練～＞では、体験型謎解きエンターテインメントを手掛けてきたSCRAPによる、試験官に見つからないように全ての巻物の収集を目指す潜入ミッション型ゲームに参加できる。
あの名シーンをシアターやアトラクションで振り返る
この他にも、長い通路に沿って続く迫力満点の映像とともに、名シーン・名台詞を振り返る＜シアター・チューブ＞や、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のクライマックス「忍界大戦」を壁・床・柱全面に大迫力で映し出す映像コンテンツ＜グレート・ニンジャ・ウォー＞、主要キャラクター200人超と名シーンの数々を映像で一挙放映する＜ビデオ・ライブラリ＞といった、心に残る名シーンの数々を振り返ることのできるエリアが登場。
また、NARUTO のストーリーをVRで追体験できるライド型アトラクション＜バーチャル・イリュージョン＞や、BORUTOをモチーフにしたシューティングアトラクション＜BORUTO PARK＞といったテーマパークならではのアトラクションにも注目だ。
木ノ葉隠れの里を再現、飲食＆グッズエリアも
さらに施設内には＜NARUTO TOWN＞という、ナルト関連グッズや、ナルトにまつわる飲食店が集まるエリアも誕生。＜コノハ・ヴィレッジ＞では、木ノ葉隠れの里の一部を再現し、ラーメン一楽など、作中でお馴染みのスポットで、木ノ葉隠れの忍たちがゲストを出迎える。（女子旅プレス／modelpress編集部）
NARUTO WORLD（火影忍者世界）施設概要
住所：中国上海市南京西路2-68号・新世界城11階
（地下鉄1号線、2号線、8号線人民広場駅より徒歩1分）
営業時間：グランドオープン：10時～21時、最終入園 20時
プレオープン期間：10時～20時、最終入園 19時
チケット料金
グランドオープン：大人 180元、子ども／シニア／身障者 120 元
プレオープン期間：大人 170元 子ども／シニア／身障者 120 元
VR時間指定予約券 30元（園内・別売・先着順販売）
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