日本初上陸ホテル「エースホテル」京都に2020年6月開業へ
日本初上陸となる米ホテルブランド「エースホテル」が2020年6月を目処に、京都市中京区に開業。今春開業の新複合施設「新風館」内にオープンする。
日本初上陸の「エースホテル」とは
「エースホテル」は、1999年にアメリカ・シアトルで創業したホテルブランドで、現在までにアメリカ、イギリスにてホテル運営を行っており、今回がアジア初進出。
「エースホテル」の特徴として、ホテルごとに異なる遊び心のあるデザイン、宿泊者だけでなく地元の人々も集うコミュニティー造り、新たなカルチャー創出のハブとなるコンセプト、そして地域及び周辺企業とのコラボレーションを通じた運営などが挙げられる。
日本進出先は京都、建築デザインは隈研吾氏が監修
「エースホテル京都」の建物の外装デザインは、建築家の隈研吾氏が手掛け、ルーバーや木組みを多用し、京都の街の景観との調和に配慮。213室の客室、レストラン、バー&ラウンジ、コーヒーショップ、ギャラリーを併設し、旅行客と地元の人々が集うコミュニティを創造する。
総客室数は213室で、3種のスイートを含めた計9タイプ。各客室には、エースホテルが大切にしている「音楽」を象徴するターンテーブルやギター他、本ホテルのためにアメリカや日本のクリエイターによって制作されたオリジナル家具やアートを配置。館内のアメニティは、日本のトータルビューティーカンパニーuka(ウカ)に特注したプロダクトを採用している。
ホテル外装には、京都の和の伝統を引き継ぐ木組みと、日本の近代建築の巨匠・吉田鉄郎氏の設計した旧京都中央電話局の赤レンガを組み合わせ、さらに、昔ながらの街並みの残る姉小路通、東洞院通に面する外観は、細やかなルーバーとメッシュを用い、それらの“通り”の繊細さに呼応させるなど、あらゆるディテールとマテリアルにこだわっている。
ホテル開業先の新複合施設「新風館」について
旧京都中央電話局跡地で開発が進められている「新風館」は、名称や歴史的建築物である旧京都中央電話局の外観はそのままに、「『伝統』と『革新』の融合」というこれまでのコンセプトを承継し、新たな付加価値を随所に取り入れた複合施設。
烏丸通に面する旧京都中央電話局の一部を再生利活用した「保存棟」(地下2階~地上3階)と、東洞院通に面した「新築棟」(地下2階~地上7階)の2棟から成り、ミニシアター「アップリンク京都」をはじめ、関西初出店や新業態のショップ&レストランを含む全20店舗の商業ゾーン、ポップアップスペース、そして「エースホテル京都」が入居する。(女子旅プレス/modelpress編集部)
エースホテル京都
住所:京都府京都市中京区姉小路通東洞院西入車屋町245‐2
階数:地上1階~7階
付帯施設 : レストラン、バー&ラウンジ、コーヒーショップ、ギャラリー
アクセス:京都市営地下鉄「烏丸御池」駅徒歩1分
情報:NTT都市開発
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