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北には日本海、南には大山（だいせん）を筆頭に、緑豊かな中国山地が連なる鳥取県。自然を身近に感じられる環境のおかげか、2019年の「ストレスオフ県ランキング（※）」では鳥取県が1位にランクイン。県民が低ストレスで暮らせる環境ってすばらしい！そんな鳥取を訪ねれば、日々のストレスもどこかに飛んで行ってしまうはず。

東京・羽田空港から鳥取の空の玄関口・鳥取砂丘コナン空港へは、飛行機で約75分。1日5便とフライト数も充実しています（2019年11月現在）。「今すぐ旅に出たい！」という衝動に駆られても、鳥取ならその期待に十分応えてくれますよ。今回は、鳥取砂丘、縁結びのパワースポット、TVで話題になったあの店など、定番だけれど女子旅には外せない、厳選７スポットをご紹介します。

日本初のラブストーリー発祥の地で縁結び祈願！「白兎（はくと）神社」

鳥取空港に降り立ったら、まずは車で約8分の距離にある「白兎神社」へ。ここは白兎を主神とした神社で、縁結びをはじめ、皮膚病や傷の治癒にもご利益があるとして信仰されています。

そのご利益の理由は、『古事記』に登場する神話「因幡の白兎（いなばのしろうさぎ）」によるもの。毛皮を剥がされた白兎は、大国主命の助言により元の姿に回復。よろこんだ白兎は、大国主命が絶世の美女である八上姫と結ばれると予言し、兎の言葉は的中しました。

この様な言い伝えから、日本初のラブストーリー発祥の地としても知られるように。これはご利益が期待できそう！
大きなしめ縄が印象的な拝殿は、どこかピンと張りつめた空気が漂い、厳かな雰囲気。神様にご挨拶をし、参拝を終えたら、社務所で「結び石」を拝受しましょう。この石を投げて鳥居の上に乗せる、または参道の兎の石灯篭に願いを込めて置くと、思いが叶うという噂。

ところで、白兎神社の鳥居の前に目を引くポストが。これは鳥取県内に3つしかない「ピンクポスト」のひとつ。
なんと縁結びのご祈祷がなされたお札がポスト内に仕込まれているのだとか！思いを込めて、大切なあの人にお手紙を綴ってみては？
■白兎神社
住所：鳥取市白兎603
TEL：0857-59-0047
社務所受付時間：9:00～16:00
定休日：なし

旬の海鮮をリーズナブルに楽しむ「海陽亭」

旅の楽しみといえば、やっぱりグルメ。日本海に面した鳥取県は新鮮な魚介の宝庫。冬は松葉がにや紅ズワイガニ、秋から春にかけて漁獲される幻のババチャンという魚や、鳥取県でしか食べられないモサエビ、夏は透明に輝く白イカやミルキーで濃厚な味わいの岩ガキ。

いつ訪れても期待を裏切らない、感動の味覚に出会えます！

鳥取港から徒歩約2分の距離にある魚市場「かろいち」には、鮮魚店や、お土産屋、新鮮な魚介をいただける飲食店がずらり。鳥取砂丘コナン空港のすぐそばとあって、連日観光客で賑わっています。
今回紹介する「海陽亭」は、日本海の天然海水を引き込んだ生簀（いけす）が自慢のレストラン。注文が入れば、生簀から揚げたばかりの魚介を提供してくれます。

人気の「特撰海鮮丼」は、まるで鳥取の海の幸のフルコース！紅ズワイまでたっぷりと盛られた幸せの一品です。冬に訪れたなら、カニの刺身、茹で、焼き、天ぷら、雑炊と、カニを心ゆくまで味わえるフルコースもオススメ。

夏の鳥取なら、7～8月に最盛期をむかえる白イカの活き造りをぜひ。信じられないほどに透き通ったイカの刺身は、コリコリとして濃厚な甘さ！

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■天然海水いけす 海陽亭
住所：鳥取市賀露町西3丁目27-1
TEL：0857-31-4649
営業時間：11:00～15:00、17:00～22:00（L.O21:00）
定休日：なし

定番だけど感動必至！SNSフォトもアクティビティも大満足な「鳥取砂丘」

鳥取県のシンボルのひとつ「鳥取砂丘」。やっぱりここは外せませんよね！南北2.4km、東西16kmにも渡って広がる天然の砂丘で、1955年には国の天然記念物に指定されています。

見渡す限り、砂、砂、砂…！その壮大さは、筆舌に尽くしがたいほどに素晴らしく、長い年月をかけて形成された砂の大地を「パワースポット」と呼ぶ人がいるのも納得です。
「馬の背」と呼ばれる砂の丘に登り、目に飛び込むのは雄大な日本海。夕景の名所としても知られているので、天気のいい日は夕方に訪れるのもオススメ。
真っ赤な夕日、夏の夜の漁火、満点の星空、雪景色、どの季節のどの時間に訪れても、心に染み入るような風景を魅せてくれます。

「鳥取砂丘」を訪れたなら、「ラクダ乗り体験」は外せません。かわいくて、おとなしいラクダの背に乗れば、気分は一気にアラビアの旅。ラクダ上から望む鳥取砂丘は、また違った景色に映ります。

ほかにも、障害物のない砂丘で安心して楽しめるパラグライダーや、砂丘から海まで走り抜けるファットバイク、砂丘の傾斜を滑るサンドボード、朝・夕・新月・満月の夜に行うヨガなど、アクティビティが豊富。
また、砂丘にほど近い「砂丘会館」では、さっぱりとした甘みが人気の「梨ソフトクリーム」や、ラクダ型のクッキーが乗ったフォトジェニックな「砂丘サンデー」、二十世紀梨のストレート果汁入りの「梨汁サイダー」など、鳥取名産の梨をつかったオリジナルスイーツが充実。ぜひお試しを！

■鳥取砂丘
住所：鳥取市福部町湯山2164-971
TEL：0857-22-0021（山陰海岸国立公園鳥取砂丘ビジターセンター）
営業時間：終日開放／鳥取砂丘ビジターセンター開館時間は9:00～17:00
定休日：なし
料金：入場無料

■鳥取砂丘らくだや
住所：鳥取市福部町湯山2164-806
TEL：0857-23-1735
営業時間：3月～11月9:30～16:00、12月～2月10:00～16:00　※天候、ラクダの疲労度等により、営業時間の変更あり
定休日：なし
料金：ラクダのみの撮影1名100円（税込）、ラクダの横に並んで撮影1名100円（税込）、ラクダにまたがって撮影1名600円（税込）、ライド体験(1人乗り）1,500円（税込）

■砂丘にいちばん近いドライブイン 砂丘会館
住所：鳥取市福部町湯山2164
TEL：0857-22-6835
営業時間：8:30～17:00
定休日：なし

同じものは二度と観られない！儚くも美しい砂のアート「砂の美術館」

「砂で世界旅行」をコンセプトに、2006年のオープン以来毎年テーマを変えて砂像展示を行う「砂の美術館」。

砂像とは、砂の塊に彫刻を施したもの。糊などは一切使わず、水で固めただけの砂でつくられるため、制作時も展示中も常に崩れる可能性がある、繊細な彫刻です。

世界10か国から集まったトップクラスの砂像彫刻家による作品は来場者を魅了し、毎年テーマが変わるたびに通うファンも多いのだとか。会期が終われば、砂像はもとの砂に。永遠に残らないがゆえの美しさが砂像の魅力とはいえ、なんとも儚いアート。

夕刻の夜間照明に切り替えられた館内は、砂像の陰影が際立ち、まるで本当に異国を旅しているかのような臨場感。
ダイナミックな表現、繊細さ、迫力、すべてが感動的で美しく、見応えたっぷりの砂像は一見の価値あり。2020年は日本との交流100周年を迎える「チェコ＆スロバキア」をテーマに開催。中世ヨーロッパの街並みを再現した砂像をお楽しみあれ。
■鳥取砂丘 砂の美術館
住所：鳥取市福部町湯山2083-17
TEL：0857-20-2231
営業時間：平日・日曜9:00～18:00（最終入場17:30）、土曜9:00～20:00（最終入場19:30）
定休日：なし。但し、砂像制作期間は休館(1月上旬から4月中旬)
料金：一般600円

SNSに投稿したい！インパクトが凄すぎる「大榎庵（おおえのきあん）」のカレー

1世帯あたりのカレールー消費量が日本一の鳥取県（2016～2018年の総務省『家計調査』による）。県内全域にカレーの名店と呼ばれるお店がありますが、なかでも驚きのビジュアルで話題をさらったのが、ここ「大榎庵」。

一目見てわかるよう、ルーが信じられないほどにピンク色！でも、お味はちゃんとカレー。そしてスイートな見た目からは想像できない、スパイシーで本格的な美味しさです。
この不思議な色味は、ロシア料理のボルシチでも使われる「ビーツ」という西洋野菜によるもの。「大榎庵」では、鳥取県産の赤ビーツを用い、滑らかでスパイシーな「華貴婦人のピンク華麗」を開発。こちらが発売されるやいなや、瞬く間に口コミやSNSで広まり、鳥取を代表するグルメに昇格。
「華貴婦人のピンク華麗」はレトルトでも販売中。ほかにも同プロジェクトで開発されたピンク醤油や、ピンクわさびなど、どれもインパクトある関連フードがずらり。友だちへのお土産にいかがでしょう？

■大榎庵
住所：鳥取市大榎町3ｰ3
TEL：0857-30-4891
営業時間：11:00～20:00（ラストオーダー19:45）
定休日：なし

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県民も溺愛！鳥取発のコーヒーチェーン「すなば珈琲」

時は2014年。鳥取は日本で唯一スターバックスコーヒーのない県でした。そんな状況に平井伸治県知事が発した「スタバはないけど、すなば（砂場）がある」という名言は一世を風靡。その後生まれた、鳥取発のコーヒーチェーン「すなば珈琲」はTVでも頻繁に取り上げられたため、その名を知る人も多いのでは？

2015年には鳥取にもスタバがオープンしましたが、すなば珈琲は地元客から観光客にまで根強い人気。現在は県内に9店舗を展開しています。

実は鳥取県、一般家庭の1年間のコーヒー購入額がトップクラス（総務省の統計による）とされ、コーヒーには並々ならぬこだわりがある様子。
同店で提供される「砂焼きコーヒー」も、砂丘の砂でじっくり焙煎した豆を使用。酸味が少なく、スッキリとした味わいで、コーヒー通にも高評価。
訪れた際は軽食にも注目を。フルーツたっぷりのパンケーキ、ご当地名物を使ったホットサンドやサンドウィッチなど、気軽に鳥取名物が味わえるのはうれしい。 朝10時半までのモーニングも「リーズナブルで豪華！」と地元民にも人気です。

■すなば珈琲 “新”鳥取駅前店
住所：鳥取市栄町706番地
TEL：0857-27-4649
営業時間：8:00～19:30（火・木曜のみ8:00～17:00）
定休日：第2・第4水曜日

賞味期限10分？ふわとろパンケーキが絶品の「大江ノ郷自然牧場 ココガーデン」

鳥取駅から車で約30分。緑豊かな山間部に突如として現れるオシャレな建物。ここは養鶏農家が営む卵料理レストラン。

自然の中でストレスなく、平飼いで育った鶏たちが産む「天美卵」を使ったスイーツや料理が好評で、名物のパンケーキを求めて、週末はオープン前から長蛇の列ができるほど。
その日の温度や湿度で配合を微調整し、職人の手で焼かれるパンケーキは、なんと「賞味期限10分」。卵の風味が濃厚で、ふわふわとろとろとスフレのように軽く、口の中で溶けていく…。

ほかにも、1日限定30食の朝採れ卵かけごはんや、しっとり＆リッチな口当たりのバームクーヘンも絶品です。
旬の食材を使ったパンケーキが季節ごとに展開され、時期を変えて何度も訪れたくなるココガーデン。平日でも行列ができるほどの人気なので、公式サイトの予約フォームを利用するのがオススメです。
敷地の北側には、約300種が咲き誇るバラ園や、ナチュラルガーデンが併設されています。食後は四季折々の草花を愛でつつ、散策してみては？

■大江ノ郷自然牧場 ココガーデン
住所：八頭郡八頭町橋本 877
TEL：0570-077-505（電話受付時間9:00～19:00）
営業時間：10:00～18:00（カフェラストオーダー17:30）
定休日：なし

歴史あり、自然あり、グルメありと三拍子揃い、斬新かつユニークなアイデアで旅人を飽きさせることのない鳥取県。

今回紹介したスポット以外にも、泉質自慢の温泉や、妖怪のブロンズ像がずらりと並ぶ「水木しげるロード」など、秘めたる魅力がいっぱいです。ストレスを溜め込んだ週末は、鳥取旅でスッキリ解消してみては？（女子旅プレス／modelpress編集部）［PR］提供元：鳥取県

※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
※「ストレスオフ県ランキング」は全国の20～69歳の女性7万人を対象とした「ココロの体力測定」による。