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カナダ・ケベック州の経済の中心!モントリオールの歴史と食とフォトスポット巡り

カナダ・ケベック州の経済の中心!モントリオールの歴史と食とフォトスポット巡り

カナダ・ケベック州最大の都市モントリオール。カナダ全土で唯一フランス語を公用語に定めているため、行き交う人々の口からはフランス語が飛び出し、街角の看板や食事に立ち寄った飲食店にも、そこかしこにフランス語が。そんなヨーロッパのエッセンスが混じった国際色豊かな街での体験記をレポート。

カナダ・ケベック州の経済の中心!モントリオールの歴史と食とフォトスポット巡り(C)モデルプレス
カナダ・ケベック州の経済の中心!モントリオールの歴史と食とフォトスポット巡り(C)モデルプレス

時代を超越したモントリオールの魅力



17世紀にフランス人により開拓されたケベック州。モントリオールは、建物や街並みもヨーロッパを彷彿とさせる雰囲気ですが、個人的に面白いと思ったのが、近代的な建物と歴史ある建物が同じ街にあるので、歩いているとタイムスリップしたような不思議な気持ちになるところです。
(C)モデルプレス
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その理由の一つとして、モントリオールでは建物を壊すことをなるべく避ける文化があるそう。

取り壊さないでリノベーションするのが当たり前で、古い建物の方によりステータスを感じる人も多いそうです。新しいものを求めてしまう時代に、使い古された方が愛おしく感じられるのは、大切にしたい感性だなあと改めて惹かれるものがありました。

モントリオールといえばここ!カナダ一高い観覧車



モントリオールのオールドポートにある「La Grande Roue de Montreal」は、カナダで最も高い観覧車。今回は時間的に乗ることはできなかったのですが、オールドポート内まで行けば観覧車を背にしたフォトジェニックな写真を撮影する事が出来ます。
La Grande Roue de Montreal (C)モデルプレス
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ガイドさんに話を聞くと、日本よりも回転のスピードが早く、一周とは言わず、乗車時間で降りる制限をかけているそう。何回も景色を楽しむ事ができるのが素敵ですね。

アンティークショップの裏路地で撮影タイム



「Maison Pepin」というアンティークのインテリアショップの裏路地は、とっても可愛くておしゃれ!とっても絵になるフォトスポットとして有名で、ここでウエディングパーティも行われたりするそう。
Maison Pepi (C)モデルプレス
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店内には家具やアート、食器、雑貨などが並んでいて、モントリオールのライフスタイルグッズをここ一カ所でワンストップで探せる場所です。

ランチはヴィーガン対応のお店「LOV de la Montagne」にて



新鮮な野菜やスーパーフードを使用した、完全ヴィーガン対応のレストラン。お酒も有機農法を使って作られています。
LOV de la Montagne (C)モデルプレス
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“Why buy ready-made products when we can make everything ourselves?(全て自分で作ることが出来るのになぜ既製品を買うの?)”
LOV de la Montagne (C)モデルプレス
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お店に掲げられた問いかけには考えさせられる部分があり、エコロジカル・フットプリントを考えながら二酸化炭素排出量の制限をしているのはこのお店の強みだなと思いました。
LOV de la Montagne (C)モデルプレス
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お肉を使用していないのに、食感などとても工夫されていてどれも本当に美味しかったのでモントリオールに来たら是非立ち寄ってみて!

モントリオールの中心「モントリオール・ワールド・トレードセンター」へ!



モントリオール旧市街にある「モントリオール・ワールド・トレードセンター」は、中世からの建物をつなぎ合わせて都市再生させた場所で、ショップやレストラン以外にも約50社の企業がビジネス拠点を置く複合施設です。

内部には、モントリオール350周年記念にベルリンから寄付された“ベルリンの壁”の一部が。まさかカナダで貴重な歴史の一部を見られるとは思わなかったので驚き。
モントリオール・ワールド・トレードセンター (C)モデルプレス
モントリオール・ワールド・トレードセンター (C)モデルプレス
とある柱の片面は、自由を感じるカラフルな絵、裏側はほぼ何もないような隙間だらけの壁になっており、両側に描かれている絵の違いで当時の様子を改めて想像できました

ベルリンの壁から少し進んだ場所にある、“海の神様”ポセイドンの妻の銅像は、フランスのモンサンミッシェル動物園から運ばれてきたものだそう。木漏れ日が水に反射してキラキラと輝きを放ち、結婚シーズンになるとこの前で写真を撮る新郎新婦が多く見受けられるんだとか。

外に出ると見えてくるのはSquare-Victoria–OACI Station地下鉄の入り口が。開業した時にパリから記念に贈られたものだそうです。
モントリオール・ワールド・トレードセンター (C)モデルプレス
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Square-Victoria–OACI Station (C)モデルプレス
Square-Victoria–OACI Station (C)モデルプレス
モントリオールは、冬になると最低マイナス30度まで気温が下がる為、外気が入らないように駅は全て地下鉄にあります。地下鉄構内の、ステンドグラス、彫刻、壁画などを用いたアート展示をしているスペースがとてもお洒落で、天井が高く太陽光が間接的に地下空間に入るように設計されているので、改めて日本との違いを感じさせてくれます。

24時間いつでも食べられる、もちもちのベーグルを求めて



モントリオールのベーグルはニューヨークと並んで、北米のベーグルを代表する存在です。数あるお店の中から、今回は「St-Viateur Bagel (セント・ビアター・ベーグル)」をご紹介します!
St-Viateur Bage (C)モデルプレス
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St-Viateur Bage (C)モデルプレス
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こちらのお店、“買いに来る人がいるから店を開ける”というスタンスで365日24時間営業しているんです。朝方は学生さんが、昼間は地元住民や観光客、15時以降に学生がまたやってきて、23時以降に警察官や消防署員が買いに来る為、お客さんは絶えないとのこと。
St-Viateur Bage (C)モデルプレス
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St-Viateur Bage (C)モデルプレス
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私はプレーンをチョイスしましたが、カリッとしていて、でも中はもっちりしていて生地にほのかな甘みがありました。その秘密は生地に麦芽と卵が入っているから。ハチミツが入ったお湯で茹で上げた後、窯で焼き上げているので、少し甘くしっとり、もちもちした食感になるのだそう。

店内で小さなパッケージのクリームチーズなども売られているので、挟んで食べるのもいいですが、基本的にはそのものの味を楽しむことをおすすめします。

デザイン性に特化したホテル「William Gray」に滞在



今回の旅では、お洒落なブティックホテル「William Gray」に2日間滞在しました。2016年に完成したばかりなのでとても新しい上、立地が良く観光地からすぐお部屋に帰れるのも嬉しいポイント。
William Gray (C)モデルプレス
William Gray (C)モデルプレス
William Gray (C)モデルプレス
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屋上にはバーがあり、スパやプール、ジムなどが完備してあるほか、ラウンジでは落ち着いた空間になっている為、ビジネスや商談をしている人も多く見受けられました。
William Gray (C)モデルプレス
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William Gray (C)モデルプレス
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隣接されているカフェに入れば、外と繋がっているので賑やかな空間でコーヒーを楽しむ事も出来ます。同じ建物の中にいるはずなのに空間によって雰囲気がまるで違うので、その点も楽しみながら滞在できました。
William Gray (C)モデルプレス
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何よりお部屋がとても落ち着ける雰囲気だったのもお気に入りポイント。常備されていたエスプレッソマシンでコーヒーを入れながら撮影した写真の整理をしたり、観光地の情報をチェックしたりと、モントリオールでの素敵な思い出として、記憶に残るホテルになりました

人生を楽しむ大切さに気付かされるモントリオール



今回訪れたモントリオールを一言で表すと、知れば知るほど魅了される土地でした。

一番惹かれたのはモントリオールの人たちの価値観。一つ例を挙げるとすると、モントリオールでは秋に集中して工事をするのですが、その理由は、夏はコンストラクションホリデーで土木工事の労働者が一斉に休みを取るからだそう。
モントリオールの街角 (C)モデルプレス
モントリオールの街角 (C)モデルプレス
モントリオールの街角 (C)モデルプレス
モントリオールの街角 (C)モデルプレス
夏は暑いから休暇を取るし、服装も年齢も人種も気にしない。それよりも人生を楽しむことにフォーカスを常に当てていて「Joie de vivre(人生を楽しもう!)」というケベック州の言葉が飛び交う街でした。

成田空港から直行便の就航によりアクセスしやすくなった



また2018年6月から、東京(成田)~モントリオール間にエア・カナダの直行便が就航し、年間を通して行きやすくなりました。約12時間のフライトですがとても快適なフライトだったので、その理由もここでちらっとご紹介。
エア・カナダ (C)モデルプレス
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エア・カナダ (C)モデルプレス
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機体がボーイング787型だったのですが、他の機体と違うところが「肌が乾燥しない」という点です。上空でどうしても気になる「肌や唇がカサカサになる、乾燥する」といった事がほとんど感じられませんでした。

他の機体と何が違うのか調べてみたところ、客室の天井が高い、室内光がLED、窓が電子カーテンになっている点、そして加湿器がキャビンに搭載されているので湿度と気圧の設定によって快適度が全く違うのだと実感しました。女性にも優しいフライトになっています。

生きていく上で大切な事を教えてくれたモントリオール。人生の節目でまた訪れたくなるような、心に残る素敵な旅先ですよ。(女子旅プレス/modelpress編集部)

※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。

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